よしもとニュースセンター

2月26日(日)、沖縄のよしもと沖縄花月にてジャングルポケットによる「ジャングルトークポケットin沖縄」が開催されました。

大きな拍手の中、にこやかに登場した3人ですが、「いやぁ、予想をはるかに下回るお客さんの数で～」と斉藤の自虐的な第一声に会場が沸きます。続けて、「東京とかでも色々単独ライブやってきたけど、実は今まで１度も満席になったことがない、華がないのかなぁ。結構テレビに出てるのに」と告白すると、意外な事実に会場が大きくどよめきました。3人ともこんなにカッコいいのに納得がいかないという太田。顔でここまで来たと豪語する斉藤に、そんなわけないでしょと苦笑いのおたけ。

早速、フリートークへとなだれ込むと、タイムリーな太田のレスリング大会優勝の話題へ。

全日本マスターズレスリングの「フレッシュマンズ30～45歳の部・58kg級」でみごと優勝した太田。会場からは割れんばかりの拍手が送られました。柔道経験者で減量には慣れていたという太田も、大会前には過酷な食事制限により頭が回らず、お笑いの仕事にだいぶ影響が出たと話します。「夜中までの練習で体じゅう傷だらけだし、減量で頭まわらないし、舞台には顔色の悪い傷だらけの男が何も喋らずただ立ってるだけの有様だった」と言うと、斉藤とおたけが大きくうなずき、ザワつく客席でした。

TV番組の企画だとはいえ、素晴らしい頑張りを見せた太田の話しで盛り上がる中、同じ番組の企画でボディビルダーに挑戦したものの情けない結果に終わった斉藤に話題が移ります。大会当日に、軽量で2.5kgという大幅オーバーで失格するという大失態を責める太田とおたけに対し、「こんなんですから」とお腹をはだけて開き直る斉藤に、会場からは軽い悲鳴とどよめきが起こりました。

軽量オーバーで失格となった斉藤ですが直前まで減量は頑張っていたようで、太田と同じく食事制限でイライラがMAXに達し、パンサーの尾形との口ゲンカで思わず殴っちゃった驚きのエピソードが飛び出しました。「もう、イライラしちゃって、尾形をグーで殴った、それもここ沖縄で」と斉藤。現場を見ていたという太田も「もう殴られた尾形も俺らもびっくり！　斉藤がキレた!?　やっぱ飯は食わなきゃだめだね」と証言し、その様子を再現する斉藤の姿に会場が爆笑と拍手に包まれました。




また、沖縄の人の不思議について、ライブ前にATMで現金を下ろしている時にそのままATMをバックに撮られ、「暗証番号も残高もぜーんぶ見られた」と話す斉藤。嫌がるなんて天狗だ、調子に乗ってると突っ込むおたけと太田に不満顔をしきりでした。




最後は観客の事前アンケートから、「就活にアドバイスを」との質問に「とにかく元気よく！　僕はそれで乗り切りました」と、芸人の前に営業マンだった経験がある斉藤からアドバイスが送られました。さらに、観客の若い女性が斉藤のお腹を触りたいとのリクエストに答え、よく育てたその出っ腹を惜しげもなく差し出します。壇上から話しかけたり客席に降りたりと、観客と存分に触れ合いながら、盛況のうちにこの日の舞台は幕を下ろしました。












【ジャングルポケット】