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2017年6月 7日 (水)

7月16日(日)、自らが立ち上げた大喜利ライブを開催するアジアン・馬場園&ハリセンボン・箕輪へインタビュー!

7月16日(日)、東京・下北空間リバティにて、アジアン・馬場園梓&ハリセンボン・箕輪はるかによるライブ『大喜利維新軍 みなごろし』が開催されます。

新しく立ち上げられた大喜利ライブ。挑戦的なタイトルがつけられたライブ立ち上げのきっかけ、大喜利の魅力などを、馬場園と箕輪に語ってもらいました。

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(アジアン・馬場園梓/ハリセンボン・箕輪はるか)

 *  *  *  *  *  *

――女性の芸人さんが大喜利のライブを立ち上げるのって、珍しい気がしますが。

馬場園 そうですよね。大久保(佳代子)さんがたまにやってらっしゃるっていうのを聞いたことがありますけど、珍しいかもしれないですね。

――ライブを立ち上げようと思ったいきさつは?

馬場園 きっかけとしては、自分がヘルニアになって体を張ることができなくなったことですかね。テレビの番組で女芸人さんって相撲を取ったり、つかみ合いや取っ組み合いをやったりしてるじゃないですか。私も大阪にいる頃は、水着で相撲取っていて。はるかもこんなにガリガリやのに。
箕輪 (笑)。
馬場園 デカい女芸人さんに投げられているのを観て、すごく頑張ってるなぁと思ってたんです。で、そういうことができなくなった時に、何かほかにできることはないかなぁと。芸人さんって皆さん、それぞれ得意なジャンルがあるじゃないですか。この人=これっていうものは絶対あったほうがいいなということで、自分が全く得意じゃない大喜利ができるようになれたらなと思ったんです。

――じゃあ、馬場園さんが言い出しっぺで、箕輪さんを誘われたと。

馬場園 そうですね。はるかって、大喜利が強いイメージあるでしょう? そういうところは尊敬してますし、はるかに挑んで鍛えたいなって。で、倒してみたいっていう野望も含めて誘いました。
箕輪 そんな挑まれるほどの実力はないと思うんですけど(笑)、誘ってもらえたのがすごく嬉しくて。女芸人の人と少人数でライブをやることって今まであんまりなかったですし、新しいことができるのもいいなと思ったので、「是非」とお返事しました。

――それにしても、すごいタイトルですよね。

箕輪 ふふふふ。
馬場園 ですよねぇ?

――はい(笑)。平仮名で可愛らしい感じを出してますけど、なかなか強い言葉を選んだなと思いました。

馬場園 あ、見破りました?(笑)悪気はないんですよ。自分は大喜利できるんだぞとひけらかしたいということではなく、やるからには中途半端ではいけないという意気込みを伝えたいなということで、その思いを突き詰めていったら最終的にこういうタイトルになってしまったという。喩えれば、ありんこがめちゃくちゃ強いマントヒヒに立ち向かっていくような、弱い者が強い者に立ち向かっていくならこれくらいじゃないと勝てないっていう思いを、タイトルにしたということです。
箕輪 (笑)大胆なタイトルでいいですよね。
馬場園 はるかも、過去にたんぽぽ・川村(エミコ)さんとライブした時にね?
箕輪 そうですね。『ぶちまけてやるよ』っていう結構強めのタイトルにしていたので、今回も馬場園さんに「大丈夫じゃないですか?」って。
馬場園 はい、二つ返事でオッケーしてくれました。

――ライブ自体は、どんな内容になりそうですか。

馬場園 今回が1回目なんですけど、定期的にずっとやっていきたいなと思っていて。1回目は2人で対決して、できれば最後のほうで倒したいなと思う方に来ていただいて挑んでいければと思ってます。大喜利を鍛錬する場になりそうですけど、私達の意気込みがだいぶ強めっていうだけで、お客さんはゆったりと観ていただければ。
箕輪 はい、安心して観に来てほしいですね。

――先ほど、馬場園さんは大喜利があまり得意じゃないと話してましたけれど。

箕輪 そうですかね? そんなイメージないですよ。
馬場園 全然得意じゃないんです。『ダイナマイト関西』に出させていただいたこともあるんですけど、突き抜けられないというか。無難に答えることはできても、バーッと答えてドッカーン!って会場がひっくり返るくらいウケたことはない。大喜利で、そういう快感を味わったことがないんです。大阪にいた頃、漫才の賞レースとか大会に出させてもらった時の漫才中に来るドーン!っていう笑いは、ほかでは味わえないもので。一生辞められないなと思うくらい、肌に染みる感覚があったんですよ。だから、大喜利でも同じような気持ちを味わってみたいなと思っています。

