芸人とアスリートが楽しみながら子どもたちとスポーツで交流! 第4回おおたスポーツ健康フェスタ 大田区×よしもと おもしろ運動会
7月1日、大田区総合体育館にて「第4回おおたスポーツ健康フェスタ 大田区×よしもと おもしろ運動会」が開催され、キクチウソツカナイ。、品川庄司・庄司智春、フルーツポンチ・村上健志、大西ライオン、キャベツ確認中、ジョイマン、レギュラー、なかやまきんに君、オリンピアンの千葉真子さん、ふるさとアスリートの小坂悠真さん、大久保亜弥さん、原公輔さん、塙翔太さん、寺田克也さんが出演しました。
大田区とよしもとがタッグを組んで行うのは3回目となる、この日の「おもしろ運動会」。オープニングセレモニーでは大田区長と庄司、村上、きんに君の4名で「スポーツ健康都市宣言」が行われました。
MCを務めるのは、大田区出身の庄司とキクチウソツカナイ。の2人。自己紹介のあと、さっそくこの日運動会を盛り上げる芸人を呼び込みます。ジョイマン・高木はさっそく持ちギャグを踊りながら披露。「がんばる~、シンバル!」と歌い踊って、「覚えて使ってくださ~い!」と子どもたちにアピールします。
大西ライオンは「今日大丈夫?」と振られ、「心配ないさ~!」を披露。すると、今日の仕事は終わったと言わんばかりにみんなから一斉に「お疲れさまでした!」と言われたため、あわてて「終わってないですよ!?」と訂正します。きんに君は「前回途中で敗退してしまったので、今日はどうしても勝ちたい!」と決意をにじませますが、ふと何かに気づいたように「あれ、今日......『SASUKE』じゃないんですか?」と、『SASUKE』と間違えて(?)いたことを明かします。レギュラーもさっそく「あるある探検隊」を披露し、しょっぱなから子どもたちの心を掴んでいました。
続いてふるさとアスリートのみなさんを紹介。元競泳選手の小坂悠真さんは「プール以外でも活躍できるんだ、というところを見せたい」と意気込みます。トレイルランニング選手の塙翔太さんは、トレイルランニングがどういうものかを説明。なんでも山の中を100kmも走ることがある競技だそうで、先日台湾で行われた100kmのレースでは優勝したんだとか。そのレースでは出場者40名のうち、完走したのはたった5名だったそうで、その理由を「先頭の人が道に迷ったり......」と、通常のレースではなかなか考えられないようなエピソードを披露してくれる塙さん。
ウルトラマラソン(42.195kmを超える道のりを走るマラソン)選手の原公輔さんは、「よく『ウルトラマン』と間違えられるんですけど......」と、自身の競技について説明します。長いものでは500kmも走ることがあるというウルトラマラソン。原さん自身、24時間走に出場した際には204kmという記録を出したそうで、その距離にみんなビックリしていました。
佐藤秀樹実行委員長の挨拶に続き、きんに君と大田区立東調布第一小学校6年の小杉茉央さんによる選手宣誓が行われ、準備運動である「大田っ子体操」をみんなでしたあとは、いよいよ運動会・午前の部のスタートです!
午前の部は、子どもだけでなく、お父さんやお母さん、お年寄りの方や障がいをお持ちの方まで誰でも参加できる、体を動かしながら楽しむレクリエーションを中心としたプログラムとなっています。
最初のレクリエーションは「じゃんけんトレイン」。1対1でじゃんけんをし、負けた人は勝った人の後ろから肩につかまって列車を作ります。じゃんけんを繰り返していき、最後まで先頭にいた人が勝ち!というシンプルなゲームです。最後に残った2つの列車の先頭が小学校1年生と3歳の子どもだったりと、意外な展開を見せながらも大いに盛り上がって終了。
芸人・アスリートがそれぞれ1~3組ずつ8チームに分かれて行った「ハンカチ落とし」では、村上がチーム全員から狙われ、何度も後ろにハンカチを落とされてしまいます。最初は楽しそうに走っていた村上でしたが、だんだん疲れてきたのか、しまいには走った後倒れこむように座る始末(笑)。
ボールを送っていく「キンボール送り」では、なかなか準備が整わなかったため、庄司が「準備はいいですか~!?」と何度も繰り返す羽目に。ついでにどさくさに紛れて「ミキティ~!」と叫ぶ庄司に「え? 今ですか(笑)?」とキクチのツッコミが入ります。 2チームに分かれてグレーとピンクのボールをそれぞれみんなで送るのですが、結果はピンクチームの勝利! 感想を聞かれた子どもが「楽しかった!」と答えるなか、村上は「......すげぇ、ピンクの(ボールの)発色がいいなって」とボケたため、「試合の感想をお願いします!」と庄司にツッコまれていました。
