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2017年8月 6日 (日)

高校野球の名将・栽弘義監督になりきったゴリの熱演!『沖縄を変えた男』初日舞台あいさつ

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 8月5日(土)、シネ・リーブル池袋で行われた映画『沖縄を変えた男』初日舞台あいさつにガレッジセール・ゴリが来場、本作撮影時の舞台裏を語りました。この日は野球部エース太田役の田中永一さん、栽監督の同僚教師・伊禮香役の川満彩杏さん、沖縄水産高校OBで本作のテクニカルアドバイザーを務めるシウマさんも来場しました。
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 1990と1991年、夏の甲子園で沖縄水産高校野球部を2年連続準優勝に導いた名将・栽弘義監督をモデルに作られた本作は、廃部寸前の野球部に就任した栽弘義(ゴリ)が、甲子園出場という高い目標を掲げ、部員たちに猛特訓を課していくさまを描き出したドラマ。2016年10月に沖縄県で限定公開されるや、県内でも異例の139日間というロングランヒットを記録した注目の作品です。そんな沖縄での好調を受けて、このたび晴れて東京での上映が決定。会場に集まった大勢のお客さんを前にしたゴリは「ほぼ(東京沖縄)県人会の方じゃないですか?」と疑いの目を向けつつも、実際には沖縄県以外から来た人が多いことが分かると「皆さん、栽監督や野球に興味があるということなんですね」と納得した様子でした。

 ゴリ演じる栽監督の、時に暴力も辞さない強烈なスパルタ指導はお客さんに強烈な印象を与えた様子。ゴリも「映画をご覧になって感じたと思いますが、今の高校生の練習方法とは違うと思います。(リアリティーを追求するために、本作のメガホンをとった)岸本司監督がフルスイングでなぐってくれと言うので、(太田役の)田中君のほっぺも本気でたたきました。僕も力が弱い方ではないので、たたいた瞬間に田中君が吹き飛ぶくらいで、現場も痛々しかった。今だったら本当に問題になる行為だと思いますが、当時はそういうことが許された時代でしたし、弱小だった沖縄を強くしたい一心で、崔監督はそういった指導を行ったんだと思います」とその時代背景について言及しました。
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 「撮影中、(部員役の俳優たちは)みんなワイワイしてご飯を食べていたけど、僕は緊張感を出すためにその輪の中には入らなかった。だからこそこの作品の中で緊張感も出せたんだと思います」と語るゴリは、「ちょっとでも優しさを見せて、なあなあになると、練習も手を抜き始めてしまう。だからこそ栽監督は嫌われ者になったんだと思う。そこに偉人と呼ばれる人間の大きさを感じましたが、でも同時に孤独も感じました。現場ではなんだか悲しかったというか、さみしかったですけどね」と芝居を通じて、栽監督の思いを追体験した様子でした。
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 一方、栽監督にしごかれるエース・太田役を務めた田中さんは「殴られるのは愛のムチではあるんですが、とにかくゴリさんの迫力がすごすぎて。そこで自分も役が乗り移ったというか、演技ができました」と述懐。その言葉を聞いたゴリも「そう考えると、役者経験ゼロで、芸能界を目指していたわけでもないのに、ほぼ主役でやるってすごいな」と感心した様子。実は田中さんは本職の俳優ではなく、普段は電気関係の仕事をされているそうで、「今日は有休を取ってきました」と笑ってみせました。
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 本作でテクニカルアドバイザーを務めるシウマさんは沖縄水産高校OBで、栽監督は恩師と仰ぐ存在だと言います。「栽監督の映像を観ていると、いつも笑顔じゃないですか。でもみんなあの笑顔にだまされるんです。栽監督に会ったら、1日で威圧されてしまう。それであの笑顔はうそだったと気付くんです」と笑うシウマさん。練習試合であっても、指導通りにやらない部員がいたら、試合をストップさせてその場で熱血指導。その中断している間は、味方のみならず、相手チームの選手までもが神妙な態度で立っていた、というエピソードなどを紹介し、会場を沸かせました。
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 栽監督の同僚教師・伊禮香を演じた川満さんも「栽監督はものすごく暴力的ですが、それでも伊禮先生は栽先生を好きになります。いったいどこに惹かれるんだろうと思ってしまうんですが、どうやら博識だったらしいですね、お話がうまくて、その奥にある野球や沖縄に対する愛がある。そんなところが愛されるところなのかなと思いました」とコメント。ゴリも「栽監督はめっちゃモテたらしいですよ。飲み屋でも多くの女の人が集まってきたらしいですから」と付け加えました。それに対してシウマさんは「栽監督はものすごく雑学が豊富なんです。実は僕ら、お盆に監督の家を掃除しに呼ばれるんですが、隠し天井に野球とは違う本がたくさんありましたから。だから知識が豊富だったんでしょうね」と恩師の素顔を紹介しました。

『沖縄を変えた男』はシネ・リーブル池袋にて公開中。8月12日(土)からはシネ・リーブル梅田でも上映されますので、ぜひとも映画館でご覧ください!