――一方、箕輪さんは若手の頃から数々の大喜利ライブに呼ばれていて、『IPPONグランプリ』にも出ていますし、大喜利が得意なイメージがありますよね。

馬場園 ねぇ、そういうイメージありますよね。
箕輪 いやぁ、得意という認識はないですけど、大喜利は好きです。人の答えを観るのも好きですし、面白い答えを出したいなと思いながら答えを考えているのも好きで、いつも楽しくやっている感じですね。

――大喜利の魅力って、どんなところにあると思いますか。

馬場園 大喜利って人柄がすごく出るもので、その人自身のパーソナリティみたいなものが見えたときに、お客さんは魅了されるんじゃないかなって思います。もちろん優秀な答え、面白い答えっていうのもステキやなと思うんですけど、その人にしか出せない答えが出せるところがいいですよね。
箕輪 そうですね。紙1枚の中にその人の世界観を閉じ込められるって、大喜利にしかできないんじゃないかなと思います。もちろん必ず毎回できることじゃないんですけど、それができている人を観ると「うわぁ、すごいな」と思います。あと、「このフリップ欲しいな」と思うくらい、(答えが)宝物に見えるときがあるんですよ。
馬場園 え、そこまで!?(笑)
箕輪 ふふふ。そういう魅力がある競技って言ったらいいのかわからないですけど、そういうものかなと思います。

――世界観が閉じ込められるっていうのは、確かにそうですよね。だからこそ、発想の勝負というだけではなく、見せ方も大事になりますし、やればやるほど面白みが増すものだというか。

馬場園 そうなんです。絵を使う人もいるしね。
箕輪 ちょっとでも漢字を間違えたらウケないですし。
馬場園 ねっ! 本当にそうなんですよ。平仮名ばっかりやったら、バカっぽく見えたりして。漢字が出て来なくて、答えが遅くなることはよくあります。けど、漢字の勉強は普段しないっていう(笑)。このライブでは、辞書持ち込んでもいいことにする?
箕輪 あぁ(笑)、いいかもしれないですね。

――普段、お2人は漫才やコントをコンビでやられてますけど、大喜利って1人で戦う訳じゃないですか。実際にどんな気持ちなのかはわからないですけど、フリップを見せるまでどういう反応が来る岡もわからないって、かなり怖いんじゃないかなと思うんですけど。

馬場園 だから、大喜利はある意味ストリップなんですよ。1つずつ自分を見せていって、お客さんがどう反応してくれるのかを観るっていうね。
箕輪 (笑)確かに。"このポーズじゃなかったかぁ"みたいなねぇ?
馬場園 そうそう。どのポーズで盛り上がってくれるのか、わからない。どの部分をどう見せたら喜んでくれるのかわからない。だから、大喜利はストリップやと思います。

――それくらい全てをさらけ出す決意で、このライブをやると。

馬場園 そう、そうです。だから、ああいうタイトルになったんです!

――なるほど! 納得しました。1対1での対決を中心にゲストを招いての大喜利もやるとのことですけど、最終的に倒してみたいラスボス的な方はいらっしゃるんですか?

馬場園 (博多)大吉さん、ケンドーコバヤシさんとかは倒してみたいというか、挑んでみたいです。
箕輪 そうですね。素晴らしい方々がたくさんいますから、ゲストに来てもらいたいですね。
馬場園 できれば毎月ライブをやりたいんですけど、各々のスケジュールもあるので1クールに1回くらいできればなと。あと、せっかく女性2人でライブをやるので、女性にしかできない内容を少しでも取り込めたらいいなとも思ってます。

――では、最後にニュースセンターをご覧のみなさんにメッセージをお願いします!

箕輪 酸欠になるくらい、笑ってもらえるような答えを出したいですね。楽しみにしてください!
馬場園 苦手なことを克服したいという思いから始めるライブですけど、はるかの大喜利が面白いことはみなさん知ってるでしょうから楽しんでいただけると思いますし、大喜利をあまり身近に感じていない方にとっては新鮮な気持ちで観てもらえるライブになると思います。いろんな層の方に、観に来ていただけたら嬉しいです!
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【馬場園梓】【アジアン】【箕輪はるか】【ハリセンボン】

『大喜利維新軍 みなごろし』

日時:7月16日(日)開演18時
会場:しもきた空間リバティ
出演:アジアン・馬場園梓、ハリセンボン・箕輪はるか
   ゲストあり
チケット:前売3000円/当日3500円
チケットよしもと(http://yoshimoto.funity.jp)、チケットぴあ(http://t.pia.jp)にて発売中!