「笑いなし、料理100%」宣言!"うまみ"を追求する男、ロバート・馬場による『バーミキュラを使った料理イベント』開催
4月12日(水)、愛知・松坂屋名古屋店本館6階アンテナプラス・リビングにて、ロバート馬場裕之による『バーミキュラを使った料理デモンストレーション&トークショー』が開催されました。
このイベントは、昨年、馬場が出した「バーミキュラでシンプルごはん」という料理本にちなんで、バーミキュラを使った料理をお客さんの前で披露しながら、トークショーを行うという内容。
馬場が惚れ込んでいる「バーミキュラ」は今、巷で大評判の鍋。あまりの人気のため、何カ月も予約待ちになっているほどです。この鍋の良さに早くから目をつけていた馬場は、名古屋でレギュラー出演していた番組のロケで、鍋の製造元である愛知ドビー株式会社を訪問。そこで数ミリの世界にもこだわって、職人がひとつひとつ手作りで作られる「メイド・イン・ジャパン」の鋳物ホーロー鍋の良さを実感し、「バーミキュラ」×「馬場レシピ」をかけ合せた本の出版という流れになりました。
今回は、実際にバーミキュラを使って本の中で紹介しているレシピ2品を調理するデモンストレーションを行いつつ料理に関するトークを行うとMCから説明があったのですが、馬場は「トークショーと言われてますけど、笑いはいらない! ほぼデモンストレーションで行きます!」と開始早々に宣言します。
そうはいっても、馬場は料理に関しては非常に饒舌。惚れ込んでいるバーミキュラ、そして、新しく登場したライスポットについて熱く語り始めます。なんでも「バーミキュラは素材の持つ旨みをものすごく引き出せる。水分も塩分も少なくてもしっかり味がつくんです」とのこと。その知識量たるや、「開発者ですか?」とツッコミたくなるほどです。
そんな馬場の言葉をメモするお客さんも多く、さながら料理教室のような雰囲気に。それを見て、馬場は「これ、笑いが全然起きてないですけど、大丈夫ですかね(笑)」と芸人的な心配もしていました。
最近は旨味にこだわっているそうで「バーミキュラのライスポットを使って、"究極のだし"をとるのにハマっています。温度が一定に保てるライスポットだから、えぐみをまったく出さないダシができるんです」と熱弁。その話の流れで馬場は、最近愛用しているという真空にすることで干ししいたけが素早く戻せるキッチングッズの紹介していました。
途中、さまざまな"クッキングトーク"を交えつつ、慣れた手つきでどんどん調理を進めていき、あっという間に「バルサミコソースのローストチキン」と「うまみたっぷり乾物ごはん」の2品が完成します。
作り終えた馬場は「時間内に2品、間に合うかちょっと心配で、お笑いのライブではかかない汗をかきました(笑)。けど、上手にできて良かった!」とほっとした表情。進行を担当したフリーアナウンサー・神取恭子さんがその場を代表して試食してみたところ「お肉がすっごくジューシー! ごはんも旨味がすごくあっておいしい!」と絶賛でした。
調理を終えたあとは、Q&Aコーナーへ。
男性のお客さまから「馬場ちゃんの料理はテレビでも見ていてすごいなと。いつから料理に興味をもったんですか?」との質問が。それに対し、「タバスコの原材料の欄を見てこんなのでできてるのか、やってみようとか、小学生の頃から食べものや料理に興味があった。あとは知ってのとおり、僕、まだ独身で。ずっとひとり暮らしなので料理する機会も多くて、それでどんどん料理を覚えていったし、奥に奥にと深めていった感じです」と答えます。
また、女性のお客さまからは「今回、イベントに参加して、馬場さんの話を聞いていてライスポットが欲しくなりました。次に第2弾としてライスポットを使った料理本を出す予定は?」という質問も。これには、馬場も「いいですね。ライスポットは本当にすごいんで! いろんな料理ができそう。これについては愛知ドビーさん、よろしくお願いします(笑)」と、次回作にも意欲をのぞかせる回答も飛び出しました。
「ピンのお笑いライブを渋谷の劇場でやったとき、20数名しか集まらなかったんですが、今日はこんなにたくさん来ていただけてうれしいです。やっぱり僕には料理が求められてるってことですね!」と話していた通り、立ち見のお客さんまで出て大変なにぎわいを見せた今回のイベント。馬場の料理にかける本気度が伝わってくる、熱い内容となりました。この後にはサイン会&2ショット撮影会も行われ、大盛況で幕を閉じました。
【ロバート】【馬場裕之】
『バーミキュラでシンプルごはん』
著者:馬場裕之(ロバート)
定価:1296円(税込)
発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス
バーミキュラHP:http://www.vermicular.jp/