よしもとニュースセンター

2月5日(日)、愛知・大口中学校 体育館にてよしもと×ウィル大口スポーツクラブ×名古屋オーシャンズ『みんなで楽しむ運動会』が開催されました。これはウィル大口スポーツクラブの15周年記念イベントとして行われ、小学校3年生～6年生までの子ども120名が参加。『ブロック玉入れ』や『ミッション綱引き』など、子どもたちが思わず熱中してしまう競技が行われました。今回はお笑い芸人の藤崎マーケット、大西ライオン、span!、トラッシュスターが参加。さらに朋美スマイルで大人気となった元スピートスケーターの岡崎朋美、アトランタオリンピックに出場した元体操選手の田中光、名古屋のフットサルチーム・名古屋オーシャンズの瀧澤選手、大石選手、北野選手、熊谷選手も運動会を盛り上げました（以下、敬称略）。

MCの藤崎マーケットが体育館に登場すると、軽妙なトークで会場の空気を掴みます。続いてアスリートと芸人の皆さんが次々に姿を現すと、子どもたちのテンションも急上昇。怪我をせずに1日楽しく過ごせるよう、まずは田中がお手本となって準備体操をします。普通の準備体操と思いきやY字バランスをしてから『シェー』や『命』のポーズをするなど、ユーモア溢れる体操で子どもたちとの距離を縮めていました。さらに田中のアクロバットが飛び出したり、大西ライオンのネタである「心配ないさー！」を本人より先に言ったりするなど、思わず芸人が突っ込まずにはいられない展開に子どもたちは大爆笑です。

岡崎、田中、span!、大西ライオンをリーダーとした4チームに分かれると、チームの結束力を高めるためにハンカチ落としが行われました。大西ライオンは子ども達から人気なのか10回以上ハンカチを落とされ、息をきらしながらも楽しそうに走っていました。

ここからはチーム対抗で様々な競技を行い、順位に応じたポイントを獲得して優勝を目指します。今回は順位のポイントに加えて、応援を頑張ったチームに与えられる応援ポイントもあることが伝えられると、さらにチームの団結力が高まります。最初の競技は総勢20人でしっぽを取り合う『しっぽとり大合戦』です。足の速い男子が有利かと思いきや、しなやかな身のこなしでしっぽをとる女の子も大活躍。その中でも一際目立ったのは、俊足であるオーシャンズの選手たち。選手同士でしっぽを取り合う様子は迫力満点でした。

チームワークが試された『デカパンリレー』の後には、一風変わった綱引きの『ミッション綱引き』が行われました。初めに綱を持てるのは10名のみで、他のメンバーはお題をクリアしたら綱引きに参加できるというもの。スキップや４足歩行でトラックを半周、Y字バランスを5秒など、様々なミッションをクリアして参加する綱引きは大盛り上がり。特に決勝戦の大西ライオンチームとspan!チームは白熱の接戦となり、わずかの差でspan!チームが1位となりました。

ドキドキの中間順位が藤崎マーケットから発表されると、なんと1位は応援ポイントを獲得した大西ライオンチームでした。続いて岡崎チーム、span!チームと続いて、最下位は田中チームでした。この結果に田中は「最初負けておいて、最後に勝つスタイルです」とコメントして会場を沸かせました。

運動会午後の部はお題に合う人を客席から見つけてくる『借り人競争』からスタートすると、続いて相手チームの一人がジャイアントハンドをもって玉入れを妨害してくる『ブロック玉入れ』が開催されました。オーシャンズの瀧澤選手は「さっきは負けてしまったけど、負けず嫌いが多いチームなので一丸となって頑張ります」と気合い充分のコメント。子どもも大人も夢中になって玉入れをする姿をみて、応援するメンバーも熱が入ります。大きな体格を活かしたspan! 水本のディフェンスによって、span!チームが1位になりました。

6競技目にして初めて1位となった田中チームが喜びを爆発させた『熱血ドッチビー』から、ついに最後の競技『友情リレー』へ。各チームから小学生20人とリーダー、名古屋オーシャンズのメンバーが参加するガチンコリレーです。序盤は岡崎チームが見事なバトンリレーで独走し、一時は最下位のチームと一周差がつくほどに。しかし後半になると田中チームのオーシャンズの選手や俊足の子どもたちの追い上げによって、あれよあれよという間に岡崎チームとの差を縮めていきます。そしてアンカーのチームリーダー対決になると、持ち前の俊敏さで田中が追い抜いてゴール！ なんとも劇的な大逆転で田中チームが2連続で1位を獲得しました。

全種目を終えると、残すは閉会式での結果発表です。今日1日の楽しかった思い出を振り返りながら、ついに順位が発表されます。最後に巻き返したをした田中チームは惜しくも最下位、3位は大西ライオンチーム。そして見事、優勝したのは全競技で安定の成績を残したspan!チームでした。2位の岡崎チームとの差は、なんと100ポイント。皆が本気で楽しんだからこその結果に、会場は拍手に包まれました。こうしてお笑い芸人、アスリートと子どもたちによる楽しい運動会は、仲良く記念撮影をして幕を閉じました。