他にも「指キャッチ」「ヘビ遊び」などの楽しいレクリエーションで子どもたちは大喜び! ラストの「だるまさんが転んだ」では、庄司が鬼となって、大勢の子どもたちと遊びます。子どもたちとのゲームとはいえ、タッチした先着10名にはよしもとクリアファイルなどの賞品が出るとあって、みんな真剣。庄司にフェイントをかけられ、思わず動いてしまった子も容赦なく失格になってしまいます。
庄司の「動かないでよ!」という注意を受けて「動いてないよ!」と返事する子どもにすかさず「しゃべるってことは、声帯が動いてるってことだからね!」と細かい指摘をする庄司に笑いが起こる一方で、ものすごくキレイなポーズで静止し続ける女の子にみんなから賞賛の声が上がっていました。
以上で午前の部が終了し、ここからはオリンピアントークショーへ。アトランタオリンピックの陸上競技10000mで5位入賞を果たした元陸上選手の千葉真子さんをお迎えし、庄司、村上、キクチの3人が千葉さんの選手時代の話などを聞いていきます。
小学生の頃はバイオリンを習っていて、バイオリニストになるのが夢だったという千葉さん。バイオリニストになる夢はあきらめたけど、バイオリンを一生懸命練習したことで成長することができたと話します。陸上においても、最初は心の弱い選手だったけど、あきらめずに頭を使って練習を工夫することでタイムを伸ばすことができたんだそう。
そんな千葉さんが「かけっこの裏技、一緒にやってみましょう!」と、見ていた子どもたちやお父さんお母さんに立つように促します。前に出した足のヒザに、足と反対の手を添えるとスムーズにスタートができるのだそうで、みんなでいっせいに走るポーズを練習していました。
トークショーのあとは「パラリンピック競技体験会」と題し、ボッチャとシッティングバレーがそれぞれ体験できる会が開かれます。ボッチャはボールだけを使ったカーリングに似た競技で、体験会にはレギュラーと千葉さんが参加。シッティングバレーはその名の通り座って行うバレーボールで、体験会にはきんに君、大西ライオンが参加し、試合が行われます。
同時に、屋外ステージではキャベツ確認中とジョイマンがイベントに参加。ベアーズのチアダンスや、ダブルダッチの世界大会にも出場し、世界一となったチームを有する「ゼロワン」の『ロジャー』と『ルーシー』が華麗なプレイを見せ、客席からは拍手喝采が起こっていました。
続いて「キッズコーディネーショントレーニング」というドイツで生まれたトレーニング法をみんなで体験することに。遊びながら体を動かすトレーニングということで、トレーナーさんの指導のもと、見ていた子どもたちや芸人も参加。「ポンポンジャンケン」という、体を使ってグーチョキパーを表現するポーズを使って、後出しジャンケンやトレーナーさんに勝つなど、頭を使う運動を行います。最後に、キャベツ確認中・キャプテン⭐︎ザコお得意のバルーンアートで作ったミッキーマウスに似たバルーンを子どもにプレゼントするといううれしいサプライズも。
そしていよいよ、運動会・午後の部がスタート! 午後の部は小学生と芸人、アスリートがそれぞれチームに分かれ、いろんな種目をチーム対抗で戦います。
まずは「ボンバーエッグ」という爆弾ゲームでチーム決めをし、「しっぽとり大合戦」で、おしりにつけたしっぽを取り合う競技を行います。この競技は2回行われ、レギュラーチームが合計で17本のしっぽをとり、優勝! 続く「デカパンリレー」は、2人1組になってデカパンをはき、コーンを回って戻ってきて次の2人にデカパンを渡していくというリレー形式で行われる種目。こちらは白熱したデッドヒートを繰り広げた末、なんと村上チームが優勝! うれしさのあまり、喜びの舞を踊る村上でした。
ドッヂボールの代わりに柔らかいディスクを投げて当てる「熱血ドッヂビー」でチーム対抗戦が繰り広げられたあとは、いよいよこの日の最後の競技、「ガチンコ綱引き」へ。全8チームのトーナメント形式で行われた試合の決勝戦は原チーム対レギュラーチーム。初めは優勢だったレギュラーチームでしたが、だんだん形勢が逆転していき、最後は原チームの圧勝!
続いて、エキシビジョンマッチとして、見ていた大人たちから「我こそは!」と思う人を募り、大人5人対原チームで対戦を行うことに。立候補してきた大人たちの中には「元綱引き部だったんです」というツワモノまでいたりと、なかなか強そうなチームが子ども9人+大人1人の原チームと対戦! 初めは五分の勝負に見えましたが、徐々に大人チームが優勢になり、なんと子どもたちに勝ってしまいました。それを見た庄司が「なんて大人げな~い(笑)!」と呆れ、場内は爆笑。
最後にみんなで記念撮影をして、この日の運動会は終了。大田区の子どもたちと芸人、アスリートが一緒になって体を動かし、大いに楽しんだ1日となりました。
【キクチウソツカナイ。】【品川庄司】【庄司智春】【フルーツポンチ】【村上健志】【大西ライオン】【キャベツ確認中】【ジョイマン】【レギュラー】【なかやまきんに君】