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2017年4月11日 (火)

新・住みます芸人 せんのりきゅうが農×芸で地域に貢献!今くるよ&サバンナ・八木も笑いで全力サポート「きょうと半農半芸プロジェクト」発表会見

吉本興業グループが2011年より取り組んでいる「エリアプロジェクト」の一環として、また新たな取り組みがスタートしました。今回のプロジェクトは、吉本興業と京都府の共同及び京丹後市大宮南地区移住促進プロジェクト協議会、株式会社丹後王国の協力をいただくかたちで、府北部における移住・交流のモデル事例として、新・住みます芸人による「きょうと半農半芸プロジェクト」を実施。高齢化や担い手不足などさまざまな課題が山積するなか、住みます芸人の活動を通して、地域や農業の魅力を発信していきます。4月11日(火)に行われた発表会見では、京都府の「移住促進特別区域」として指定されている京丹後市大宮町大宮南地区に1年間移住して活動する新・住みます芸人のせんのりきゅう(NSC大阪38期・2年目)をお披露目するとともに、京都出身の先輩芸人として今くるよ、サバンナ・八木も出席しました。

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大阪府住みます芸人・span!による司会進行のもと、まずは関係者の挨拶から会見がスタート。京都府農林水産部経営支援・担い手育成課の髙橋美広副課長は、農業で自分が食べていく分をまかないつつ、残りの時間を使って自分のやりたいことをやるという新たな生活スタイル「半農半X」について解説。今回、「X」の部分に「芸」を当てはめることになるせんのりきゅうには、「実際に住んで農業に従事しながら、さらに芸を磨いていただく中での情報発信を」と期待を寄せます。さらに、ふたりが就業する西日本最大の道の駅「丹後王国『食のみやこ』」についてや、同地域が抱えている過疎化・少子高齢化等の問題と移住促進の取り組みについても説明。恵まれた自然環境のなか、せんのりきゅうには「楽しい1年を過ごしていただけるはず」と話しました。

続いて挨拶に立った吉本興業取締役・戸田義人は、同プロジェクトの成り立ちを紹介。「昨年から『農業で住みます芸人』が各所で誕生しておりますが、地元の皆さんには1年を通して芸人を見守っていただけるとありがたい」と話がありました。

そしてここで、「京都府出身で京都をこよなく愛する」応援ゲストとして、くるよと八木が登場。会場に入るやいなや「どやさ」を繰り出すくるよに対し、八木は「ブラジルの人、聞こえますか〜! 京丹後の人、聞こえますか〜!」とおなじみのギャグを同プロジェクトに合わせたバージョンで披露するなど、さっそく大騒ぎです。

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span!から「この時期の京都のおすすめは?」ときかれると、くるよは「やっぱり桜やね。ちょうど今は最高ちゃう? どこを歩いてても桜があちこちに咲いてるから」とニッコリ。農業には縁がなさそうなふたりですが、八木は実家が兼業農家で、父はスイカ作りの名人ゆえご近所から「スイカのおじさん」と呼ばれているとか。くるよも両親のふるさとが亀岡市で田畑も多かったことから「興味はありました」。また、京都府北部エリアにもそれぞれ思い入れがあるようで、八木はかつて実家所有の軽トラックで琴引浜や伊根町までドライブデートに出かけていたエピソードを告白。くるよは2015年に「よしもと・京丹後創生 笑顔あふれ隊」に任命されているほか、学生時代にソフトボールの大会で宮津市に行った際の思い出もあり、「縁がある場所やと思っています」と話していました。

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いよいよ、せんのりきゅうが会見会場へ! 元気いっぱいに駆け込み、まずは「お茶たてまっせ!」「せんのりきゅうと申します!」と息ぴったりに挨拶。しかし、堂本栄司が23歳、吉村美紅が20歳というフレッシュなコンビだけに、初めての記者会見でかなり緊張している様子。くるよをはじめ先輩芸人たちも、心配そうに見守っています。堂本は、学生時代から農業に興味があり、少し勉強したこともあるそうで、今回のチャンスにここぞとばかり手を上げたとのこと。吉村は「地域の方々とたくさんおしゃべりして、いろいろなことを学びながら、芸人としても成長していきたい」と意気込みます。

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具体的な活動についても、ふたりが写真パネルを使って説明。大宮南地区での住まいの写真を見たくるよは、「大きいええお家やん!」と保護者として(?)ひと安心。昨年11月には農作業体験で同地区を訪問、既に地元の方々とも交流しました。現地では、「丹後王国『食のみやこ』」に地域の方が持ってこられる新鮮な野菜を受け取ったり、販売のお手伝いも。同施設内にある農場での作業も、もちろん担当します。一方、「半芸」の部分としては、地元の公民館で地域の皆さんにネタを楽しんでいただく予定。これにはくるよ、八木も興味津々で、「コンビでどうえ?」(くるよ)と仰天提案まで飛び出し、span!・水本から「もうひとりツッコミがいりますね」とたしなめられていました。

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ふたりがお世話になる、京丹後市大宮南地区移住促進プロジェクト協議会の川口勝彦会長は、同協議会の2つのテーマ「女性が活躍できる場所づくり」「移住促進への取り組み」に触れ、「"最先端の田舎"を目指すなかで、ふたりにどんどんPRしてもらいたいと大いに期待しています」とコメント。同じく株式会社丹後王国の伊藤真人社長は、「(せんのりきゅうの)芸と若さを生かしながら、地域の魅力を発信するべく、しっかりサポートして育てていきたい」と宣言しました。


くるよも「ふたりともすごく明るいし、皆さんにかわいがってもらって、一生懸命頑張ってね」とエールを。八木は、地域の皆さんに愛されるためにはギャグが不可欠だとして、「タンタタンタン、丹後!」という自作ギャグをふたりに伝授。吉村が実際にやって見せると、「いいですね! (自分を)超えた!」と太鼓判を押していました。

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質疑応答で、活動スタートに際しての"不安"についてたずねられると、堂本は「皆さんからの期待が大きく、それに応えられるかが不安です。恩返しもしていきたいし...」。方や吉村は、ずっと緊張しっぱなしの堂本を横目に「相方が一番心配です」と笑わせていました。

せんのりきゅうは、「きょうと半農半芸芸人」として4月16日より活動していきます。皆さん、ぜひ注目してくださいね!



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