バンビーノが∞ホールを卒業!「11TH ANNIVERSARY ∞グランドファーストライブ」
3月25日(土)、東京・渋谷∞ホールにて「11TH ANNIVERSARY ∞グランドファーストライブ」が開催され、相席スタート、インディアンス、おかずクラブ、鬼越トマホーク、コロコロチキチキペッパーズ、ダイタク、田畑藤本、テゴネハンバーグ、デニス、西村ヒロチョ、ニューヨーク、ネルソンズ、バンビーノ、ピスタチオ、横澤夏子が出演しました。
11周年を迎える「ヨシモト∞ホール」。その看板芸人「ファーストメンバー」が一同に集結し、ネタはもちろん、トークコーナー&ゲームコーナーと盛り沢山の内容でお送りする本ライブでは、この日をもってバンビーノが∞ホールを卒業されることもサプライズ発表されました。
ゲームコーナーで突然発表されたバンビーノの卒業。その理由について石山は「10年目ですからね。いつまでもいていいものではないし、ある程度芸歴を重ねたら卒業しないと」と、自分たちより若手の芸人のことも考えて引き際を決めたことを語ります。また、「卒業にあたって、大々的に告知したり卒業ライブをしなかったのは、ゲストとしてまた出るから」だそうで、「本当は明日も入ってたんですけど、卒業してすぐはさすがに恥ずかしいのでお願いしてやめてもらいました(笑)」と笑顔で語り、笑いを誘います。
藤田はおもむろに馬のかぶりものを床にそっと置き、引退(?)を表現しますが、そのあとのセリフがグダグダになってしまい、周りから「置くことだけ決めてたやろ!」「その後何言うか考えてなかったでしょ!」などとツッコまれまくっていました(笑)。
バンビーノの卒業があったとはいえ、湿っぽさはまったくなかったこの日のライブ。相席スタートのMCにより、まずはインディアンス、ネルソンズ、鬼越トマホーク、西村ヒロチョ、ダイタク、ニューヨーク、バンビーノの前半ブロック7組のネタが披露されます。
ネタの後は、前半ブロック7組によるコーナー「15ミニッツサミット!」が。お題に沿ってみんなで熱く激論を交わしながら、体内時計で15分たったと思ったら退場していき、15分にもっとも近かった人が優勝、という本コーナーでは、「ランキングシステムのリニューアルについて」や「∞ホールの改善してほしいところ」などのテーマで熱く討論が交わされたのですが、ニューヨーク・嶋佐がインディアンス・田渕に「オレ完全に髪型パクられてる」と発言して険悪なムード(?)になったり、西村ヒロチョが「最近(ニューヨーク・)屋敷が冷たい」と発言し、屋敷本人から「ずっとやろ?」と言われ、さらに鬼越トマホーク・金野からも「ヒロチョは絡みづらい」と畳み掛けられたりと、もはやテーマ関係なしのただの言い争いに(笑)。
「∞ホールの改善してほしいところ」について、「ドライヤーの風圧が弱い!」と、やっとテーマに沿った発言が出たのですが、発言したのがスキンヘッドの鬼越トマホーク・坂井だったため、みんなから「ドライヤーいらんやろ!」と総ツッコミにあいます。さらに、「優勝したらなんかもらえるの?」「何がもらえるの?」というみんなからの質問に相席スタート・山添が「オレさっきちゃんとルール説明したのに、みんなふざけてて話聞いてなかったのが悪いんちゃうんか~!!」とブチギレし、大爆笑をさらいます。
さらに後半、全員がなんとなく15分経ったと感じてからは、それぞれがなんとかうまく舞台をはけようとして、小芝居をしていなくなったり、失敗して退場を止められたりと、討論はますますグダグダに。これにはバンビーノ・石山も「オレこれで(∞ホール)最後やのに、スーパー不完全燃焼や!」と不満を漏らしていました(笑)。
続いてネタ後半ブロックでは、テゴネハンバーグ、デニス、コロコロチキチキペッパーズ、ピスタチオ、おかずクラブ、田畑藤本、横澤夏子、相席スタートの8組がネタを披露。
ネタ披露後は、後半8組の芸人による「セミドキュメンタリー大喜利」が。これは、箱の中から大喜利に使うペンを各自引き、黒ペンなら普通の大喜利ですが、赤ペンの場合は実際にあったことから大喜利を答えなければいけない、という縛りのある大喜利コーナーです。
最初のお題「えっ?マジですか!? 若手芸人がスタッフから言われた衝撃の一言とは?」では、赤ペンを引いたデニス・植野が「アントニーさ~ん」と答え、大ウケ。さらに同じく赤ペンのコロチキ・ナダルが「殺されたくなかったら静かにしろ」と言われたことを告白し、会場は爆笑に包まれます。負けじと黒ペンの芸人もお題に沿った答えを出すのですが、やはり実話には勝てないようで、お客さんの反応はイマイチ。これには山添も「みなさん! 黒ペンの方にも興味持ってくださいよ?」と懇願(笑)。
そんな中、オカリナが黒ペンにもかかわらず、「小指ぐらいだったら折れてもいいよね?」という回答で大爆笑をさらいます。その後、ペンの色を赤に変えてからも面白回答を連発するオカリナに、コーナーMVPの称号が贈られていました。
∞ホールの看板芸人による「11TH ANNIVERSARY ∞グランドファーストライブ」。11周年にふさわしい、ますますこれからの∞ホールが楽しみとなった、貴重なライブとなりました。
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