NMB48「誰かのために」プロジェクト・復興支援活動「What can I do for someone? in 京セラドーム大阪」開催!
大阪・難波を拠点とするアイドルグループNMB48が、AKBグループの東日本大震災、熊本地震、被災地支援プロジェクトとして発足した「誰かのために」プロジェクトを通し、復興支援活動「What can I do for someone? in 京セラドーム大阪」を3月11日(土)、大阪市・京セラドーム大阪で開催しました。
当日は、復興支援活動の一環として、会場内に募金ブースを設置。NMB48メンバーからご協力の呼びかけを行いました。また、NMB48メンバーがデザインしたチャリティーTシャツも販売。
メインステージでは、各チームによるライブパフォーマンス、ファッションショー、来場者参加型のクイズ大会、さらには、メンバーの特技・個性を活かした企画ブース展開。AKBグループメンバーが、沿岸被災地のこどもたちとの4年間の交流を経て作成した、岩手県山田町ジオラマ「やまだまち48」を関西初として展示しました。
【ステージ】
オープニングはメインのAステージで行われ、NMB48全メンバー54人が総出演。イベントの趣旨説明をし、募金の協力を呼びかけました。また、岩手県山田町ジオラマ「やまだまち48」のジオラマが関西初上陸したこともあり、ぜひ見てほしいとご挨拶を。東日本大震災発生時刻の14時46分には黙とうも行うことから、みんなで一つになって祈りを捧げましょうと告げました。そして「掌が語ること」を全員で歌唱し、イベントの幕開けを飾りました。
続いてAステージではイエローのTシャツを着た「Team N」のスペシャルライブが行われました。山本彩、山尾梨奈、東由樹、市川美織、日下このみ、古賀成美、上西恵、須藤凛々花、谷川愛梨、内木志、林萌々香、堀詩音、松村芽久未、三田麻央、薮下柊、山本彩加の計16人が登場し、元気いっぱいのステージを展開。1曲目の「365日の紙飛行機」から「孤独ギター」へと続き、自己紹介へ。そして劇場で公演中の『目撃者』の曲「ずっとずっと」、「ドリアン少年」を立て続けに披露。MCでは復興活動の支援を呼びかけ、「命の意味」、「青春のラップタイム」を熱唱しました。
Bステージのスタートは、全問正解を目指して来場者も一緒に楽しむ、参加型の二者択一クイズ大会「NMB48 迷言・珍言 秘蔵VTRクイズ」。磯佳奈江、加藤夕夏、川上千尋、清水里香、渋谷凪咲、中野麗来、松村芽久未の7人が登場。 内容はタイトル通りで、大ビジョンにおもしろ秘蔵VTRが流れ、問題となるところに「ピー」の音が入り、AかBのどちらが正解か次の場面を予測するクイズです。6問出題され、多くの全問正解者に称号を与えられました。
Bステージでは「昼方!?NMB48」がイベント版となって登場。KawaiianTVの人気番組「夕方・夜方NMB48」が、いつも公開生放送を行っている大阪「YES THEATER」を飛び出して京セラドームへ! 市川美織、城恵理子、西澤瑠理奈、本郷柚巴、薮下柊が出演しました。まずはこのメンバーで最年少の本郷柚巴のコーナー「先輩、私の言うこと聞いて」から。本郷が先輩メンバーにダメ出しをしつつ、希望の言動をやってもらうというもので、城には山本彩の良いところ絶叫対決を、市川には"脱レモン詐欺罪"など疑わしい言動を追求、卒業が決まっている薮下へは「クソガキキャラをください!」と直談判するなどしました。続いて市川が、今後バラエティ番組に進出するためにも罰ゲームを体験したいとアピール。言い出しっぺの市川は、"激臭靴下"や"鼻洗濯バサミ"など体を張った罰ゲームに挑み、会場を沸かせました。また薮下、城、本郷が"静電気コップ"に触れて絶叫するなど、盛り上がりました。最後は「夕方・夜方NMB48」のMC、ダイアンにちなんで「ゴイゴイスー!」の掛け声で締めました。
