笑って楽しみながら法務行政がわかる!法務省×よしもと「もっと知ってほしい!法務省」よしもと芸人と一緒に学ぶ動画 お披露目会見
7月12日(水)、東京・吉本興業株式会社 東京本社にて「『もっと知ってほしい!法務省』よしもと芸人と一緒に学ぶ動画 お披露目会見」が行われ、金田勝年法務大臣、西川きよし、木村祐一、ペナルティ・ワッキー、COWCOW、ガレッジセール・川田広樹、麒麟・田村裕、銀シャリが登壇しました。
これまでにも「社会を明るくする運動」における鉄拳のパラパラマンガの製作、沖縄国際映画祭などでのトークショーの実施、犯罪のない地域社会を築こうとする活動の全国展開を行うなど、さまざまな分野で協業してきた法務省と吉本興業株式会社(以下よしもと)。よしもとは今後も明るく笑いの絶えない社会、元気で活気のある日本の実現に向け、法務省の施策への理解を深める活動をともに展開していく予定です。
その活動の一環として、今回は法務省が取り組む、国民のみなさまに法務行政への理解を深めていただくための広報活動に全面協力し、私たちの生活と身近につながっている法務省の役割や施策について、みなさまに知っていただき、よりよい社会をつくっていくため、「もっと知ってほしい!法務省」 を合言葉に "よしもと芸人と一緒に学ぶ動画" を製作しました。
動画のお披露目会見であるこの日のMCはあべこうじと久嬢由起子さん。まずは金田法務大臣と西川きよしが登壇し、固い握手を交わします。
法務省の施策を知ってもらうために、よしもと芸人によって8作品の動画が作られたことが紹介され、「一流の芸人さんたちのおかげで素晴らしい動画になったと思いますし、この動画が国民のみなさまにとって重要なきっかけになるよう願っています」と話す金田法務大臣。
議員時代から金田法務大臣と長いつきあいのある西川は、金田法務大臣について「見た目はちょっと怖いですけど、話すと本当に優しい方」と紹介したあと、「吉本興業と法務省は水と油のような感じがしますが、今回はご縁をいただいて一緒にやらせていただきました。日々の生活の中で我々が勉強しないといけないことはたくさんあります。世の中のためになるようなことをみんなで力を合わせてやっていきたい」と力強く語ります。
続いて、動画に出演した芸人の中から木村祐一、ペナルティ・ワッキー、COWCOW、ガレッジセール・川田広樹、麒麟・田村裕、銀シャリが登壇し、「よしもと芸人と一緒に学ぶ動画」のダイジェスト動画がお披露目されました。
動画「いじめを経験した私たちから伝えたいこと」に出演した木村は、ゆりやんレトリィバァ、コロコロチキチキペッパーズ・ナダル、麒麟・田村による座談会の司会を担当。「ゆりやんやナダルはいじめられてた側。ナダルはたった一言がきっかけでいじめられるようになって、いじめてた子たちとの再会のエピソードまで話してもらった。(「いじめ」について)まずは親の教育やと思います。各家庭でやってほしい。僕は見たり聞いたりしたら許さないです。なんとかなくしたいですね」と熱く語っていました。また、座談会に出席した田村は「僕自身いじめられかけたこともあったし、いじめを止められなかったことやいじめに参加してしまったこともあった。いまだに悔やんでいることもあるし、いじめを見て見ぬ振りをせずに助けることも力になるというのを伝えたかった」と、自身の後悔の経験からどうしても伝えたいと思ったと話します。
動画「社会につながる刑務作業」に出演したガレッジセール。川田は「撮影のときは『こんなクオリティの高いものを作ってるんだ』と思ってビックリしました」と話します。「高級家具屋さんだったら何十万もするようなものが7万円とか、クオリティの高いものを安く売っているんです。受刑者も技術を持っていれば仕事もしやすいですし、社会復帰への足がかりになる。再犯防止にもつながるなと思いました」とコメント。またガレッジセールは「法務少年支援センターのご紹介」という動画にも出演しており、そこでは少年鑑別所も訪ねたんだそうで、「鑑別所には悩みを聞いてくれる方もいて、そういった方が鑑別所にいるということが驚きでしたし、知ることができてよかったと思いました」と話していました。
