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2017年3月17日 (金)

ピース・又吉、『大エルミタージュ美術館展』オフィシャルサポーターに就任! 85点の絵画に「強烈なインパクトがありました」と語る!!

3月17日(金)、東京・森アーツセンターギャラリーにて『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』の内覧会が行われ、オフィシャルサポーターに就任したピース・又吉直樹が囲み取材に応じました。
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かつての帝政・ロシアの首都として栄えたサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館。本展覧会では、同館1万7千点に及ぶ絵画コレクションの中で特に充実している16世紀ルネサンスから17~18世紀のバロック・ロココまでのオールドマスター、巨匠の名画85点が、明日3月18日(土)から6月18日(日)まで森アーツセンターギャラリーにて展示されます。

オフィシャルサポーター就任を記念して、自身の顔が描かれた1点もののマトリョーシカをプレゼントされた又吉。開けるとどんどん小さいマトリョーシカが表れるのですが、いちばん小さいものには綾部の顔が。「何も知らされてなかったんでね......最後に綾部が出て来て嬉しいですね」と笑いました。
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囲み取材に内覧したそうで、又吉は「今回、日本には85点が来てるんですけど、常設されている代表作が国ごとにブロック分けされていて、強烈なインパクトがありました」と感想を。
いちばん印象に残った絵は、フランス・スネイデルスの「鳥のコンサート」。「いろんな鳥が集まっていて合唱なのか、コンサートってタイトルにあるんで音楽を奏でようとしているような絵なんですけど、どう観てもまとまっているように見えない......」と呟くと、報道陣からドッと笑いが。「コウモリを他の鳥が威嚇していたりとダイナミックで、想像力をかき立てられますね」と続けつつ、「それぞれにいろんなテーマが込められていて、自分が作るものに活かしていけそうな気がした」と語ります。
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ロシア文化へ興味を持ったのは、ドストエフスキーの『罪と罰』がきっかけ。高校生の頃に初めて読んだのち、大人になってからも読んだそうです。
ロシア美術や文学の魅力について訊ねられると「僕もまだ勉強の途中なんですけど」と前置きしながら、「ドストエフスキーもそうですけど、内向的なイメージがありますよね。もしかしたら、季節の厳しいなかで自分と向き合う時間があるからそうなるのかもしれない」と分析。「エルミタージュ美術館のあるサンクトペテルブルクは、ヨーロッパ文化に負けないように集めた作家や芸術家たちが街をつくっていって、いろんな芸術が生まれたみたいです。今回、ロシアまで行かないと観られないものが集まってるんで、ぜひ六本木まで来て観ていただきたい。解説を聞きながら観るのもいいかもしれないですね」と紹介しました。
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4月放送予定の同展覧会特別番組で、ロシアを訪問する又吉。「エルミタージュ美術館へ行くんですけど、空いてる時間があれば街も歩いてみたいですね」と語りつつ、トランプ政権の余波で移住が遅れるのではといわれている相方・綾部について「4月頭に日本でのお仕事を終えてニューヨークへ拠点を移す予定ですけど、ロシアに行かせてもらう僕のほうが成田には早く辿り着くかもしれないですね」とウィットに富んだ発言をし、笑わせました。


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