よしもとニュースセンター

5月13日(土)よしもと沖縄花月にて「SIX GUNS Tropical Nude Party～ネタとユニットコントとサルゴリラのコーナー～」が開催されました。今回の公演はスペシャルトークに始まり、ネタとユニットコント、各コンビの企画コーナーを合わせた4回連続公演となっており、サルゴリラ、しずる、ライスが登場すると会場からは大きな拍手が沸き起こります。



登場するなり「かましましょー！」とやる気十分な、しずるの池田一真。ライスの2人は、当日悪天候のため、飛行機が鹿児島に着陸してしまうというハプニングエピソードを明かし、関町知弘は「おかげでよく眠れた。睡眠パックです」と笑いを誘います。サルゴリラの赤羽健一は、4年振りに沖縄に来たというのに沖縄料理ではなく、ラーメンを食べたと話し、メンバーから総ツッコミを受けるもめげずにラーメン愛を語る様子に会場からも笑いが響きました。



最初のネタでは、サルゴリラの2人が登場し、ラーメン屋を舞台にしたコントを披露。弟子役の児玉が、師匠役の赤羽に自分が作ったラーメンを食べて欲しいと頼むところからスタート。味を見定めてもらうはずが、音響や照明の演出を使ってごまかそうとする児玉に会場からも笑いが起こります。



続いては、しずるの2人が登場。村上に追われている様子の池田は、銃を突き付けられ、登場早々撃たれてしまいますが「銃は効かない」とノーダメージ。「なぜだ？」と困惑する村上を前に、どんどんおかしな展開を繰り広げるしずるならではの世界観を見せ会場を笑いで包みます。



3組目のライスは、探偵が事件を暴くシーンからスタート。関町扮する探偵が、推理を明かしはじめるも、疑われてもいない田所が取り乱して全く事件が進みません。「ちゃんと聞いて」となだめる関町を前に、どんどんエスカレートしていく田所の狼狽ぶりに会場からも大きな笑いが起こります。



ラストのネタは3組揃ってのユニットコントを披露。東京へ旅立つと決めた若者・坂田役の関町の前に、池田、赤羽、児玉、田所、村上が見送りに駆けつけますが、坂田少年から「どなたですか？」と尋ねられてしまいます。関係を説明するも、昔アルバイトで1日だけ一緒に働いた先輩、ゲームセンターで対戦した相手、さらには初対面の人など何でもありな見送りに会場も大笑い。ラストは電車に乗る坂田少年をメンバー全員が走って追いかけ、青春の1ページさながらの感動シーンを見せました。



全てのネタ披露が終わり、サルゴリラのコーナー「マイウェイゲーム」がスタート。Def Techの「My Way」に乗せて即興でお題に沿った芝居をスタートし、サビの部分で感動のラストになるようにするというもの。

1組目は池田と田所が挑戦し、発表されたお題は「あの世」。「俺たち死んじまった」と動揺した様子を見せる池田に「見てみろ。お前の奥さんだ。元気そうだ」と田所が話し、サビの部分ではあの世から家族を見守るという感動的なストーリーを見せ大成功の出来を披露。会場からも拍手が上がり大絶賛です。



続いては関町、村上ペア。曲が流れ発表されたお題は「運動会」。かけっこの途中で息子役の村上は転んでしまい、諦めそうになるもお父さん役の関町の熱い応援を受け、サビの部分ではもう一度走り出し感動のラストを見せます。会場からも大きな拍手が沸き、一同も「本当にお父さんにしか見えなかった」と関町の熱演を絶賛しました。



1人で挑戦することになった赤羽のお題は「お葬式」。お兄ちゃんを亡くしてしまい悲しむ赤羽ですが、サビの部分ではまさかのお兄ちゃんが生き返るという展開を見せます。

続いて、「自殺の説得」というお題に1人で挑戦した児玉ですが、サビの部分では、説得していた側が飛び降りてしまうという奇想天外な結末に一同も驚き爆笑。「なんでだよ」と池田にツッコまれるも、児玉は「実は、この企画苦手なんだよ」と答え大きな笑いが起こりました。



その後は6人みんなで「部屋」「暴走族」「銀行強盗」と様々なお題に挑戦しますが、限られた時間での即興芝居がなかなかうまくいかず、なぜかラストがおかしな展開になってしまいます。そろそろ終わりの時間も近づき、「次こそは」と気合を入れて挑戦したラストのお題は「たてこもり」。あえて何も決めずフリースタイルで挑むも、グダグダな結果になってしまい「6人はむずかしい」という結論に至り、終始笑いに包まれたままコーナーが終了しました。



エンディングトークでは、次回の公演について紹介し、最後は一同揃って「ありがとうございました」と会場のお客さんにお礼を言いい、大きな拍手に包まれたまま幕を降ろしました。

【サルゴリラ】【しずる】【ライス】