世界が認めたパフォーマー・が〜まるちょばがよしもと所属に!笑いの殿堂・なんばグランド花月で移籍後初舞台
言葉や文化を超えたパフォーマンスが高く評価され、日本はもちろん海外でも活躍するサイレントコメディー・デュオ、が〜まるちょばが、今年3月より、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属となりました。アジアNo.1のエンターテインメント企業を目指し、海外展開を積極的に行っている吉本興業カンパニーとタッグを組むことで、より広く海外へと進出していくことが期待されます。4月1日(土)には、笑いの殿堂・なんばグランド花月の本公演に出演。移籍後初舞台を踏み、満員の観客を大いに楽しませました。
ノリのいい音楽に乗ってが〜まるちょばが現れると、客席からは大きな歓声が。会場を2つに分けての拍手対決に始まり、客席と一体になって盛り上がるオープニングで、空気を一変させます。さらに、マジックやパントマイムを次々と繰り出し、爆笑をさらっていくふたり。漫才や落語、新喜劇とはまた違う魅力で、大いに沸かせた初舞台となりました。
出番終了後は、劇場エントランスでの囲み会見に出席。初舞台を終えての感想をきかれると、ケッチ!は「(過去に『が〜まるちょば新喜劇』などで出演したことはあるが)所属してやってみると、気持ちが全然違う」とひと言。一方のHIRO-PONは「花月にも何回か立ったことがあるし、世界中を回っていますので、初めてとはいえ今までと変わらない気持ちで立たせてもらうことができた。不安はなく、逆に期待の方が大きかった」と答えます。楽屋で顔を合わせた芸人たちに「よしもと所属になった」と告げると一様に驚かれるそうで、「(ハイヒール・)リンゴさんからは『やめときなさい』と言われた」とも。ケッチ!は「そういうところも含めて吉本らしい。必ず笑いで返してくれるので、さっそくリラックスさせてもらっています」と喜んでいました。
大阪で舞台に立つことに関しては、「僕らの中では、大阪は外国。日本という感覚がない。皆さんが笑いに長けているのもありますし、僕らのようなしゃべりのない芸風も快く受け入れてくれ、いつもお客さんと一緒に楽しみながら舞台に立てています」とHIRO-PON。舞台から刀で切りつけるマネをしても、すぐにアドリブでリアクションを返すなど、観客の皆さんのノリのよさにも、改めて感心しきりのふたりでした。
今後、新たに挑戦したいこともいろいろあり、とくに海外での活動はさらに力を入れていきたい様子。「せっかく海外での経験があるので、上手く僕らの持っている力を(よしもとに)お貸しできて、また僕らも助けてもらって、さらに活動の場が広がったら。日本に来る海外の人が喜んでくれることもやっていきたい」(ケッチ!)、「僕らがよしもとさんにお世話になる、ひとつの決め手は海外に目を向けていること。僕らの意向と同じだし、僕らも力になれるのではと思った」(HIRO-PON)と、それぞれ思いを語ります。これまで35カ国で公演を行ってきたが〜まるちょばですが、「それ以上にもっともっと行きたいし、そういうところも吉本さんの力を借りれるかな、と。よしもとの芸人さんたちと一緒に行って、よしもとの笑い、ひいては日本の笑いというものを世界に届けられることができるのではないか」と早くも燃えていました。
また、なんばグランド花月で3月の入場者数が10万人を超えたことを聞くと、HIRO-PONは「本当にすごい。大阪には、海外と同様、舞台に足を運ぶ習慣があるし、それはすごくうらやましい。そういったところに僕も参加できたらいいなと思う」としみじみ。ケッチ!も「日本語がネックになって海外に行っていないだけで、日本の笑いの質はすごく高いと思う。そういうものも、初心に帰って勉強させていただきたい」と話していました。
今後は、4月20日(木)〜23日(日)に沖縄県内で開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」への出演や、日本国内で展開する吉本興業の常設劇場への出演が既に決定。が〜まるちょばの活躍と新たな挑戦に、これからもご注目ください!
【が〜まるちょば】