吉本興業によるブロードウェイ・ミュージカルスターの育成プログラムがいよいよ始動! 「ヒントン・バトル ダンスアカデミー」開校セレモニーが開催!
4月11日(火)、東京・新宿村WESTにて「ヒントン・バトル ダンスアカデミー」開校セレモニーが開催されました。
吉本興業がトニー賞3度受賞のブロードウェイ・レジェンド"ヒントン・バトル氏とともに設立する 「ヒントン・バトル ダンスアカデミー(HBDA)」は、才能あるダンサー達に世界最高レベルのスタッフが最先端のメソッドによるレッスンを提供するアカデミーです。
去年末より募集を開始し、今年1月~3月にかけて全国6都市でオーディションを実施、400名近くの応募者の中から、選び抜かれた精鋭28名がついに決定し、 本日の開校を迎えることとなりました。
オーディションを通過したすべてのダンサーには、最大3年間、ヒントン・バトル氏およびブロードウェイで活躍する現役のコレオグラファーやダンサーによる本格的なレッスンが無償で提供されます。
本セレモニーのMCを務めるのは、藤井隆と"よしもと初のクォータータレント"ロバータ。まずは2人に紹介された吉本興業株式会社代表取締役社長・大﨑洋の挨拶からです。
ヒントン氏と初めて会ったのは今から30年前だったという大﨑社長。当時の彼のプロとしての仕事に「世界のスターってこういうことなんだ」と感動して惚れ込み、それから30年間密かに抱いてきた夢の実現に向け、今日のアカデミー開校に至ったことを感慨深く振り返ります。
一方ヒントン氏は、やはり30年前に初めて日本で仕事をしたとき、スタッフが全力で協力してくれたことが印象に残っていたのだそう。大﨑社長から「アカデミーを作りませんか?」と言われたときは、信じられなくて「夢かな?」と思ったんだとか。
「28人の、若く才能に溢れ、これから芽吹いていくみなさんの前に立てることに感謝します」と開校の挨拶を述べたヒントン氏は、「僕がこれまで学んできた全てをみなさんに教えます。みなさんはきっと世界に通用する次世代のスターになると思っています」と、28人の生徒へ大きな期待を寄せます。
ヒントン氏から講師陣(モダン/デスモンド・リチャードソン、タップ/スター・ディクソン、HIPHOP/ケビン・グラスフォード)の紹介が行われた後は、入学を祝ってHBDAのアシスタントである斎藤葉月さん、松平和希さんと生徒28名による迫力のダンスパフォーマンスが披露されました。
HBDAのダンス情報アプリ「HINTLE」の紹介などがあり、セレモニーが終盤にさしかかったそのとき、ゆりやんレトリィバァが花束を持って登場! 実は以前からこのアカデミーに興味を持ち、入学したいと願っていたというゆりやん。ヒントン氏に花束を贈呈した後は、ネタさながらに英語オンリーでヒントン氏と会話を始めます。
「マイネームイズフラッシュダンス」というゆりやんの自己紹介にフロア中が爆笑! 藤井が「アーユーフラッシュダンス?」と怪訝な表情でたずねますが、自信満々に「イエス! アイムフラッシュダンス!」と言うゆりやんに、ヒントン氏も思わず「サンキュー、フラッシュダンス!」と乗っかっていました(笑)。
HBDAのオーディションに行きたかったが、その日は「アイム営業」と、悲しそうに行けなかった理由を語るゆりやんに、「もしヒントンさんが気に入ってくれたら入学できるかもしれないから、アピールしてみたら?」と藤井が勧めたため、急きょその場でダンスを披露することに。その独特のダンスパフォーマンスと表情と謎の歌にヒントン氏も釘づけ(?)です。すると藤井が「生徒さんも参加して! 早く!」と途中から生徒を参加させ、「反応遅いよ!」と講師さながらの言動で生徒たちを煽ります。
ヒントン氏に「ビューティフル!」とほめられたゆりやん。踊ってみて感想を聞かれ、「コカンセツ、イタメテル」とカタコトで言って笑わせたあと、藤井の「では明日から、特別にお月謝500万円で......」と言われて「高すぎるやろ!」とずっこけ、最後もきっちり笑いで締めていました。
その後、なぜか踊りながら退場していくMCの2人を見送った後は、記念すべきHDBAの初レッスンが公開で行われることに。ゆりやんも参加してのレッスンは生徒全員が終始テンション高く楽しそうで、これから素晴らしいダンサーに育っていく予感を感じさせるものとなりました。
【藤井隆】【ゆりやんレトリィバァ】