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2017年2月24日 (金)

トークライブのゲスト出演を記念して、相席スタート×真城ひなさんをインタビュー! ケイ「下品じゃない表現に共感してます」

3月10日(金)、東京・ヨシモト∞ホールにて開催される相席スタートによるトークライブ『相席ナイトクラブ』初のゲストとして、漫画家・真城ひなさんの出演が決定しました!

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(向かって左:真城ひなさん/中央:相席スタート・山添寛/相席スタート・山﨑ケイ)

相席スタートは、真城さん著『まいちゃうわマチコさん!』初の紙版単行本(集英社刊/2月24日発売)の帯コメントに登場。さらに、集英社のサイト(http://cookie.shueisha.co.jp/machiko/)では、マチコさんさながらのOL服をまとった山﨑ケイとスーツ姿の山添がコミカルなやりとりを写真、動画で披露しています。

上記の撮影でシンパシーを感じた真城さんに、相席スタートがゲスト出演をお願いしたことにより、このたび実現。このゲスト出演を記念して開かれた相席スタートと真城さんによるお茶会(?)ではスイーツを食べながら、かなり過激な恋愛トークが繰り広げられました。

真城さんは、今回がなんと初顔出し。バレンタインが終わったばかりの2月某日ということもあり、手づくりクッキーの差し入れをプレゼントされた相席スタート。食用インクで描かれたマチコさんやキノコに、「すごい!」と大カンゲキです。
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 *  *  *  *  *  *

――お三方は、2月24日(金)に発売された紙版『まいっちゃうわマチコさん!』関連の撮影で一度お会いしてるんですよね。

山添:そうです。作品を読ませていただいて、ケイさんにピッタリだったというか。いいマッチングを考えていただけたなという気持ちでありがたかったです。
ケイ:そうそう。作品は......ご本人の前で言うのもなんですけど、超くだらないじゃないですか。
真城:はははは!
ケイ:下ネタだけど、下品じゃないところに勝手に共感していて、お会いする前はどんな人が描いているのかなと思ってたんです。もしかしたら男の人なんじゃないか。女の人だとしても偏屈っぽいというか(笑)、そんなイメージを持ってたんですけど、すごくかわいらしい人がいらしたんでビックリしました。
山添:まぁ、見た目だけかもしれないですよ。話を伺ってたら、だいぶ怪しさがありましたもん。
真城:うふふ。相席さんはテレビでよく拝見していて『Mー1グランプリ2016』も観ていたんですけど、まさか帯を引き受けてくださると思ってなくて。相席さんのネタは上品な下ネタっていうか、オブラートに包んだ感じでエッチなことを言ってる。ケイさんも言ってくれてましたけど、私も信条としているところだったので通じるもんがあるなと感じました。

――帯の撮影は、どんな感じで盛り上がったんですか。

山添:撮影時のケータリングって普通、お菓子、お茶、お水とかを用意していただくことが多いんです。けど、今回は"バナナ"とか"キノコ"とか全部、下ネタに引っかけたものばっかりで。
ケイ:"おしゃぶり昆布"とか"ちんすこう"とかね。
真城:ちんすこうは"ミルクがけ"だったんですよぉ。
山添:ふわぁ〜! さらに1つ深みがあった。
ケイ:(笑)全部、何かに引っかかってるから、どう引っかかってるかをみんなで考えたりして。たとえば、「梅はなんだろうね?」「わかった、カリカリ梅だ!」とか、そんな楽しい現場でした。その時、「伝えるためのニュアンスを考えるのって大変じゃないですか?」って聞いたら、真城先生が「穴はひととおり考えました」とおっしゃっていて。
真城:ニュアンス的に感じ取ってほしい穴と棒――ドーナツとかマンホールとか――は大体出尽くしちゃったんで、探しつづけてるんですよ(笑)。
ケイ:で、「私、チンゲンサイは使いたくなかったんです。でも、ほかに出て来なくて使っちゃいました」っていう謎の悩みも聞きました。私の中で"これは下品だけど、これはオッケー"っていう境界線みたいなものがなんとなくあるんですけど、真城先生も持っていらっしゃるとは。
山添:ストレートに言うのがはばかれるっていう、女性ならではの気持ちですよね。
ケイ:そうそう。読んでいる側としては"ちんすこうもチンゲンサイも一緒じゃん"と思っちゃうかもしれないですけどね。
真城:女性が読んで、下品に思われないことを大事にしていて。チンゲンサイはちょっと......ナイチンゲールならまだいいですけど。
山添:その差がわからない!(笑)
ケイ:最初から隠されてないっていうのが引っかかる、ってこと。
山添:なるほど!
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――(笑)共鳴する部分があったんですね。

ケイ:はい。お互い悩んでいることを、ライブで話したいなと思いました。
山添:先生は掘ったらいろんなエピソードが出て来そうなんで、今回『相席ナイトクラブ』初のゲストとして出演していただきたいなと思って、声をかけさせてもらったんです。見た目とのギャップもありますよね? あの作品を描きそうにないビジュアルやから、余計に面白いっていうか。
真城:あ、本当ですか。ありがとうございます!
ケイ:元々、『りぼん』で描かれてたんですよね?
山添:『りぼん』は何歳から何歳くらいまでが読むものなんですか?

