ワッキーもゆる~く応援!「ゆるくてオモロイ移住プロジェクト始動」概要発表会見
7月27日(木)、東京・吉本興業東京本部にて、「ゆるくてオモロイ移住プロジェクト始動」概要発表会見が開催され、宮城県栗原市長・千葉健司氏、プロジェクト・プロデューサーの若新雄純氏、ペナルティ・ワッキー、ガリットチュウ・福島善成、ビスケッティ・佐竹正史、北条ふとし、ぴっかり高木といしいそうたろう・いしいそうたろう、キートンが登壇しました。
本プロジェクトは、よしもとクリエイティブ·エージェンシーと宮城県栗原市が共同で開催するもので、地方創生のテーマでもある首都圏から地方への移住·定住事業をよしもと流にアレンジし、今までにないような事業を展開していくというもの。
このたび、総合プロデューサーに若新雄純氏(慶應義塾大学大学院政策·メディア研究科特任准教授、福井大学産学官連携本部客員准教授)を迎え、ペナルティ·ワッキーをフィールドワーカーとし、プロジェクトを始動させることになり、会見が行われました。
宮城県栗原市長・千葉健司氏のあいさつのあとは、プロジェクト・プロデューサーの若新氏より本事業のコンセプトが語られます。本プロジェクトは、若新氏が2015年に福井県鯖江市で行った「ゆるい移住」事業をモデルに、栗原市において実験的に行う「最大半年間(家賃無料)の体験移住」プロジェクトであることや、期間中、主催者側から就職や起業、定住を押しつけないこと、なんとなくでもいいから、まずは自由に栗原での生活や空気感、人間関係に触れてもらうことがおもな目的であることなどが語られます。
フィールドワーカーとして、3年ほど前から市のパンフレットのモデルを務めるなど、栗原市に携わってきたワッキーは、元々趣味だった顔はめパネルを栗原市にも作ろうと考え、これまでにいろんな顔はめパネルを見てきて、滝行を行なっている顔はめパネルはないなと思い立ち、栗原市にある滝で実際に滝行を行い、それを撮影したものをパネルにして駅に設置したりと、地道な活動をしているそうで、「これからもゆるく盛り上げていきたい」と意気込みを語っていました。
また、体験移住を月に一度のワークショップなどでバックアップする芸人たちも登場。MCのビスケッティ・岩橋淳が「真剣に見ない」「審査をしない」「思ったことを口にしない」という3つの約束を守ってください、と登場前に前置きをしてから登場したのは、今話題の(?)モノマネ芸人のみなさんです!
安倍晋三内閣総理大臣(ビスケッティ・佐竹)は「本プロジェクトは地方創生のひとつになると思っております」と、全面的に賛成の意を表明。続いて現れた佐藤浩市さん(いしい)は、栗原市で役作りをしたいと思っています」と、漠然とした夢を語ります。
続いて登場したマツコ・デラックス(北条)はカメラのフラッシュの少なさに不満を持ったらしく、「全然パチパチしないな、おまえら!」とマツコそっくりの言い回しで笑わせ、「宮城にはみなみらんぼうさんもいらっしゃいますし、クドカン(宮藤官九郎)さんもいらっしゃるんですよ」と宮城の著名人をアピールしていました。
そして、続いてはなぜかせんとくん(ガリットチュウ・福島)が登場! 「ふだん奈良やってるんですけど!」と甲高い声で話すせんとくんは、ワッキーに「おまえ関係ないだろ!」と怒られながらも「奈良飽きたんで、こっちで活動しようかと思って。土日は忙しいんですけど、平日はヒマなんでワークショップやろうかなと思ってま~す!」と軽めの感じであいさつします。さらに「ワークショップでは"マツイ棒"を作ろうと思ってま~す」と言ったせんとくんに、「せんとくんだからって何言ってもいいわけじゃないぞ!」とワッキーがピシャリと言い放つ場面も。
最後に控えめな女性(?)らしい姿のキートンが現れますが、全員誰だかわからずに場がざわつきます。すると小さな声で「浅田真央です」と自己紹介するキートン。ワッキーの「どこがだよ!」というツッコミをものともせず、「今日は私の引退会見にお集まりいただき、ありがとうございます」とお礼を述べた後、後ろを向いて涙をこらえ、振り向いて笑顔を見せるところまでやりきるキートンに笑いが起こっていました。
栗原市について、「冬は渡り鳥が来ますし、日本一の景観が見られると思いますので、ぜひ見ていただきたい」と話す市長に、「市長! 僕、このカッコで冬(の栗原市)大丈夫でしょうか!?」と聞くせんとくん。市長が「大丈夫です」と答えると「あざ~っす!」とイラっとする感じで答えるせんとくんに「入ってくんな! 話に」とワッキーも呆れます。
会見終了後の囲み取材では、佐竹が安倍総理のモノマネで「この場を借りて」と一言、「豊田議員が暴言を吐いてすみませんでした!」と謝る一幕もあり、報道陣を笑わせます。さらに今井絵理子議員についての質問が飛ぶと、「今、私のところにはヤフーニュースの情報しか来ていないので......。これからしっかり確認させていただきたい」と神妙な面持ちで答えます。
さらに、せんとくんは「1300年終わったし......飽きた!」と爆弾発言で笑わせたりと、言いたい放題。これらの芸人の発言を聞いたワッキーは報道陣に向かって「たぶんみんな、この場をチャンスだと思ってるんです」と、代表して弁解(?)していました。
「ゆるくてオモロイ移住プロジェクト」では現在参加者を募集中。8月18・19日に都内および仙台市内にて事業説明会が開催され、9月17~18日に1泊2日で行われる事前合宿を経て最終申し込みの受付が完了。10月~翌3月まで、最大半年間の共同生活が行われる予定です。
詳しくは http://yuruomo-iju.jp まで。
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