ネタありゲームあり!観客も巻き込んで大盛り上がりの1日トータルテンボスin沖縄LIVE「グミ」開催
2月4日(土)、よしもと沖縄花月にて「1日トータルテンボスin沖縄LIVE『グミ』」が開催されました。今回のライブは、「グミ」「チョコレート」「パイン」と3公演連続で行われるもの。初回の「グミ」の公演には、女性客を中心とした沢山のお客さんで賑わっていました。
トータルテンボスの2人は沢山の観客を前に「こんなに入ってくれて嬉しい。ありがとうございます」と感激している様子。「みなさん沖縄の人?」「県外から来ている人?」などいくつかの質問をしながら、会場のお客さんとの掛け合いを楽しみ、場が温まったところで本日一緒に会場を盛り上げてくれる若手芸人、インディアンス、ダイタク、田畑藤本、ジェラードンを紹介。それぞれのネタ披露がスタートします。
トップバッターはインディアンス。沢山の観客を前に嬉しそうな様子を見せます。29歳だという木村は「そろそろ結婚したい」と話し、理想の結婚生活を描いた漫才を披露。子供ができたという嬉しい知らせから出産、育児と様々なシーンを再現しますが、田渕のハイテンポなボケで幸せな結婚生活があらぬ方向へ走っていき会場を笑いで包みました。
続いては双子の兄弟コンビ、ダイタク。一卵性の双子で身長も同じで顔もそっくりな2人は、会場の皆さんが覚えやすいよう調味料の「さしすせそ」に倣って一卵性双子の特徴を紹介することに。兄の吉本大が考えてきたという一卵性双子"さしすせそ"を発表しますが、全く関係ない情報が入ったものや論文のような小難しいものなど極端な"さしすせそ"が飛び出し、弟の吉本拓から鋭いツッコミが入り会場を沸かせます。
3組目は田畑藤本が登場。東京大学卒業の藤本は一つだけ後悔していることがあるらしく「勉強ばかりで車の免許が取れなかった」と告白。田畑は「僕は逆」と前置きし、「内部進学で高校から大学まで立命館で、その時に免許は取ったけれど、この時ちゃんと勉強していたら東大入れたんじゃないかなって後悔している」と話します。それを聞いた藤本は「え?東大と立命館の差が免許で埋められると思っているの?」と驚愕した様子。東大に入る難しさを力説する藤本と、車の免許の取得の難しさを主張する田畑の言い合いはどんどんヒートアップし、しまいには藤本の最低発言まで飛び出し会場を爆笑で包みました。
4組目のジェラードンは海野が街中で、西本とかみちぃ扮する外国人観光客のカップルに写真撮影をお願いされるコント。流暢な外国語を話すハイテンションなカップルですが、写真の写りが悪かったことをきっかけに喧嘩を始めてしまいます。先の読めないドタバタ劇を繰り広げるなか、ラストは予期せぬ展開を見せ会場から大きな笑いを起こしました。
ラストは、トータルテンボスによる漫才。2人の出会いは小学生の時らしく、出会った頃の懐かしい数々のエピソードが飛び出します。藤田は初めて会った時ヒゲが生えていたとボケた大村に「ヒゲ生えてなくね!?」と急に怒り出す藤田。「タイミングどうした?」と冷静なツッコミの大村に会場からも笑いが起きます。動物園の飼育員をやってみたいと話す大村の一言から動物園の飼育員を演じることに。多彩なボケがちりばめられたネタでしたが、最後にしっかりとまとめたオチに会場は大きな拍手と爆笑に包まれました。
全てのネタ披露が終わると再びステージには、全組の芸人が登場しゲームコーナー「ダンスマスター」がスタート。1人のダンスマスターが決めた振付に沿ってみんなで同じダンスを踊り、あらかじめ決めておいた1人の回答者がダンスマスターは誰なのか当てるというもの。3曲目までに当てると豪華賞品が貰えるというだけあって、スタートからやる気満々の芸人たち。
回答者を決めるため、改めてステージを見渡す一同は、ジェラードンの西本の服装に「え?私服?」とざわつきます。「衣装です」と返す西本ですが、「後ろの人は裸かと思ってるよ」という大村の一声にどっと笑いが。「今日そんな暑くないでしょう。沖縄何度?」という藤田の質問に、立派な角刈りを主張して「90度」と返した西本に笑いが響きます。
改めて、回答者はダイタクの拓、ダンスマスターはジェラードンのかみちぃが選ばれ、早速ゲームがスタート。音楽に合わせて輪になって踊るメンバーを見て「わかった!藤田さん!」と自信満々に答える拓に、すかさず「正解!」と返した藤田。一同から「違うだろ!」と総ツッコミが入り「なんで嘘つくの?」と責められる場面も。
2曲目では、拓も一緒になって輪の中に入り踊ってみますが中々当てられません。3曲目はアップテンポなダンスナンバーが流れ、ついキレキレの振付になってしまったかみちぃに会場も大爆笑で1周目が終了。せっかくなので会場のお客さんから出たい人を募集し、前列に座っていた男性の方を舞台に迎え入れ2周目がスタート。回答者は藤田、ダンスマスターにはジェラードンの西本が選ばれました。音楽が流れると、中央でキレキレのダンスを披露したバレバレな西本。「超つまんねぇんだけど」と言いながら見事1発で当てた藤田には景品が送られました。
エンディングトークでは、インディアンスの田渕が「続く、チョコレートとパインも全く同じ内容です」とボケたり、藤田が「次の公演にも来てくれる?」とお客さんに問いかけたりと自由な雰囲気で最後まで笑いに包まれたまま、1日トータルテンボスin沖縄LIVE「グミ」は幕を降ろしました。
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