Aステージではスペシャルライブ「Team BⅡ」が行われ、久代梨奈、沖田彩華、石塚朱莉、井尻晏菜、植村梓、太田夢莉、城恵理子、武井紗良、藤江れいな、村瀬紗英、村中有基、森田彩花、矢倉楓子 、研究生の清水里香、上西怜が出演、パワフルなライブを展開しました。「北川謙二」からライブがスタート、「オーマイガー!」を立て続けに披露し、自己紹介からTeam BⅡのオリジナル曲「Let it snow!」へ。そして「てっぺんとったんで」「ひこうき雲」と観客と息ぴったりのパフォーマンスで沸かせました。2011年より被災地訪問を行っている48グループ。Team BⅡから今年は矢倉楓子が宮城県山元町に、太田夢莉が福島県広野町を訪問しました。「私は何度か訪問させていただいているんですが、そのたびに逆に私の方が笑顔や元気をいただいていて。今回もちびっこたちも一緒に歌って、踊ってくれて、笑顔をいただきました」と矢倉。これからも復興支援に協力してほしいと太田が呼びかけ、最後は「大声ダイヤモンド」で締めました。
14時46分には金子支配人の合図の元、黙祷を1分間、全員起立して静かに祈りをささげました。
Bステージでは、喫茶店を舞台にした短編コメディ演劇「演劇版 茶店のガール」が。NMB48 CHANNELにて、2016年8月から2017年1月にかけて放送されたショートドラマ「非ホロノミック系茶店のガール」の演劇版で、脚本は本放送時と同様に劇団ヨーロッパ企画が全面協力。出演は太田夢莉、須藤凜々花、古賀成美、上西恵、石塚朱莉、薮下柊。博士の作ったロボットのウエイトレスたちが「女優になりたい」と、演技指導や発声練習などをおもしろおかしく繰り広げ、観客の笑いを呼びます。そして希望を失わず、みんなで力を合わせることの大切さを劇中で表現しました。
NMB48から選ばれた18名のモデル、石田優美、植村梓、鵜野みずき、梅山恋和、太田夢莉、川上礼奈、渋谷凪咲、上西恵、上西怜、須藤凜々花、西仲七海、林萌々香、藤江れいな、村瀬紗英、矢倉楓子、山本彩加、山本彩、吉田朱里がステージを彩った「Runway Sae Murase selection」。ファッションアプリ「WEAR」でフォロワー数が、22万人を超え、「ar web」でも連載を開始し、グループを代表するオシャレな村瀬紗英がプロデュース。吉田朱里には上はスケスケで下はクラシックなスカートを。渋谷凪咲は肩が落ちて背中の開いたシャツでセクシーに。矢倉楓子はかわいいシルエットの黒ワンピ。山本彩に似合う青と黒を取り入れ大人っぽく。太田夢莉はスカジャンがよく似合っていました。メンバーたちにも好評で、村瀬紗英は「ファッションのイベントができてうれしい! 楽しかったです!」と満面の笑みで喜びを表しました。
Aステージでの「Team M」によるライブパフォーマンスは、川上礼奈、磯佳奈江、石田優美、鵜野みずき、大段舞依、加藤夕夏、上枝恵美加、川上千尋、木下百花、渋谷凪咲、中野麗来、西澤瑠莉奈、安田桃寧、吉田朱里、研究生の岩田桃夏と西仲七海が出演。「オーマイガー!」から元気なステージを繰り広げました。「みなさんもご一緒に」を続けた後は、自己紹介を。そして「恋は災難」「北川謙二」「しがみついた青春」で会場と一体に。観客かの掛け声も後押しになり、京セラドームを盛り上げました。復興支援の被災地方訪問で福島県広野町を訪れた吉田朱里は「私たちが元気を届けようと行ったのですが、逆に元気をもらって。広野町は6年前にテレビで見た光景からは想像がつかないほど復興していると私は思ったのですが、現地の方に聞くとまだまだ復興ができていないところもあるとのことで、私たちもまだまだ活動をしていかないといけないなと改めて思いました」と決意を語りました。そして最後は「タンポポの決心」を。メンバーは最後まで「ありがとう!」と思いを伝え、ステージを終えました。
