スペシャルゲストも登場!「家でやりなはれ!!!」開催
若手のなかでも特に注目を集めている、期待の兄弟コンビ、ミキ。昨年12月のなんばグランド花月に続き、今年2月には東京のルミネtheよしもとでも単独ライブを成功させるなど、今乗りに乗っている2人が、地元京都に凱旋。7月8日(土)、よしもと祇園花月で単独ライブ「家でやりなはれ!!!」を開催しました。
ライブ当日、京都市内は開演前の時間帯に激しい雨に見舞われましたが、大勢の観客が会場に詰めかけました。そこにリラックスした表情で現れたミキの2人。場内から割れんばかりの拍手が起こります。まずはさっきまで激しく降っていた雨の話題からたっぷり買い物をしてオマケでもらった傘の話しに。「儲かってますから」とギャラを発表しようとする昴生に「やめて、引いてまう」と亜生。それを聞いた昴生が「そんなにもうてんの!?」とツッコミますが、「御殿が立つかも...」とさらにカブせる亜生に、会場はいきなり笑いに包まれます。
そこからダイエットをテーマにしたネタがスタート。6時以降に食べないダイエットをしているという亜生ですが、その驚きの方法に客席は大爆笑。さらに、昴生が考えた夢のような未来のダイエット、亜生が拾ってきたというネコの話など、どんどんとネタは広がっていきます。二人のやりとりも徐々にヒートアップ。スキあらばボケる亜生に、絶叫でツッコむ昴生。会場はどんどんミキワールドに引き込まれていきます。
続いて、Tシャツ、短パンというラフなスタイルで登場した二人。フリートークの時間です。まずメガネの話しから、昴生と亜生がメガネを交換しますが、昴生の様子に客席が爆笑。「笑わすのはいいけど、笑われるのはキライや!」と絶叫する昴生。が、どことなくラップ調の言い回しになったことで、二人でいっしょに叫ぶことに。息ぴったりの掛け合いを見せてくれます。
トークのテーマは昴生のファッションから超売れっ子先輩芸人のエピソード、お笑い怪獣からのあっと驚く指名など、バラエティ豊富。ファッションの話しでは、「俺がオシャレに見えへんのは胸があるからや」という昴生が嫌がりながらも胸を見せることになったほか、亜生のファンだという女優の話しから交際宣言も飛び出すなど、トークは盛り上がりっぱなしです。実家では昴生のことを「秘密兵器、最終兵器」と呼んでいるというエピソードも披露され、会場は笑いが絶えません。
そのまま次のコーナー「亜生の映画教えましょう!」です。最近見た映画を皆さんに紹介すると亜生。観たい、観たくないを昴生がジャッジするのですが、「内容、全部教えますよ」という亜生に、客席から笑いが起こります。まず一作目から。一生懸命説明しようとする亜生ですが、しゃべらなくていいこともたっぷりしゃべるうえ、詳細が曖昧で話が前後するという状態に、昴生の判定は「観たくない」。二作目の説明では、いきなり大オチを言ってしまう亜生に、「それは言わない約束!」と絶叫する昴生。かまわず亜生は説明を始めます。が、また話が前後し、複雑な人間関係も今ひとつ伝えきれず、「オマエは言わなアカンことと言わんでエエことのバランスが悪い」と昴生。しかし必死で説明を続ける亜生の姿に、昴生も最終的には「観たい!」と盛り上がります。
そしてラストの三作目。まず最初に三部作のサスペンスであることを説明、しかしまた「ああ言うの忘れてた」と話が前後しますが「もうおまえがそれ言うの慣れてきた」と昴生も呆れ顔です。するとここで「いろいろありまして」とストーリーを大胆にショートカットする亜生に「エーッ!?」と絶句する昴生。しかし懸命な説明が響いたのか、途中で客席がストーリーに反応。それを見た昴生が「こんなしゃべりで(ストーリー)わかる!?」と、ツッコミを入れます。
続いては「ゲストと遊ぼう!」のコーナー。昴生の呼び込みで登場したのはアキナの二人。会場は大歓声に包まれます。「祇園花月を満席にするのはすごい」「愛されている証拠」とミキをほめるアキナ。その様子に拍手が起こります。アキナにはミキから質問が出され、それに答えるということに。昴生からの質問は「ほめてください!!」。秋山は昴生のいいところとして「漫才のことを愛している」と話します。舞台袖から出演者全員の漫才を観ている、そしてゲラゲラ笑っているというエピソードに、「大好きなんです」と昴生。秋山はその純粋な気持ちがミキに出ている、とベタボメです。次は山名の番ですが、全然ホメてくれず、キレ始める昴生。最終的には「あの人いらんかった」と暴言を吐きます。
続いては亜生の質問。「芸人としての目標を教えてください」という問いでしたが、「硬い、俺のがアホみたい」と昴生からクレームが入ります。こちらの質問から、吉本陸上での山名の話しになり、ステージ上は大爆笑。しかし、トークを続けるうちになぜか昴生対3人の構図に。亜生を勧誘するアキナを見て「仲良うやりましょうよ!」と昴生は半ギレです。
そして、普段は冷静な秋山の意外にボケた裏話も。ミキがネタ合わせをしているのを兄弟げんかしているとカン違いして「家でやれ!」と止めに入った話、さらに新幹線の品川駅で降りるところを乗り過ごして慌てふためく様子など、いつもの秋山からは想像しにくいエピソードも話されるなど、爆笑の連続でトークの時間が終了しました。
エンディングは撮影タイムに。会場中を周る4人にあちこちから歓声が上がります。2ショット撮影にも応じるなど、リラックスしたムードの4人でしたが、なぜかまた3対1に。最後まで笑いっぱなしで単独ライブは幕を下ろしました。
次回は9月上旬の予定ということも明かされたミキの単独ライブ。仲の良い兄弟コンビの爆笑ネタ&トークは必見です!
【ミキ】【アキナ】