ハイスクールマンザイ特別企画。レイザーラモンが第一薬科大学付属高等学校にやってきた!
お笑いや漫才が大好きな高校生たちが動画審査を経て日本全国で準決勝を行い、決勝戦は漫才の聖地「なんばクランド花月」で高校生No.1漫才師を決める大会「ハイスクールマンザイ」の特別企画「あなたの学校がマンザイ教室に!? ~よしもと芸人がやってくる!~」が7/21(金)第一薬科大学付属高等学校(福岡)で行われた。
芸人講師としてレイザーラモンの2人、福岡よしもと芸人(どんぴしゃ、レモンティー・山田ドゥ、ぶんぶん丸、アトム・カイラ)を迎え、芸能コースの生徒182人が漫才のネタ作りにチャレンジ。
隣りに座っている友達とコンビを組み、自分たちの特徴、共通点などからコンビ名を考え、ネタ作り。NON STYLE石田監修の誰でも漫才がすぐ出来る特別書き下ろし台本を手本に、自分たちで言葉を入れ替えてオリジナルの漫才ネタを作っていく。
生徒たちのネタ作りのアドバイスを各テーブルにまわりアドバイスしていく芸人たちも「純粋に楽しみながら漫才を作っている高校生たちを見て僕たちも良い刺激になるし、僕らはどれだけ汚れてしまったんだと痛感しました(笑)」(山田ドゥ)
「アドバイスを素直に受け入れたり、柔軟に取り入れる姿が可愛い。今までいろんなワークショップを見てきましたがこんなにみんなが楽しめるものはお笑いしかないんじゃないかなと思います」(ぶんぶん丸・池田)と自分たちも楽しみながら生徒にレクチャーしていた。
特技、特徴はもちろん、自分のコンプレックスや欠点までもを笑いに変えるというアドバイスをもらった生徒たちは楽しそうにネタ合わせをしながら次々にネタを完成させていった。そして、いよいよグループ内で発表し、上位者が全員の前でネタ見せをすることに。
トップバッターの1年生から順にみんなの前で自分たちの漫才を披露していったが、やはり学年が上がっていくごとに、アドリブを入れ込んだクオリティの高い漫才を披露し、審査をしていたレイザーラモンの2人は「こんなに笑いをとって羨ましいぐらいですよ。全員、優勝です」と言うほど会場は大盛り上がり。
企画を終え、生徒たちは「好きな食べ物や人の特徴などちょっとしたことからもネタを作るアイデアをくれたり、芸人さんたちはやっぱり人と違う観点から笑いを生み出すことが出来るんだなと新鮮でした」「自分の特技や個性を生かしてネタを作る難しさを感じたし、自分が漫才をやって、改めて人を笑わせるということがすごいことだなと思いました。普段できない経験ができて、すごく楽しかったです」とコメント。
中には実際にお笑い芸人を目指している生徒もおり「ネタ合わせも難しかったですし、発表は本当に緊張しました。実際に活躍されているお笑い芸人の方たちにアドバイスをもらえる貴重な時間で勉強になったし、今日の出来事でお笑い芸人を目指す気持ちが強くなりました」と大きな夢の一歩となったようだ。
また、第一薬科大学付属高等学校の吉武先生も「今までにない体験だったので新しい価値観を学べ、とても生徒たちのためになった企画だと思いました。参加した生徒たちは芸能コースの子たちだったので、コミュニケーション、自己PRや自分の悪いところも武器にしろなどのアドバイスは様々な分野で活かせることだと生徒たちも実感したと思います。普段見られない生徒たちの一面を見ることができて刺激的でした」と話した。
レイザーラモンの2人も「漫才をすることが初めての生徒ばかりでしたが、とても初めてとは思えなかったですし、プロを目指してもいいような子が何人かいたように感じましたね。発表をしているときも見ている生徒たちで盛り上げていて、学校の雰囲気もすごく良く僕らも楽しかったです」(HG)
「漫才がこうやって学校の教材として使われていることに僕らもいち漫才師として嬉しいです。今後も漫才という文化を大阪だけでなく全国に根付かせていきたいと思っている私は...私バカよね~♪(細川たかし)本当にみなさん素晴らしかったです!」(RG)と笑顔で会場を後にした。
漫才は「ことば(日本語)」「間」「表現力」で人を元気にする最高のコミュニケーションツールであることがこの日、生徒たちの笑顔で証明されたような1日だった。
ハイスクールマンザイ2017では、高校生のエントリーを募集しております。
詳しくは、ハイスクールマンザイ2017公式サイトをご覧ください。
http://www.highschool-manzai.com/
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