和牛・川西にまさかの"おっさん"認定!! 沸きに沸いたアキナ牛シュタインの沖縄ライブ
3月5日(日)よしもと沖縄花月にて、アキナ、和牛、アインシュタインのユニットライブ「アキナ牛 シュタイン~3組のネタとアキナ考案のコーナー~」が開催されました。
立ち見のお客さまもいるほど大勢のファンが詰めかけた会場は、開演前から熱気に包まれ、このライブの人気の高さをうかがわせました。
トップバッターで登場したアインシュタインも、満員の会場を見渡し喜びいっぱいの表情。と、ここでいきなり稲田が「誰が好きなんやろ?」とつぶやくと、河井が「やっぱり和牛じゃない?」と即答。稲田は「やっぱり川西さんか。俺と水田さんは人気ないキャラなんだよね」と勝手に水田を自分の仲間だと発言すると、舞台袖から突然スッと顔を出して消えた和牛・水田に、客席から驚きと歓声が沸き起こりました。
ここで稲田の「あこがれの職業がある」という話からネタを展開。稲田から繰り出されるワードのひとつひとつが絶妙で、会場は爆笑の渦に包まれました。
続いては、和牛の登場です。「もっと売れるために特徴をいかそう」と考えたという水田。そこで、以前料理人だった経験を活かしたネタを披露。二人の軽快なやりとりと、水田に促されて時折見せる川西のなんとも言えない表情に笑い声が絶えませんでした。
前半ラストはアキナの「犬を探す」コント。突然思いもよらない方向へ話が飛んだりしながらも、独特の世界観で展開するストーリーでお客さまを引き込んでいました。
後半は全員揃って舞台に登場。メンバー全員が30歳オーバーで、世間的にはもう"おっさん"と呼ばれる世代になっていることから、誰が一番おっさんかをあぶり出す企画「おっさん仕分けゲーム」で対決します。ここでなんだか上下がアンバランスな水田の足元に注目が集まりました。「おっさんやな~。スニーカー履いてこいよ」と、ゲームに革靴で参加した水田は秋山に早速、"おっさん"っぷりを指摘されてしまいました。
まずは「最新曲イントロ歌い出しクイズ」に挑戦。歌い出しのワンフレーズのみを歌い、歌えなかったら"おっさん"に仕分けられるというもの。SHISHAMOや欅坂46、 ONE OK ROCK、RADWIMPSなど近年話題のアーティストたちの最新のヒット曲で勝負です。
「歌詞も見れるなら楽勝、楽勝!」と余裕のコメントも飛び出していましたが、水田や山名は適当に歌ってダメ出しを受け、川西は何故か演歌調に。稲田はというと歌えないまま終了。みんなにダメ出しを言い放った秋山はというと、お客さまがダメ判定。結局、ちゃんと歌えたのは河井だけで、この勝負は河井のひとり勝ちとなりました。「さすが若者」と秋山が河井を称賛すると、これに嫉妬したのか「ONE OK ROCKなんか覚えて、必死やん!」と水田が雄叫びをあげる一幕も。
続いては、舞台の上で、30秒間走らずに鬼ごっこをし最後に鬼になった人が"おっさん"となる「30秒鬼ごっこ」。まずは、じゃんけんで決めた3人の2チームで対決します。狭い舞台の上を、ロボットのように、あるいはダチョウのように必死に動き回る大人たちの姿に、客席からは悲鳴にも似た笑い声が上がります。
そして「30秒鬼ごっこ」対決は、山名と川西の二人が最終決戦へ。結局、体力を限界まで使い果たした川西が負けてしまい、総合でも川西の負けが決定。" おっさん"と認定されたばかりか、バツゲームも受けることになりました。
"モーニング娘。の LOVEマシーンをアカペラで歌う"というバツゲームにも全力で挑む川西ですが、アップテンポの曲に、もう息も切れ切れ。この光景に舞台上のメンバーは「なんか恥ずかしい!」と容赦ない言葉を浴びせますが、どうにかこうにか歌い終えた川西に会場からは温かい拍手が贈られました。これには秋山が「みんな今後も、常に若々しくいましょうね」とメンバーへ声をかけ、大盛況とな ったライブを締めくくりました。
【アキナ】【和牛】【アインシュタイン】