大喜利クイズでコロチキの仲に暗雲が?! 「ジャンチョコ尼コロ~ネタとおたけのコーナー~」開催
5月3日(水)、よしもと沖縄花月にてゴールデンウィークスペシャル「ジャンチョコ尼コロ~ネタとおたけのコーナー~」が開催されました。前説のジャングルポケットが「沖縄家族(花月)だもんね」などと会場を温めるなか、一気に4組のネタが披露されました。
トップバッターを務めたのは、コロコロチキチキペッパーズ。客席に向かって「僕たちをテレビ見たことがある人?」と質問を投げかけ、色々なテレビ番組の名前をあげますが、それぞれ数人の挙手という薄い反応。西野は「そうなんです。これらの番組は、全部出たことがないんです。」と会場の笑いを誘います。
「ものまねが得意」という西野が「ちびまるこちゃん」や「ミッキーマウス」のものまねを披露しますが、対抗するナダルの似ても似つかないものまねに客席が湧きます。また、「流行語大賞ねらっていた」という西野が、2015年の流行語大賞を紹介しようとしますが、幾つあげてもことごとく間違い、そのたびにナダルが訂正する様子に客席は爆笑の連続が起こりました。
次に登場したのは尼神インター。登場するやいなや、「誠子、可愛い!」と客席から飛び出る歓声に、誠子は「知ってるよ!」と会場の笑いを誘います。
誠子が、漫才スタイルで「昔、美人でギャルの実の妹に家で無視されていたけど、芸人になって最近からしゃべってもらえるようになっている」と姉妹ネタを話しはじめます。どうやら妹は、最近外国人の彼氏が出来たそうで、その国には『お笑い』という職業がないため、妹は「姉の職業はピエロ」と紹介しているといいます。「ピエロを紹介する前に、私のフォローをして欲しいわ」と嘆く誠子に、渚が「複雑やな」とつぶやくと、客席から笑いが起こります。ほかにも、誠子の得意ネタである「カワイイ女の子がいいそうな台詞」を叫んだり、女子生徒会長扮する誠子と不良男子演じる渚が舞台いっぱいにネタを繰り広げましたが、渚の絶妙なツッコミに客席が盛り上がりました。
次に舞台を飾ったのは、チョコレートプラネット。病人役の松尾は、体の調子が悪くて「氷室クリニック」を訪れますが、松尾を迎えたのは、これまた氷室京介さんに扮する医者役の長田。「オールスタンディングで診ます」と松尾の体温を計りますが、体温計の電池が切れていて医療事故だと説明したり、松尾の心臓の音をビートにのせ「ポニョポニョ~♪メタボ~♪」と氷室さんの歌を交えながら、会場の笑いを誘います。
最後のトリを飾ったのは、ジャングルポケット。「誰かに似ている」という話からはじまり、斉藤が「学園祭で『松本潤』に似ていると言ったらペットボトルを投げられました」というエピソードを紹介し、さっそく会場の笑いを誘います。続けて斉藤は英語の教科書の「Lesson1」のアナウンスのモノマネをして沸かせます。
最後の「おたけのコーナー」は、おたけがコーナーすべてを仕切って盛り上げるステージ。しかし、おたけが「今日の出演者、全員集合!」と呼びかけても誰も登場してきません。「こんなの、いらないから!」とおたけが舞台袖に呼びかける様子に、客席から笑いが起こります。
はじまった「相方のボケ 当てまショー」コーナーでは、出演者それぞれが大喜利でボケるなかから、自分の相方のボケを当てていくという内容です。
最初の回答者はジャングルポケット・太田。さっそく目かくしされ、出演者たちは「こんな東京オリンピックは嫌だ」というお題に対し、斉藤が言いそうなボケをフィリップに書いていきます。尼神インター・渚は「会場にうんこ落ちまくり」と書き、斉藤は「場所が埼玉の南浦和」などと、出演者それぞれが自由に大喜利でボケます。回答者同士フィリップをシャッフルしたあと、太田の目かくしが外されます。
太田は「斉藤は何だかんだ言っても人を傷つけるボケはしない」などとそれぞれの大喜利にツッコミながら、見事斉藤のボケを当てました。
次のお題「『しゃっくりが100回出ると死ぬ』のような迷信を教えて下さい」では、コロコロチキチキペッパーズ・西野が回答者となり、相方ナダルのボケを当てます。「辛いものを食べたらケツが痛くなる」、「オナラが100回出ると、空を飛ぶ事が出来る」、「まばたきしすぎると、くっつく」など珍回答が揃いますが、西野は残念ながら不正解。
このあと、西野が出演者それぞれがつくった大喜利をことごとく当てていきますが、尼神インター・渚は「こんだけ分かってるのに、相方のを分からないの?」と痛烈ツッコミを入れ、場内は大爆笑となりました。エンディングでは、おたけが「このあとも3回公演が続きますので、ぜひ見にきてください」と客席によびかけ、公演は幕を閉じました。
【ジャングルポケット】【コロコロチキチキペッパーズ】【尼神インター】【チョコレートプラネット】