お笑いの世界を目指す新入生が一堂に!2017年度NSC大阪40期生・YCC大阪9期生入学式
4月17日(月)、なんばグランド花月にて「2017年度NSC大阪40期生・YCC大阪9期生入学式」が行われ、お笑いの世界を目指す新入生たちが出席しました。
まずは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役社長・藤原寛が挨拶を。「入学おめでとうございます」と呼びかけると、客席の新入生たちからも「ありがとうございます!」と元気な返事が。藤原社長は「皆さん、並々ならぬ志を持ち、『お笑いを頑張るぞ』と思って来てくれていると思います。今日の気持ちを忘れず突き進んでいただきたい」と期待を込めます。また「できることなら、ここにいる皆さんがお笑いの世界で活躍できる人になってほしい。しかし、歴史をさかのぼってみても、卒業後、活躍できる人はひとにぎり。ここにいる全員がライバルだと思って頑張って」とも呼びかけ、「そのためにも、24時間お笑いのことばっかり考えていただきたい。そして、みんなに勝っていってください」と力強く締めくくりました。
続いて、学長の上田泰三が新入生にメッセージ。「これからの1年はすごく早く、あっという間に卒業になる。本当にいろんなことがあり、いろんな思いをすると思うが、それも含めて時間を大事に使っていただきたい」と話すとともに、「どうしてもしんどくなることが出てくると思うが、辞めないこと。誰がいつ売れるかは本当にわからない。『どうしたら売れるんですか』ときかれたら、『辞めないことです』と伝えています」とアドバイス。さらに、「ここにいる仲間は、ライバルではあるが、心のの支えにもなってくれる。この1年でいい仲間を見つけて、同期を大切に」とも語るなど、これから始まる学生生活に向けての心構えを説きました。
NSCディレクターを務める演出家・湊裕美子講師は、現在、第一線で活躍するかつての教え子たちから聞いた、心に残る言葉を新入生にプレゼント。星田英利は、「バッターボックスに立たんと、ヤジすら飛んでこない。立ったら思いきり三振もできる。立ってこそや。立ちたいって言っても立てないから、立った時にどう見せるか。その戦いや」と話していたそう。ゲッターズ飯田の著書にあったという「人は愛情持って生まれ、意思を持つようになる。運に翻弄されるけれど、縁が出来て、恩を返す立場になる。その時に持つのは感謝」という話も挙げ、「卒業生に教えてもらった。いくつになっても刺激をもらって、面白い人生」とニッコリ。「キミたちの中から、どんな人が出てくるかわからない。だから、明日がまた当たり前にあると思わず、来てください」と語りかけました。
この後、新入生たちをサポートするスタッフの紹介を経て、入学式は無事に終了。NSC新入生はさっそく入学ガイダンスに臨み、それぞれ期待と緊張に満ちた学生生活をスタートさせました。
NSC(吉本総合芸術学院) http://www.yoshimoto.co.jp/nsc/
YCC(よしもとクリエイティブカレッジ) http://ycc.yoshimoto.co.jp