ふるさとアスリート辻善光が教える! 自転車イベント「向日町トラックチャレンジ」開催!!
ゴールデンウィークまっただ中の5月4日(木)、京都府向日市にある向日町競輪場で毎年恒例となっている自転車イベント「向日町トラックチャレンジ」が開催されました。2008年に第一回が行われ、今回で16回目を迎えるこのイベントは、大人の部、子供の部に分かれ、それぞれが自転車の奥深さ、楽しさを堪能できる内容となっています。今回、子供の部にふるさとアスリートの辻善光選手に加え、「女と男」「span!」の2組が参加。イベントを盛り上げました。
イベント当日、会場となった向日町競輪場に参加者たちが集合しました。大人の部は、フォームやペダリングなど、本格的なテクニックを学ぶ充実した内容。通常はレースで使うコースも走ります。子供の部は3歳から12歳までが対象で、まだ補助輪が付いている自転車ビギナーから、ロードレーサーに乗る本格派まで、幅広いレベルの子供たちが結集。父兄も来場し、子供たちの活躍を見守ります。
まずは辻選手のアドバイスを受けながら、パイロンの間を抜けるスラロームなどの練習からスタート。そこに女と男、span!も合流。span!の2人は昨年も参加していたということで、久しぶりに再会するちびっ子も。市川は持ちギャグを披露するも微妙な空気に、和田ちゃんはなぜか子供からいきなり体重を聞かれるというハプニングもありながら、いっしょにスラロームや一本橋などにチャレンジしました。
続いては自転車を置いて、自分たちの足で走ってのパイロンや一本橋、ハードルの対決。まずは和田ちゃんとマコトが模範を示すはずが、細かなボケを繰り返し「悪い見本です!」と水本にツッコまれます。それに比べて子供たちは各自が懸命に力走。走り出すたびに「速いッ!」、ハードルを超えるたびに「ナイスジャーンプ!」と声が上がっていました。
途中、水本は子供から対決を申し込まれるも、大人げなく勝利を収めます。が、その後リベンジされてしまいます。続いて挑戦を受けた市川は真剣に走ったものの、僅差で負け。和田ちゃん、マコトは子供たちの挑戦を見事退けます。
それからコース上に水本と市川が障害物として登場。子供たちは見事にクリアしますが、和田ちゃんが市川、水本を踏みつけるひと幕も。芸人たちの姿に子供たちは大いに盛り上がります。
続いては「デュアスロン」。走って、自転車に乗って、また走るというもので、年齢別にクラス分けが行われました。そして和田ちゃんグループ、マコトグループ、市川グループにチームを分けて、いよいよ実戦。和田ちゃんの「みなさん準備はいいですか〜」の声に、子供たちも「イエーッ!」で応え、第一戦がスタートします。市川も参加しますが、最初のランですっかりヘトヘトに。大人の意地でなんとか3位をキープしていましたが、最後のランで子供に抜かれる始末。あまりのしんどさにゴール後にコメントもできません。マコト、和田ちゃん、水本もそれぞれレースに参加、最後は子供といっしょに手を繋いでゴールするなど、大きな拍手を浴びていました。
お昼の休憩では、唐揚げなどをみんなで食べてパワーを補充。ここでお別れの女と男の2人は、子供たちと記念撮影したあとにあいさつ。拍手に包まれて会場をあとにしました。
午後はまず体を動かすトレーニングから。パイロンを回ったり、けんけんしたり、早歩きするなど、いろいろな動きをこなしていきます。そのあとは自転車を使いコースを周ることに。これは最後に行なわれる大人と子供合わせてのリレーに向けての予行演習です。なんとこの予行演習のラストには辻選手も登場! 子供たちも大きな声援を送りました。続いて、午前中に行われたデュアスロンのトレーニングをもう一回。今回は自転車→ランニング→自転車の順です。参加した全員が自転車と自分の足で懸命に走りました。
そしていよいよイベントもラスト。大人と子供をミックスしたチーム対抗のリレーです。参加者は、水本率いる唐揚げチーム、マコト率いる焼きそばチームにそれぞれ分かれました。チームごとに記念撮影を行ったあと、リレーがスタート。今回のリレーはコースを使った本格的なもの。大人も子供も一生懸命にペダルを踏みます。まだ自転車をこげないちびっ子も地面を蹴って激走。span!の2人も自分のチームに声援を送ります。
唐揚げチーム中盤に登場した水本ですが、なんと相手は競輪選手。大幅リードのはずが一気に抜き去られ、参加者からは悲鳴や笑い声が上がります。抜きつ抜かれつのレースは勝負のアンカー対決に。ギリギリのデッドヒートは鼻の差で唐揚げチームが勝利! 健闘した両チームにそれぞれ賞品が配られました。
イベントもこれで終了。水本はもっといろんな芸人にこのイベントを広めていきたいと話し、参加者の皆さんには「ケガなく、これからも自転車を楽しんでください」とメッセージを送りました。マコトは「人数の関係で僕だけリレーを走ってない」と告白。あとで走っておきます、と話し、笑いを誘いました。辻選手は「みなさんおつかれさまでした! 0.1秒差くらいのすごいレースでしたね」と最後のリレーを絶賛。「手作り感満載のイベントですけど、楽しんでいただけたでしょうか?」という問いかけには拍手が起こります。そして、今年もう一回開催できたらと抱負を語り、周りの友達にも楽しかったって伝えてもらったらうれしいとアピール。「ありがとうございました!」の声でイベントは幕を降ろしました。
ゴールデンウィークにふさわしい青空の下、大人も子供もたっぷりと自転車を楽しんだこの"向日町トラックチャレンジ"。辻選手の「毎年この時期に行なっているので恒例にしていきたい」という言葉通り、来年以降の開催にも注目です!
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