動画「障害者スポーツを通じて『心のバリアフリー』を考えよう」に出演したペナルティ。ワッキーは「銀メダリストの方と"ボッチャ"というスポーツをやったんですけど、まだできる場所があまりないので、今後増えるといいなと思いました」と話しますが、そのあとあべに「ボッチャを通して、心のバリアフリーを感じたんですね」と言われ、そのまま「ボッチャを通して、心のバリアフリーを感じました」とオウム返しに答えたため、報道陣から笑いが起こっていました。しかしその後、ボッチャというスポーツはもともと障害者のためのスポーツではなかったことや、でも今ではスロープが作ってあって、重度の障がいがある方も参加できるようになっていることがすごく印象的だった、と真面目なことも語るワッキーでした。
動画「国民参加の刑事裁判『裁判員制度』のご紹介」に出演した銀シャリ。橋本は「月刊スケジュールに『法務省』って書いてあったんで、すごい仕事がきたなと思いました」と話します。撮影現場の雰囲気もよかったそうで、「現場も大爆笑でした」(鰻)、「現場にいらっしゃった法務省の方々もあったかくって、"アットホーム省"みたいな。もし『法務省-1グランプリ』があったら優勝できるんちゃうかなと思いましたし、裁判員制度の漫才ですらアドリブが出るんやっていう自分の漫才ズハイに感慨深いものがありました」と、漫才の仕上がりにも自信満々の様子の橋本。しかし、鰻が「(この動画で)上半期1位のベスト漫才ができました」と言うと、「6~7回やり直したからね!」と鋭いツッコミをし、報道陣を笑わせます。
動画「優遇されます高度外国人材『高度人材ポイント制』のご紹介」に出演したCOWCOWの2人は、なにやら聞きなれない「高度人材ポイント制」をあたりまえ体操で表現したんだそう。「あたりまえ体操ってなんでもできるんで、改めていいパッケージやなと思いました」と、自画自賛の多田に笑いが起こります。さらに「出来上がりを見たら、今までで一番ベストなあたりまえ体操でした」と、銀シャリに対抗(?)する多田。また、「最後にみんなであたりまえ体操のポーズで記念写真を撮ったんですけど、今までのあたりまえ体操の記念写真でいちばん仕上がったベストな記念写真でした。法務省のみなさんの足腰がしっかりしてました」と、法務省のみなさんの足腰までほめ、笑わせていました。
これらの動画について金田法務大臣は、「短い時間でよくこんなにポイントを押さえた動画を作ってくださったと思います。一見固いようですが、国民のみなさんの身近なことを扱っているのが法務省です。そういうことをわかりやすく伝えてくださった芸人のみなさんに感謝しています。みなさんと一緒に、国民のみなさんが幸せになっていくためにこれからもがんばっていきたいと思います」と感謝の気持ちを表します。
西川も「もし誰かがつまずいたら、みんなで手を差し伸べて、助け合って生きていきたい。笑いでそういったことのお手伝いができれば」と熱い思いを伝えていました。
会見終了後の囲み取材では、撮影時に印象深かったことを聞かれた木村が「ナダルの本名が相浦英樹(あいうら ひでき)という名前だったことを初めて知りました。それで、たまたま数日後に街で偶然ナダルを見かけて『ナダル!』と呼んだんですけど反応しなかった。でも『相浦!』と呼んだらすぐ振り返りました(笑)」というエピソードを披露。
また、よしもとがいろんなコラボをしてさまざまな取り組みをすることについて聞かれると、「会社がやろうとしてることは"世界平和"やと思ってるんで、『笑いでみんなが平和になればええやん』と思ってます。言葉の壁を乗り越えられる笑いもあると思うし、これからもやるべきことをやるだけ」と話す木村でした。
"よしもと芸人と一緒に学ぶ動画"は「もっと知ってほしい!法務省特設ページ(http://moj.yoshimoto.co.jp)で見ることができます。
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