ちびまる子ちゃんスクラッチで大盛り上がり! しずる・さらばの幕張でやるべきライブ
2月13日(月)、よしもと幕張イオンモール劇場にて、しずるとさらば青春の光のライブ「しずる・さらばの幕張でやるべきライブ」が開催され、ゲストにバイク川崎バイク、ラブレターズが出演しました。
2016年9月から月イチペースで開催されている「しずる・さらばの幕張でやるべきライブ」では、それぞれのネタのほか、ここでしか見られないコーナー企画なども。まずはいきなり全員登場してのフリートークからスタートです。
BKBがいつものBKBギャグを披露すると、みんな一斉に「懐かしい~!」と言い出し、BKBつぶし(?)を始めたため、「"懐かしい"とか感想おかしいでしょ!」と必死に抵抗するBKB。そこから話題は先日行われたというR-1ぐらんぷり準々決勝の話に。
BKBが毎回当日にネタを考えていたことをルシファー吉岡さんに怒られた話や、さらばの森田さんにコントのオペレーション(コントの最中にチャイムを鳴らす係)を頼んだものの、本番までの1時間の間に、森田さんに「まぁ、ホンマに鳴らすかはわかりませんけどね」と10回ぐらい言われた話を披露し、「1回や2回ならいいけど、10回は多いやろ!」とグチった上、「最後は『もう、ちゃんと鳴らせや!』ってなったわ」と我慢の限界を超えたことを告白し、笑わせていました。
また、森田さんがBKBのコントを録画していたら、その後相方の東口さんが出てきたことについて「『おっ! メインディッシュ出てきた!』ってなって(笑)」と嬉しそうに話すと、東口さんは3回戦落ちしたことが恥ずかしかったのか「なんで言うねん!」と森田さんをしばきます。しかし森田さんは気にせず「いつも通り甘噛みして、いつも通りスベってました(笑)」と嬉しそうに報告していました。
来週準決勝が行われると聞いた森田さんがさらっと「時間あったら行くわ」と言ったため、みんなから一斉に「なんで行くねん!」とツッコまれる一幕も。
フリートークの後は、それぞれのネタが披露されます。
まずはしずるから。この日、2人ともボーダーを着ていたしずるですが、わざとではなかったようで「なにも打ち合わせてなかったんで、まさかのボーダーかぶりで......(笑)」と、恥ずかしそうに村上が告白。池田も「さっき袖で『え!? おまえボーダー!?』って」と驚いたと話します。そのままの流れで村上が「それでは聞いてください......『漫才』」と言ったため、池田が「なにそれ!? その、ミュージシャンの曲紹介みたいな言い方」とツッコんでいました。
ラブレターズは、地方のオシャレショップ店員と、そのお店の常連だったけど、卒業して東京に行くことになった高校生のコントを披露。オシャレショップ店員に扮した塚本さんの衣装がオシャレすぎ(笑)て、昔はショップ店員を尊敬していたはずの高校生が今ではどんどん引き気味になっていったであろう様子が手に取るようにわかるコントにお客さんも大爆笑! 最後はなぜかDJバトルのようになって終了する、シュールなコントとなりました。
続いてはBKBがコントを披露。刺激を求めるタクシー運転手が、タクシーに乗り込んだ刑事に「あの車を追ってくれ!」と言われるという刺激的なシチュエーションに遭遇し、大興奮で運転をスタートさせますが......。その後何度も訪れる絶好の刺激的なシチュエーションをことごとく活かしきれない残念なタクシー運転手を熱演するBKBに笑いが起こります。
最後は「さらば青春の光」のコント。SMクラブに来た老人が、SM嬢に「うちの息子が今日来てたんやけど、息子に何を言ったんですか?」と聞き、SM嬢を困惑させます。そのうちどんどん責められ始め、「なにこのパターン!」「こんなこと初めてですけど~!?」とさらに困惑しまくるSM嬢にお客さんは大爆笑! 完全な言いがかりなのですが、老人の気持ちもわからなくもなく......といった、面白いだけでなく、不思議な後味の残るコントでした。
