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2017年4月 7日 (金)

目指せ! 未来のトップアスリート。 「イオンモール×よしもとキッズプロジェクト 笑って! 走って! 全国横断かけっこツアー! supported by JAAF」開催!!

4月2日、イオンモール東員で『イオンモール×よしもとキッズプロジェクト 笑って! 走って! 全国横断かけっこツアー! supported by JAAF』が開かれました。
「よしもとキッズプロジェクト」は、吉本興業が一流と出会う場を子どもたちに提供することで、可能性を伸ばして夢をみつけてもらおうと企画したものです。
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会場を提供してくださるイオンモール株式会社様、公益財団法人日本陸上競技連盟(JAAF)様と協力して、全国各地で展開していきます。第1回目は2016年11月に千葉県のイオンモール幕張新都心にて、第2回目は宮崎県で行われ、それぞれ大盛況で幕を終えました。
第3回目となる今回は、三重県住みます芸人のカツラギ、まる子が前説を担当し、早速、集まったお客様にイベントの概要を説明していきます。
開演時間になるとMCを担当する、お笑い芸人、矢野・兵頭の矢野勝也、NMB48の元メンバーであり吉本新喜劇の福本愛菜が登場。ゲストのお笑い芸人、スマイルも加わって、まずはトークショーがスタートしました。会場となったイオンモール東員 1Fのカブキコートは、子どもたち、保護者の皆さんが詰めかけて立ち見が出るほどの賑わいです。
実は学生時代、陸上部だったという矢野。「短距離専門でやってたし、自分には適任のイベント。第3回目ということやけど、今日で段取り覚えるから、この後の会場は全部、自分がMCでまわりたいわ~!」とノリノリ。さらに、スマイルの2人も根っからの野球少年だったそうで、ウーイェイよしたかは野球センスがあるもののサインが覚えられずレギュラーになれなかったという、らしいエピソードを披露して笑いを誘います。

運動に自信のある矢野、ウーイェイよしたかは早速、会場に用意された10mのかけっこレーンでタイムを計測! 走る前にブーツを脱いで準備する矢野を見て、「なんでスポーツイベントにブーツでくるんですか!」と、スマイルの瀬戸洋祐もすかさずツッコみをいれます。先に走ったウーイェイよしたかは2秒45とまずまずのタイムを記録。走る前の準備段階でのトークがやたらと長いことをツッコまれた矢野は、「今からウルサイン・ボルトが走るで~」と宣言すると、2秒26をマーク。先輩芸人の意地を見せつけるとともに、会場をトークと走りで湧かせます。

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わずか10mの距離ながら全力疾走した2人は肩で息をしながら「やっぱり速く走るには、走りのプロに聞かなアカン!」ということで意見が一致。ここで、ゲストアスリートの井村久美子さんをステージに迎え入れます。
井村さんは女子走り幅跳びをメインに活躍した陸上選手で、2008年の北京オリンピックに出場。自身が持つ6m86という記録は女子走り幅跳びの日本記録であり、未だに破られていないという正真正銘のトップアスリートです。「6m86という記録は、簡単に言うと軽自動車2台分を跳び越えているようなもの」との説明があると、会場全体もどよめきに包まれました。
父の影響で陸上を始めたという井村さん。子どもの頃、テレビに映るオリンピックを観ていると、「頑張れば、こんな風になれるんだよ」と父が何気なく言った一言で本格的にアスリートの道へと歩むことを決意したそうです。
矢野からも「舞台に上がる時は芸人も緊張するもの。本番前に緊張しないような方法はないんですか?」と質問された井村さん。「私は練習の時から、誰かがさぼっていたりしても、自分はやるべきことをやるんだという切り替えのスイッチを入れるよう心掛けていました。普段の練習から集中してやるクセを付ければ、大舞台でも物怖じしないはずです」と会場全体にアドバイスを送っていました。 
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賑やかなトークショーを終えると、いよいよ小学生を対象にした「かけっこ教室」が行われました。最初はハシゴのような形状のトレーニング器具であるラダーを使った練習へ。「サッカー選手が、トレーニングでラダーを使うのを見たことがある子も多いと思います。その場で細かく速く走る練習をすることがサッカーの場合多いですが、そうすると腰が低くなるため陸上には向いていません。腰の位置は高く保ったまま、手と膝を前へと速く出すことが大事。ラダーの狭い間隔内で、この動きを反復練習しましょう」と井村さん。普段から三重県内でスポーツ教室を開かれているとあって、子どもたちとのコミュニケーションもお手の物。矢野、スマイルもステージを降り、練習の合間に子どもたちとハイタッチ! 最初は緊張していた小学生の子どもたちも、徐々に緊張が解け、すっかりリラックスした様子で楽しそうに練習に没頭していきます。
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その後も、手を大きく振る練習、スタート時は頭から前に倒れ込むようなイメージでスッと足を出すことが良いスタートを切るポイントなど、速く走るコツを身に付けていく子どもたち。また、保護者に向けても「練習に参加したあとで、自分の子どもだけ出来ないと、なんできないの?と、つい子どもに聞いてしまいがちです。否定するのではなく、今日は難しかった? どうやったらできるか一緒に考えようネ! と子どもに優しく声をかけてあげて欲しい」と井村さんは話していました。

最後は、子どもたちがかけっこレーンでタイムを計測。ほとんどの子どもたちが2秒台という好タイムをマークして、早くも練習の成果を感じさせてくれました。矢野も「三重県の小学生のかけっこの記録が、他の県の子どもよりグンと伸びるんちゃうか!」と大興奮!
自分の記録が印字された記録証を手渡されると、子どもたちは思わずニッコリ。最後にみんなで記念撮影に収まってイベントは終了しました。かけっこの練習中には「もっと走りたい!」という子どもたちの声も聞かれ、走ることの魅力に子どもたちが触れる一日となったようです。


【矢野・兵頭】【スマイル】