Bステージのラストを飾ったのは「なんば女学院 期末テスト」。NMB48のメンバーが、期末テストに挑戦。果たしてどんな回答が出てくるのでしょうか?! 出演者は東由樹、川上礼奈、古賀成美、小嶋花梨、久代梨奈、内木志、村中有基の7名です。事前に学力テストを実施、その回答を会場で見ていき、誰が最下位だったかを当てました。学力テストは社会、算数、国語、英語などでいずれも小中学生レベルの問題ばかり。それでも不正解者が続出し、MCの久代が時折呆れるほどでした。そして結果は最も得点が高かったのが、村中有基で51点。最下位は川上礼奈で14点。5位の古賀成美も19点と、二人の点数の低さに驚きの声が上がっていました。
そしてオールエンディング。メインのAステージで行われました。トップバッターは、山本彩がソロでアコースティックギターを弾きながら歌う「ひといきつきながら」。 続いて木下百花が「プライオリティー」を。3曲目「太陽が坂道をのぼる頃」と4曲目「届かなそうで届くもの」は、研究生12名がフレッシュなパフォーマンスと歌声で会場を魅了しました。「ナギイチ」から「ドリアン少年」、「青春のラップタイム」まで3曲が続き、そしてメンバー56名全員が揃って「365日の紙飛行機」、「誰かのために」を歌唱し、イベントの幕を閉じました。
NKB48はこれからも震災の復興支援活動を続けていきます。今後も継続的な応援をお願いします!
【イベントブース】
メンバーの特技・個性を活かしたイベントブースは、「アカリンのすっぴんから大変身計画~!」からスタート。Youtubeでチャンネル登録者数が約20万人の「女子力動画」を吉田朱里が実演。衝撃的なすっぴんで一躍有名になった井尻晏菜をベースメークからフルメイク。「小鼻の脇にピンクのチークを入れると照れているみたいであざとさが出る、あざとい女子になりますよ」などアドバイスをしながら約25分で仕上げました。「いつもよりふんわりした雰囲気にした」という井尻へのメークは「かわいい!」と集まった観客からも大好評。残り時間に観客からの質問を募った吉田は丁寧にアドバイス。そんな自分に「ヤバイ! シルク姉さんみたいになるかも!?」と発言、笑いを誘っていました。
3月3日に任天堂から新登場したゲーム機を使い、NMB48のクイーンオブゲームを決める「話題の新型ゲー機!! Nintendo Swich対決」。三田麻央がMCを務め、谷川愛梨、日下このみ、水田詩織の「谷川チーム」と渋谷凪咲、堀詩音、山尾梨奈 の「渋谷チーム」に分かれ、『1-2スイッチ』というソフトを使ってバトルを繰り広げます。1回戦は自分の美しさを相手に見せつける"モデルウォーク"。ビシッとランウェイを決めた谷川チームの勝ち。続いて"ビーチフラッグ"は引き分けに。"テレフォン""ミルク"も谷川チームに軍配が。銃の早打ち"クイックドロー"でなんとか渋谷チームが勝利するも"帰ってきたガンマン"でまたもや谷川チームが勝ち、4勝1敗1引き分けで谷川チームの優勝。そしてクイーンの称号は健闘した山尾梨奈と日下このみに贈られました。