その後のコーナーで改めて全員出てきたのですが、なぜかラブレターズの2人だけコントの衣装のまま登場したため、他のみんなから「なんで着替えてへんねん!」とツッコまれます。すると溜口さんが「時間がなくて......」と言ったのですが、かなりの食い気味で池田に「いや、あったでしょ!」とツッコまれていました(笑)。確かに絶対に時間はあったはずなのに、おもしろ衣装のままのラブレターズに嫉妬したBKBは「着替えたオレ、恥ずい...みたいになってるやん!」とジェラシーをあらわにしますが、森田さんは「溜口の上のやつ(衣装)、オレ欲しい」と全然別の意味でのジェラシー(?)ぶりを発揮し、爆笑を誘います。
今回のコーナーはしずるの企画で、「ちびまる子ちゃんスクラッチ」を1万円分(50枚)買ってきて、1等(100万円)から5等(200円)までのリーチになっているカードをA~Gの7種類に分け、ドラフト方式でそれぞれが希望のリーチのカードをもらい、誰が一番高額当選するかを競う、というもの。
3枚の絵柄が揃えば当選で、1~5等でそれぞれの絵柄が違うため、あらかじめ最初の2枚の絵柄は削ってあり、リーチのもののみそれぞれに分けられるのですが、1枚のくじに3セットのくじが入っているため、中には複数リーチがあるカードもあったりと、なかなかややこしいことになっています。
Aはトリプルリーチ、Bは1等がらみのダブルリーチ......と、Aから順に高額当選の可能性があり、Gは4等・5等リーチと当選金額は低いのですが、当たる可能性は高いなど、どれを選ぶのがいいのかはなかなか悩ましいものがあります。さらに、ドラフト形式で全員が一斉に希望の番号を言うため、Aは競争率が高くなり、BやCなどは、Aに希望が集中した場合、誰とも競争せずに手に入れられると言う利点もあるため、みんなかなり悩んでいるようす。
BKBが「100万当たったら、お客さんにあげようよ」と言うと、森田さんは「絶対イヤ。ちょーど100万、借金あるし」とピシャリ。森田さんは、東口さんにも「おまえ、100万当たったら会社に渡せよ」と社長の顔を見せます。
そんなやりとりの中、「100万しか狙ってない」と当然Aのトリプルリーチを選ぶ森田さんに対し、BKBはなんとDの「2等・4等リーチ」を希望。「お客さんに100万あげる気全然ないやん!」とみんなにツッコまれると、「だってそういうゲームやん」と開き直ります。確かにBKBの言う通り、希望のカードを出すまでは心理戦でもあったため、みんなも「まぁ、そうか......」と渋々納得したようす。しかし実は村上もBKBと同じDを選んでいたことが発覚、森田さんに「恥ずっ! かぶってる」と言われ、本人も相当恥ずかしそうでした(笑)。
すると、塚本さんが「実は僕んち、宝くじで当てたお金で親は家買ってますんで」と爆弾発言をし、みんなに「え~っ!!??」と驚かれます。いくら当たったのかは教えてくれないそうですが、とにかく家は宝くじで当たったお金で買ったんだとか。そんな親譲りの運の良さを持つかもしれない塚本はBの「1等がらみのダブルリーチ」を選択、見事誰とも競わずに手に入れます。
かぶった場合はボールのくじで決めた後、ようやくそれぞれのカードが配られ、いざ当選確認のスクラッチ削りへ。まずはAのトリプルリーチのカードを持つ東口さんが最初の1枚を削ります。するといきなり「お! 当たった」と東口さん。なんといきなり5等(200円)の当選です。その後も3等(3000円)が当たる東口さん。「すごい!」とみんなから賞賛の眼差しで見られます。
最初は1人ずつ順番に削って発表していたスクラッチの結果も、リーチの枚数が多いためだんだんとそれぞれで削っていくやり方に変更していきます。その後もちょこちょこと5等などは当たるのですが、高額当選はなかなか出にくいよう。最後はなぜか、高額当選の可能性がまったくない溜口さん(Gの4等・5等リーチなので、最高でも500円)にピンスポットが当たり、みんなが見守る中、「......はずれた~!!」とむなしい叫び声が響き渡っていました。
結局、優勝したのは3200円当たった東口さん。続いてBKB(500円)、塚本さん、溜口さん(400円)で、あとの3人は0円という結果に。そして最後に「スクラッチ代1万円を誰が払うか」というあみだくじを行い、残念ながら企画者であり、当選金ゼロの池田が払うことになり、やり場のない怒りを噛み殺すしかない(笑)池田でした。
次回の「しずる・さらばの幕張でやるべきライブ」は3月13日(月)、ゲストは今回と同じく、バイク川崎バイク、ラブレターズで開催されますので、どうぞお楽しみに!
【しずる】【バイク川崎バイク】