サンウルブズ&日本代表の一流ラグビー選手が『ラグビー新喜劇』でギャグに挑戦!
1月31日(火)、なんばグランド花月で『ラグビー新喜劇』が開催されました! おなじみとなりつつある『ラグビー新喜劇』、今回は新喜劇座長の川畑泰史をはじめとするラグビー芸人はもちろん、ラグビー新喜劇にレギュラー出演しているラグビージャーナリストの村上晃一さんが登場。選手は、日本代表から谷田部洸太郎選手(パナソニック)、ラグビーの国際大会「スーパーラグビー」において2016年から参加している日本チーム「サンウルブズ」の田中史朗選手(パナソニック)、浅原拓真選手、田村煕選手(以上東芝)、伊藤平一郎選手(ヤマハ)、松橋周平選手(リコー)、具智元選手(4月よりホンダ)、さらに父がラグビー選手でラグビー中継のテーマソング「Go Forward」を歌うシンガー・田中美里さんが出演するとあり、劇場には多くのラグビーファンの皆さんが詰めかけました。
前半はおたのしみの「ラグビー新喜劇『今年も春からサンウルブスが吠えまくるウォ〜ン!』。舞台は烏川が主人を務めるうかわ旅館。ここに、合宿所に向かう途中にバスが故障してしまったサンウルブズのメンバーがうかわ旅館へやって来ることからストーリーが動き始めます。
浅原選手、伊藤選手、具選手の登場に、お客さんは大盛り上がり! 烏川の口笛に吹き飛ばされたり、「ええかげん口笛から離れなさい!」と叫ぶ烏川から逃げていったりと、おなじみのギャグにしっかりノってくれる3人。さらに旅館の常連客で登場したレイザーラモン・HGと「セイセイセイセイ!」をコラボするサービスも。客席は序盤から沸きに沸きました。
そこに、川畑泰史率いる偽ラグビーJAPANのメンバーが。諸見里が「シュポシュポシュポポ」と滑舌の悪いヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ、レイザーラモン・RG扮するリーチ・マイケル、さらに山田花子の天才バカボンにしか見えない田中史朗選手が勢ぞろい。
RGによる「ラグビーあるある」では、松浦による演奏で「翼の折れたエンジェル」に合わせて「菅平で合宿しがち〜♪」と披露。これをきっかけに、「ヘッドコーチ、スーツ着がち」など、ラグビーあるある合戦が繰り広げられる一幕も。
話は戻り、怪しすぎる偽ラグビーJAPAN、実は旅館嵐の泥棒一味だったのです。偽ラグビーJAPANは烏川から「サンウルブズの方々が来ている」と聞くや、そわそわと「我々がいることは内緒にしておいてください」と慌て始めます。
シンガーの田中美里さんも、母親役のアキと宿泊客として新喜劇に登場。松浦のギターに合わせてテーマソング「Go Forward」を歌おうとしますが、アキに「プライベートやから!」と遮られ...。
続いて、サンウルブズのマネージャー、こいでが松橋周平選手と田村煕選手を引き連れて旅館へ。こいで、松橋選手、田村選手が腹踊りを見せるシーンでは、お客さんたちは大爆笑!
吉田による乳首ドリルのくだりでは、日頃から乳首ドリルを練習しているという谷田部選手が乳首ドリルされる側に挑戦! ラガーマンバージョンで乳首ドリルを披露し、大いに湧かせていました。
続いて、田中史朗選手が登場! 声はすれど小さすぎて、田中選手が見えない出演者たち。すると田中選手、「見下げて〜ごらん〜」と池乃めだかのギャグで全員を驚かせ、劇場は再び爆笑の渦に。
ここで、すごいメンバーが勢ぞろいしたということで「ラグビー・トークコーナー」がスタート! 烏川と田中さんがMCを務める中、ラグビージャーナリストの村上晃一さんが解説、新喜劇からタックルながい、松浦真也、芸人ゲストにシャンプーハット・こいで、スリムクラブ真栄田、そしてサンウルブズ&日本代表の7人のラガーマンたちとのスペシャルトークが始まりました。
改めて全員の自己紹介をしたあとは、ラグビーファンにはたまらないココだけの話が。烏川が先日終わったばかりの日本選手権の話題に触れました。田中選手、谷田部選手擁するパナソニックは、サントリーに負けて惜しくも準優勝。田中選手は接戦を振り返り、「お互いいいディフェンスだった」としながらも、試合中に感じたフラストレーションを明かす一幕も...。谷田部選手も「もう少しトライが取れたんですが、サントリーさんがすごくてなかなか取れなかった」と悔しさを語りました。続いて真栄田は、スーパーラグビーの初シーズンについて質問。「1勝しましたが、今年はいけそうですか?」との問いに、浅原選手は「去年は初めてで何もわからないままやっていましたが、わかったところもあるので今年こそ」とのこと。また、「海外ではスクラムの組み方が違って勉強になりました。日本のスクラムは低さやスキルが重要視されますが、海外はとにかくデカくてガバッと雑にくる。それをうまくやっていきたい」とも。
普段からラグビーを観戦しているという田中さんからの「大きい会場で行われる試合も、各チームが持っているグラウンドで目の前で繰り広げられる試合も見に行くんですが、お客さんの距離が違い試合と、大勢の中でやる試合とでは気持ちの高揚の違いはありますか?」との質問に「試合はやはり大きな会場」との回答が。とくにスーパーラグビーのウェールズ戦では7万人もの大観衆の中でプレーしたそうで、「興奮したけど、観客の歓声が大きすぎてチーム間でコミュニケーションが取りづらかった」のだとか。これには芸人メンバーも「おぉ〜!」と大興奮した様子でした。そのほか、選手同士がお互いのプレーの魅力を発表し合うなど、ここでしか聞けないとっておきの話が繰り広げられ、ラグビーファンのお客さんたちは興味津々で耳を傾けていました。
続いては、お待ちかねの「体験! 世界のサンウルブズ!」。この日、ラグビー新喜劇を観劇に来た子どもたちに、世界レベルの選手たちのすごいプレーを体験してもらおうというもの。今回体験できるのはラインアウトということで、客席の子どもたちは元気いっぱいにアピール! 3人の男の子たちがステージに上がり、選手らによるラインアウトを初体験!「ばり高かった!」と興奮冷めやらぬ様子で感想を述べていました。
「トークコーナー」終わりで、翌日2月1日から東京でチーム合宿が始まるサンウルブズのメンバーは、最終の新幹線で東京に向かうので、ここでお別れ。新喜劇の後半で、偽ラグビーJAPANが宿荒らしの泥棒一味であることがバレて、お縄となって一件落着。
新喜劇のラストに田中美里さんが「Go Forward」を熱唱。お客さん、出演者全員が手拍子で盛り上がりました。
そして、エンディングには「プレゼントコーナー」も! 選手たちのサイン入りボールの大抽選会が行われました。最後に川畑は「あと2年後にはラグビーW杯が開催されます。W杯を盛り上げるためにもラグビー新喜劇をやっていきましょう!」と宣言。田中さんも「私は父の影響でラグビーが大好きになったんですが、そのラグビーで選手の皆さんにお会いできたり、新喜劇に出演できてよかったです!」と笑顔で語りました。
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