YCC大阪校特別授業にすっちーが登場、仕事を続けるコツを伝授!
6月3日(土)、YCC大阪校で特別授業が行われ、講師としてすっちーが登壇しました。すち子のスタイルで教室にやってきたすっちー、生徒たちからは歓声が上がりました。
お笑いの世界に足を踏み入れてから現在に至るまで、簡単なプロフィールを述べた後、「仕事を続けるコツ」を、すっちーが経験したことを踏まえて述べていきました。
まずは「集中できる環境づくり」。「芸人はいつ仕事が入るか分からないので、融通が利くバイトを見つけておくだけでストレスが減る。あとは恋人もそう。この仕事に理解ある人だったら、そのストレスも減る。ノンストレスの方が仕事に集中できます」とすっちー。
続いては「コミュニケーション力」。「芸人であれ、裏方さんであれ、コミュニケーションを取っているとどういう人間か分かってもらえて、大きく差が出ます」と、自身の若い頃の苦い経験も交えながら語りました。すっちーは若手の頃、先輩たちとのコミュニケーションも苦手で避けてきましたが、それが自分にとってマイナスであったことを痛感。吉本新喜劇に入団以降は、積極的に話しかけるようになったそうです。「ロケも同じだと思います。ロケの前にスタッフさん打ち解けられるかどうか」と、得意ジャンルの話題でスタッフの方と仲良くなっているとのこと。
生徒にコミュニケーションが苦手ですか?と問うすっちー。3名が手を挙げました。「無理矢理でも変えた方がいいですよ」とアドバイスを贈ります。「しんどくても人とコミュニケーションをとること。損するからね」と口を酸っぱくして伝えていました。
3つ目は「目標を持つ」。目標の持ち方も大事です。漠然と思うのではなく、自分の立ち位置をしっかり把握しておくこと。そうすると、目標に近づくために具体的な行動が見えてきます。「新喜劇の座長になるという目標を持って、そのためには何をすべきか、考えてやってきました。そういう何かになりたいというのもいいですし、何ぼ稼ぎたい!とお金の目標を持つのも大事だと思います。目標のギャラをもらうために何をするか自分たちで見つけて、毎日を過ごしてください」とエールを贈りました。
生徒との質疑応答では、マネージャーや構成作家になりたいという生徒たちの質問に答えていくすっちー。特にマネージャーはさきに出た「コミュニケーション力」の話がリンクしていきます。マネージャーとも普段からコミュニケーションをとっておいたら、ちょっとしたミスも許されるようになり、仕事のストレスも減ると話しました。また、「いろんな人の話を聞いて、自分に合う考えを取捨選択していくこと」と話しました。
中にはすち子の扮装についての質問も上がり、「すち子メイク」でも話題に。意外なこだわりなどにも沸きました。
約1時間の特別授業は終了。「好きだと思った道で頑張ってください」と背中を押して、教室を後にしました。
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【すっちー】