京都で盛り上がる! オール巨人バンドが初ライブを開催!!
5月19日(金)、オール巨人が自身のバンド「オール巨人バンド」での初ライブを開催しました。場所は京都のど真ん中にある「オールディーズライブハウス アメリカングラフティーズ」です。以前は「フラワームーン」というバンドをやっていたことがあるほか、昨年発売したソロ9枚目となるシングル「男の子守唄」が大ヒットするなど、巨人は元々歌が大好き。それだけにバンドスタイルでどんな歌声を聞かせてくれるのか、期待が高まります。
当時の会場は超満員。京都らしい和装の女性など、多くの観客が詰めかけ、ライブのスタートを待ちわびています。まず登場した前説のヘンダーソンが大平サブローの登場を告げると、会場から大きな拍手が。さらに写真撮影がOKということも告げられます。ヘンダーソンと会場がひとつになって巨人コールを叫ぶなか、巨人が登場しました。「初ライブということで、いろいろとちったり...30年以上前にはいろいろやってるんやけど、京都では、新しい曲を出してからは初ということで」と話したあと、まずはソロデビュー曲「あんじょうやりや」からスタートです。
曲が終わったあとは、35年前の曲で、すごいメンバーが作ってくれた曲であることを説明。そして若手の漫才師からも愛されている歌であること、ダウンタウン・浜田がこの曲を知っていたというエピソードなどを話し、続いてはカップリング曲の「土佐堀川」です。続いて巨人は、VIP席に京都らしく舞妓さんが来ていることに触れ、そのVIP席に次の曲「天国への手紙」を作詞した荒木とよひさ氏が来場していることを紹介。ステージ上に呼び込みます。2人のトークに会場は笑いに包まれました。
次の曲は大ヒットシングル「男の子守唄」です。作詞作曲のオオガタミヅオ氏が九州から駆けつけてくれたことを紹介。レコーディングにも参加した奥様のはる氏がステージに登場し、CDそのままにブルースハープを演奏します。歌い終わったあと巨人は、これからも歌っていくこと、そして紅白にも...と年末に向けてもアピールしました。
ここで「おじゃまいたします!」とゲストの大平サブローが登場。音楽をやっている者同士、話が弾みます。が、そのうちに「巨人には痛点がない」とサブローが口撃。以前腹筋をやりすぎて腹が痛いと病院へ行くと、盲腸が破裂していたという驚きのエピソードなどをモノマネを交えながら話します。しかし巨人は「我慢強いのはアカンね」と涼しい顔。それからもさらに昔話に花が咲き、客席は爆笑。二人のトークを堪能しました。サブローは「歩幅」を熱唱したあと、ギターを片手に「月のあかり」を披露。会場から大きな拍手が送られました。ここで一旦休憩に入ります。
休憩のあとはバンドメンバーの紹介。バンド名について、オール巨人のバンドということで、"AKB"でええかな?と巨人が会場に問いかけると、拍手と笑いが起こります。そのあと「たかじんの歌を歌わせていただきます」と話し、二部のオープニングは「たった一人のアンコール」。二曲目は「みなさんがよく知ってる歌、よく知ってるから難しいんですが」と話し、「あんた」がスタートします。
たかじんさんとのエピソードを懐かしそうに話した巨人。続いてもカバー曲の「大阪恋物語」を歌い、いよいよラストです。「大好きな歌」と話す「大人の子守唄」のカップリング曲「大阪ロンリー・トゥナイト」を巨人は思い入れたっぷりに歌いきり、ライブは終了。が、アンコールの声が鳴り止まず、再度ステージに登場です。
アンコール一曲目は、これもたかじんさんのカバー曲、アップテンポの「東京」。歌詞を大阪に変えた部分では、ひときわ大きな歓声も起こりました。歌のあとはサブローが再びステージに登場し、「声、めっちゃ調子良かった」と巨人の歌声を絶賛。盛り上がったまま、いよいよ本当のラストです。最後の曲は「明日があるさ」。会場中を大いに沸かせて、巨人バンドの初ライブは終了しました。
【オール巨人】【大平サブロー】