すち子&武田幸三の乳首ドリルに大盛り上がり!『よしもと新喜劇 映画「商店街戦争」~SUCHICO~』初日舞台挨拶
3月4日(土)、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて『よしもと新喜劇 映画「商店街戦争」~SUCHICO~』の初日舞台挨拶が行われ、すっちー、武田幸三、松本穂香、高野祐衣、吉田裕、三木美加子、谷口仁則監督が登壇しました。
本作は、主人公の芸人・すち子と真面目で熱血漢ながら問題の多い刑事・春日と一緒に、ある商店街で巻き起こる不思議な連続行方不明事件の謎を追っていくというもの。男の絆を軸に、ハードなアクションと吉本新喜劇ならではの人情喜劇がマッチした痛快娯楽映画となっています。
すっちーが「すち子役の......すち子です」と挨拶すると、会場から早くも大きな笑い声が。「今日は映画を楽しんでいただけたでしょうか?」と客席へ語りかけると、割れんばかりの大きな拍手が返ってきます。
「撮影したのは、寒い時期でした。商店街のシーンは大阪の大正区の全面的な協力をいただいて、差し入れもいただいたりしてね」と撮影を振り返るすっちー。「撮影期間は、2週間くらいでしたかね。地域の方々があったかくしてくださって」と続ける武田が「ここ(すっちーと自分は)同級生なんですよ」と言った途端、「学校は違いますよ?」とツッコむすっちー。「前から言おう思うてたんですけど、同い年っていう言い方のほうがいいですよ」とアドバイスします。
同い年ということもあって「初めて芸能界でお友達ができるのかな」と、すっちーへ期待を寄せた武田。も、「東京でご飯食べましょうって言いながら、1回も実現してない」と不満をポツリ。「僕ね、非社交的な人間なんです」と弁解するすっちーですが、「目を観てください。死んだ魚の目をしてます。全然笑ってないんです」と武田に反撃されてしまいます。
「大阪出身で、ちっちゃい時から土曜日に(テレビで)吉本新喜劇を観て育ったので、尊敬する人達の中でやらせてもらって、すごくすごく勉強になりました」と、出演の感想を語った松本。すっちーに「これはウソです」と言われると、「ウソじゃないです! 面白いことばっかり出てくるから、さすがよしもとの芸人さんだなぁと思って感激してました」と続けます。
高野は「浅香あき恵さんがやたらと写メを撮りたがる! ブログ用に記念写真を撮りたがるのが印象的だった」と思わぬエピソードを披露。「吉本新喜劇の方とご一緒させていただくのが初めてで、ドキドキワクワクしてたんです。撮影初日、メイクルームでご挨拶した方が、のちにすっちーさんだとわかった。その人はイケメンだったで、メイキャップってすごいなと思った」と言う三木に、すっちーは「ええこと言わはるー!」とゴキゲンでした。
「プロデューサーから今回のお仕事をいただいたとき、(今までの吉本新喜劇をいい意味で)裏切ってほしいと言われて、どれが正解なのかを考えました」と切り出した谷口監督。吉本新喜劇のみなさんはお笑いに特化してますけど、役者としても可能性を感じました。思うてたんと違ったと思えるような映画になったと思いますし、幸三さんも(いつもとは)違うキャラを演じてもらえたと思います」と、作品へのこだわりを話しました。
吉田が「今回初めて、電動ドリルで乳首ドリルされそうになったのがめちゃくちゃ怖かった。乳首なくなったらどうしようって思いながら、やらせてもらいました」と語ると、「2010年、僕は電動ドリルでやりかけたことがあるので、初めてというのはウソです」と細かく指摘するすっちー。
その後、2人がおなじみの乳首ドリルを披露すると、客席からは待ってましたの拍手が!「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ~、わ~き~!」では大合唱、「乳首ドリルすな! すな!」では手拍子が起こるなど、大盛り上がりです。
さらに、ヒット祈願として武田からタイキックを受けた吉田。あまりの痛さに悶絶する彼から「縁起物なら、やっぱり主役がやらないと......」と言われたすっちーは「タダではイヤ。戦いや!」と言いつつ、武田へ乳首ドリルをお見舞い。鍛え上げられた肉体に「おぉ~!」とうなるような歓声が上がるなか、見事に乳首ドリルをやりきった武田へ客席から大きな拍手が。「幸三さん、覚えてくれたんや。一銭の徳にもならんのに」と感謝しきりのすっちーでした。
【すっちー】【吉田裕】
よしもと新喜劇 映画『商店街戦争』~SUCHICO~
監督:谷口仁則
出演:すっちー、武田幸三、吉田裕、清水けんじ、松浦真也、浅香あき恵、未知やすえ、酒井藍 松本穂香、高野祐衣、お〜い! 久馬(ザ・プラン9)、ANI(スチャダラパー)、一ノ瀬文香、兵動大樹(矢野・兵動)、内場勝則ほか
配給:KATSU-do
(C)吉本興業
公式サイト: http://www.shotengai-war.com/