「上枝恵美加のガチ競馬予想!!」では、乗馬経験を活かした競馬予想で数々のレースで的中させた上枝恵美加がリアルタイム予想を実施。磯佳奈江、沖田彩華、金子支配人も参加して、競馬予想にチャレンジしました。予想したのは中京競馬場で15時25分からレーススタートの「金鯱賞 G2」。予想的中率の高い上枝のことを「神枝様」と呼んでいる金子支配人、有馬記念では上枝の予想で20万の配当金を得たとか。それだけにリアルタイム予想は当たるか?!とギャラリーの期待も高まりました。馬券の買い方、馬の選び方などレクチャーしながら初心者の沖田と磯が馬をピックアップ、沖田は3番のナスノセンカイ、磯は15番のロードヴァンドールを選びました。金子支配人は2頭を軸に24通りの予想を。そして注目の上枝は6番ヤマカツエース、9番ステファノス、12番パドルウィール、10番サトノノブレス、4番ルミナスウォリアーを、過去のレース結果やデータから判断して選びました。結果は、6番ヤマカツエースが1着、そして磯が選んだ15番ロードヴァンドールが2着に。「競馬は初めてだったけど楽しい! 乗馬もしてみたいです!」と磯。沖田も「レース中はライブよりも大きな声を出しました」とエキサイトしていました。「動画配信のYNNで予想場組をレギュラー化してもらいたいですね」と金子支配人がリクエストすると、「ぜひやりたい!」と上枝。ギャラリーからも賛同の拍手が起こりました。
須藤凜々花が出演のCS-TBSチャンネル「トップ目とったんで」の公開麻雀を実施した「CS-TBSチャンネル トップ目とったんでTHE☆LIVE」。林萌々香が進行役を務め、沖田彩華、三田麻央、山尾梨奈が参戦。ステージのモニターには須藤凜々花の手牌だけが映し出され、その動きに観客から声援やアドバイスが飛び交い、会場もヒートアップ! さらに最下位者には特製の「蚕のサナギカレー」を食べる罰ゲームが待ち受けているので、メンバーたちも一手ごとに絶叫! 大興奮です!! タイムオーバーとなり、1位は山尾梨奈。そしてビリの沖田彩華がカレーを食べることになりました。
金髪の麗人、皇 輝音翔(スメラギ キトネ)こと木下百花による、女性限定のお悩み相談室「皇 輝音翔お悩み相談室」を開催。 相談者の手を取りステージに上げ、二人掛けソファーで並んで座り相談を聞いてくれます。引っ越し先や進学先など、新しい環境での不安には、顔がくっつきそうなほどの大接近で10秒間見つめ合い、「こうするととりあえず人に慣れる」「よくできました」と相談者の頭を撫でると、会場から黄色い声が! また、友情関係の悩みには「歩み寄ったらいいよ」とアドバイスし励ましました。
<ニコニコ×YNNブース>
会場に設置されたニコニコ×YNNブースにて、大阪から公開生配信も実施。様々なメンバーが出演し、トークしました。 大阪に来られない方も、ニコニコ生放送にて催しを一部楽しむことができ、会場では生配信の様子をそのまま楽しんでいただきました。
<展示ブース>
岩手県山田町ジオラマ「やまだまち48」展示ブース
子どもたちが考えた未来の町のジオラマ「やまだまち48」が関西初上陸。2011年5月22日にAKB48グループメンバーが岩手県山田町を訪問したことをきっかけに、沿岸被災地のこどもたちとの4年間の交流を経て、その絆を形に残せるようにとジオラマの中にAKB48グループメンバーのお店を作成しました。
そのほか、アイドル風ヘアアレンジプチ体験ブース NMB48のメイクさんが実際にプチアレンジを行いました。NMB48 ステージコスチューム、コレクションブース 歴代シングルのステージコスチュームなどが勢揃い。ゆきつん写真館ブース、NMB48が誇るカメラ少女・ゆきつんこと東由樹の写真展ブースも賑わいました。
<募金ブース>
会場に設置された募金ブースでは、山本彩や須藤凜々花、溝川実来、山本彩加などのメンバーが入れ替わりで登場。募金をしてくれた1人1人に両手を振り「ありがとう!」と声をかけ、感激して歓声を上げる人や感動で涙ぐむ人も。彼女たちの熱い気持ちに打たれ、快く募金に賛同する人たちで長蛇の行列ができました。