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2017年3月 6日 (月)

奈良県葛城市・相撲館「けはや座」で河内家菊水丸を中心に開催してきた『けはや座お笑い道場』が千秋楽! 大盛況のうちに幕!

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2016年8月より、相撲発祥の地である奈良県葛城市の相撲館『けはや座』を舞台に『相撲館活性化プロジェクト』として毎月、実施してきた『けはや座お笑い道場』。河内家菊水丸と豪華ゲストが相撲の楽しさ、おもしろさをイベントの形を通して発信してきました。

その『けはや座お笑い道場』が3月5日に最終回を迎え、菊水丸、十手リンジン、こずまとりのほか、ゲストにガリガリガリクソン、カバ、もっちが登場し、ふるさと劇団の皆様と一緒に作った相撲劇やコントなどを披露しました。

公演の前には阿古和彦葛城市長によるご挨拶や寄贈者への表彰がありました。

阿古葛城市長は、「多数の皆さん方がけはや座にお越しくださりありがとうございます。よしもとの集いが今回で千秋楽ということで、去年の夏から毎回、おもしろくやっていただきましたが、一旦けじめをつけて。またお会いできる日もあるのかなと思います」とご挨拶を。そこで菊水丸が「第二弾も考えてください」と懇願すると、「折を見て、機運が高まってきたら再開させていただきたいです」と阿古市長。会場に集まった方々も拍手で第二弾の開催に応援を送ってくれました。

表彰式では、相撲館けはや座に玉乃海関の現役の頃の化粧まわしがご遺族の方が御寄贈されたことに対して感謝状が贈られました。

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いよいよ最後の『けはや座お笑い道場』がスタート。レギュラーとして出演してきた十手リンジン、こずまとりも土俵上に登場。元力士のこずまとり・めっちゃ細田は相撲館から化粧まわしを借りてきました。「13年ぶりに化粧まわしをしめて、身が引きしまる思いです」と心境を。十手リンジン・十田は「やっと慣れてきたところで千秋楽なので...」と名残惜しさを滲ませました。

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昨年8月から行ってきた中で印象に残ったことを聞かれると、「ミサイルマンさんがゲストで来たとき、ちゃんこをふるまったことが印象深かったです」と細田。「シンクタンク・タンクさんと尻相撲して、ぼろ負けして吹っ飛んだことです」とは十田。

行司の格好で登場したこずまとり・中村圭之介ですが、菊水丸に一言も感想を聞かれず「一言も発してないですよ!!」と猛アピール。「相撲は神事なので、行司さんにお話を伺うのは誠に恐縮のような...(笑)」と菊水丸。ですが、直後に「さぞかし涙ほろりの人情話の思い出を語ってもらえるのでは...」と菊水丸に振られて声を詰まらせる中村。「8月から一年近くやらせてもらって、土俵の上でライブをやらせてもらえて、ありがたいですし、楽しかったです」とコメントしました。

まずは、けはや相撲甚句会の皆様方が相撲甚句をご披露。巡業で披露する甚句のほか、相撲取りの人生訓「浮雲」も聞かせてくれました。

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続いてお芝居を。葛城で生まれた当麻蹴速(たいまのけはや)と出雲出身の野見宿禰(のみのすくね)の決闘を描いた物語をお届けしました。「日本書紀」では野見宿禰が勝ったとされていますが、このお芝居ではもし当麻蹴速が勝っていたら...という設定で、時代も現代に置き換えて展開しました。当麻蹴速役を十田、蹴速の感情から生まれ、蹴速にしか見えない"蹴速2号"を十手リンジン・西手が、そして蹴速のライバルである野見宿禰をめっちゃ細田が務めました。お芝居にはふるさと劇団の皆さんも出演され、芸人たちと笑いを起こしていました。また、力比べのシーンでは、カバらが対戦相手として登場しました。

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後半は十手リンジン、こずまとりらによるコントや、ちびっ子や相撲経験者のチーム対芸人チームによる取り組みが行われ、大いに盛り上がりました。

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相撲館『けはや座』の名誉館長であり、『けはや座お笑い道場』を主宰してきた河内家菊水丸は、「『けはや座お笑い道場』を月1回のペースで行ってきて、千秋楽を迎えました。あの手この手で企画をして、大入りの月もあれば寂しい月もありましたが、こうして多くのお客様に最終公演に来てもらってよかったです。普段、相撲のことを知らない人を呼び込むことが目的でしたが、それを達成できてよかったです。お笑いと相撲をうまく融合させることができました」と心境を語りました。なお、相撲館への来場者数も増加したとのことです。

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また、けはや座の資料整理なども行ってきた菊水丸は、展示品もリニューアル。千秋楽に間に合ってよかったと安堵の表情を浮かべていました。けはや座では田子ノ浦部屋が相撲合宿を行っており、稀勢の里が横綱になったことにも触れ「この土俵で稽古したことが横綱昇進につながったのではないかと思う」と顔をほころばせました。奈良県住みます芸人の十手リンジンをはじめ、地域密着型で行ってきた『けはや座お笑い道場』。「吉本と相撲のタッグをこれきりで終わらせたくない」と、相撲発祥の地としてさらに発信していきたいと第二弾の開催へ意欲を見せました。

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