――小中学生の女の子ですかね。まだ恋を知らないような、夢見る女の子が読むマンガ雑誌という印象はあります。

山添:ほぇ~!(笑)えらい世代を飛び越えはりましたねぇ。
真城:デビュー作は『天使サマにお願いっ!』ですから。
ケイ:ふふっ、そういうところも面白いですよね。私たちの場合は、こんな芸風になるつもりじゃなかったというか。気が付いたらこうなってたんですよ。
山添:トンネルを抜けたらそこは......的なね?
ケイ:そうそう。私に関しては"ちょうどいいブス"って言われるようになって、確実に変わりました。"ちょうどいいブスっていうのが、私の外見の個性なんだ"と思って、"ちょうどいいブス"が"酔ったらイケる"っていう意味だと知ってから、"イケる"っていうことについていろいろと考えるうちに辿り着いた感じなんです。真城先生は『天使サマにお願いっ!』から、どうやって『まいっちゃうわマチコさん!』に辿り着いたんですか?
真城:基本的な自分自身のベクトルみたいなものは、最初から変わってないんですけど......。デビュー当時は"あこがれの『りぼん』で描くんだ!"っていう意気込みと"『りぼん』の枠を外れたくない"っていう思いが強かったんです。けど、歳を重ねるごとに理想と自分の描くものが乖離していって。『まいっちゃうわマチコさん!』の1つ前の作品は、中学生の女の子とハムスターが戯れる作品で、段々とムリが......。私生活では男の人に騙されたり、二股されたりしてる私が、こういうマンガを描いていられないと思ったんです。だから、自分に素直になったってことなんですかね。
山添:なるほど。マンガと先生自身が擦り合わされたんですね。今は楽になりました?
真城:昔に比べると楽です。今は描いている週に、男の人から言われたムカつく話をマンガに盛り込んだりしてます(笑)。
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――マンガに実体験や周囲の体験を活かすことは多いですか?

真城:そうですね。先週、お1人さまオッケーの婚活居酒屋に行ったんです。
ケイ:え、1人で!? すごっ!
真城:男性3人に対して女性7人くらいの混み具合で、男の人とは話さなかったんですけど、女の子と仲よくなっていろんな話を聞かせてもらって。で、「今度、合コンしましょう」って意気投合しました。あと、積極的にナンパをされに行くこともあります。ピッチピチの服を着て。
ケイ:されます? 実際。
真城:そういう服のせいか、割と。以前、危ない目にも遭ったんですよ。新宿でナンパされて(以下、刺激的なので割愛)......勉強になりました。
ケイ:えぇ~~! ははははは!
山添:ふははは! すごい! けど、男性として意見をさせてもらうなら、先生が悪いと思います。
ケイ:悪くはないと思うけど、確実にウソつかれてるのわかるのに、そんな男性に付いていっちゃうのはちょっと......ですよね。
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――真城先生って、めちゃくちゃモテそうですけどね。手づくりクッキーのプレゼントなんて、すごく女性らしいですし、服装もかわいらしい。アクセサリーも細やかに付けていて、ネイルもキレイ。女性としてサボってない感じするじゃないですか。

ケイ:そうそう。外見だけ観れば、いちばんモテそうなタイプ。胸も観て不自然じゃないくらいの感じっていうか。ちゃんとインして胸の大きさをわかるようにしてるのもいいじゃないですか。
山添:なんでケイさん、男目線で話してんの?
ケイ:(笑)派手じゃなくてイケそうな感じがあるでしょ。良く笑うし、下ネタもイケるけど下品じゃない。これでモテないのは、何か中身に問題ありますよ。
真城:男性から「癒し系だと思って付き合ってみたけど、全然癒されなかった」とは、よく言われます。
山添:わかる! 喋ってすぐ、けっこう過激な感じがしましたもん。
ケイ:どういう人がお好きなんですか。この前お話しした時、顔はディーン・フジオカさんが好きだって言ってましたよね。超イケメンですけど、タイプっていう訳ではないんですよね?
真城:ただただカッコいいなと思うだけです。ああいう人が目の前にいても、なんにもできない。息の吸い方も忘れちゃいそうなんで、もう少し庶民派の男性がいいんですけど......。好きなタイプ......正直、誰でもいいんですよ。ちょっと優しくされると、すぐ好きになっちゃう。
山添:あの......先生、それ絶対言うたらあかんヤツです。その返し、コンパでは絶対に使わないでください!

――ケイさんから、オブラートに包む言い方を教えてもらうといいんじゃないですか?

山添:それ、いいかもですね。ケイさん、「誰でもいいんです」ってどう言い換えればいいですか?
ケイ:「タイプは......特にないんです。でも、すぐ好きになっちゃうんですよねぇ」とかかな。「好きって言われたら好きになっちゃうんですよね、どんな人でも......」とか囁くのもいいかも。
山添:これ、男性はキュンと来る! こういう言い方にしたら、モテ度が変わると思いますよ。......トークライブでこのコーナーやってもいいかもしれないですね。
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――来場する女性も男性も勉強になりそうです。かなり盛り上がってますが、この続きはトークライブでぜひ!

山添:そうですね。当日は、真城先生とケイ先生によるトークを楽しみにしていただければ!
ケイ:こだわりの共通点、女性としてどうかなって思う部分など、いろいろと話したいですね。私に共感する人、真城先生に共感する人、どちらにも共感しない人......それぞれ感じるものがあるはず。ぜひ多くの人に観に来てほしいです。
真城:トークライブでは、女性としてのテクニックを伝授していただきたいですし、私のいろんな暴露話も聞いていただければ。女性にも男性にも共感してもらえるようなお話がたくさんできればいいですね。


●書籍情報
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単行本『まいっちゃうわマチコさん!』
著者:真城ひな
価格:700円(税抜)
集英社刊
※本作連載は「マーガレットchannel」(http://margaretbookstore.com/ext/ch/comic30/index.html)にて配信中!



【相席スタート】

『相席ナイトクラブ』

日時:3月10日(金)開場21時15分/開演21時30分
ゲスト:真城ひな
会場:ヨシモト∞ホール
チケット:前売1200円/当日1500円

チケットよしもと(http://yoshimoto.funity.jp)にて発売中!!