2020東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げよう!「3年前記念イベント 千葉にオリンピック・パラリンピックがやってくる!」オープニングセレモニー
8月5日(土)、千葉・イオンモール幕張新都心にて「3年前記念イベント 千葉にオリンピック・パラリンピックがやってくる!」オープニングセレモニーが開催されました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの千葉エリアで開催される競技を盛り上げるべく開催された本イベントは、5日(土)、6日(日)の2日間にわたってイオンモール幕張新都心で行われ、ボッチャ体験会や電動車いす試乗体験など、合わせて20のさまざまなイベントが同時開催されました。
2020年の東京オリンピックでは「フェンシング」「サーフィン」「テコンドー」「レスリング」、パラリンピックでは「ゴールボール」「シッティングバレーボール」「テコンドー」「車いすフェンシング」の計8競技が千葉県内で開催されることが決定しており、3年前である2017年に開催される本イベントが、千葉県の取り組みのスタートとなります。
千葉県交響楽団による東京オリンピックファンファーレの演奏のあとは、「パーソナルモビリティ電動車いす」に乗ってMCの陣内智則がステージに登場。その乗り心地やデザイン性の高さに感嘆した様子で「すごいですね! 車いすって、今ここまで進化してるんですね」と興奮気味に話していました。
千葉県内のスポーツ団体はもちろん、よしもと芸人も多数参加している本イベントについて、陣内が「我々芸人一同も全力でイベントを盛り上げたいと思いますので、ぜひみなさん楽しんでいってください」と呼びかけたあとは、オープニングセレモニーの出席者の登壇です。
主催者である森田健作千葉県知事、熊谷俊人千葉市長、みんなで応援!千葉県経済団体協議会・平栄三副会長、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会・日本電気株式会社 中俣力執行役員常務、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会・富士通株式会社 廣野充俊執行役員常務のほか、来賓の鈴木大地スポーツ庁長官、 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 古宮正章副事務総長、スペシャルオリンピアンゲストとしてリオ五輪・女子レスリング63kg級金メダリストの川井梨沙子選手が登壇しました。
まずは主催者を代表して、森田健作千葉県知事、熊谷俊人千葉市長よりあいさつが行われます。
「さあみなさん、千葉にオリンピック・パラリンピックが来ますよ~!!」と両手を上げて観客を盛り上げる森田知事。「今日は東京オリンピック・パラリンピックの千葉エリアで開催される競技を盛り上げようじゃないかとやってまいりました!」とマイクが不要ではないかと思えるほどの声量で話し、「"日本の千葉県"から"世界の千葉県"にしようじゃありませんか!」と熱く呼びかけます。
熊谷市長も、3年前記念イベントである本イベントについて、「これからの3年間、特別な時間を過ごして、みなさんとかけがえのない思い出を作るためにがんばって準備していきたい」と抱負を語っていました。
続いて鈴木大地スポーツ庁長官、みんなで応援!千葉県経済団体協議会・平栄三副会長よりあいさつが述べられたあとは、千葉シティ5BEACH観光大使の5名も加わって、全員でのフォトセッションが行われます。
フォトセッション時には、森田知事がせっかくだから声がけしようと陣内に耳打ちで提案。陣内が「千葉!」というと全員が拳を上げて「がんばろう!」と声を合わせ、"オール千葉"のチームワークのよさを感じさせるフォトセッションとなりました。
フォトセッション後は、川井梨沙子選手にリオ五輪の話や金メダルを獲ったときのエピソードなどを聞くトークコーナーが。昨年のリオ五輪が初めてのオリンピックだったという川井選手は、「すごく特別な場所だと感じました」と当時を振り返ります。また、2020年の東京オリンピックに向けても、「2年後の予選に向けて、2週間後に開催される世界選手権に優勝してはずみをつけたい」と意気込みを語っていました。
「でも、こうして見ると普通の女の子ですよねぇ」と陣内がちょっと意外そうに言うと、「でも、脱いだらすごいんで(笑)」と話し、笑いを誘う川井選手。「幕張にはよしもとの劇場もあるんで、劇場の方にも遊びに来てくださいね」と陣内が言うと、「夏休みに行きたいと思ってます」と川井選手が答えたため、「ぜひぜひ! 招待します!」と喜ぶ陣内。
トークコーナーのあとは、あまりなじみのないスポーツをみんなに知ってもらおうと、テコンドーのデモンストレーションが行われることに。
2020年東京オリンピックの出場が期待される東島星夜選手をはじめとした4名のテコンドー選手と千葉県テコンドー協会の金容星(きむよんそん)師範、野崎竜生常務理事が登場し、さらにスペシャルゲストの間寛平も加わります。
陣内に「木から落ちられましたけど、もう大丈夫なんですか?」と心配される寛平ですが、「ちょっとまだ痛いねん」と、完全復活はまだしていないことを告白。さらに「7mの高さから落ちて、肋骨9本折れたんでね。鎖骨も折れて......。みなさん、肋骨って6本やと思ってるでしょ!? 違いますよ? 肋骨は全部で12本あるんです」と、肋骨に関するプチ情報も提供していました。
テコンドーについて聞かれると「テコンドーはまかしてください!」とナゾの動きをする寛平に「それテコンドーの動きちゃいますから」と冷静にツッコむ陣内。さらに、「今日は本気でがんばってください」と言う陣内に「誰がモンキーやねん」とツッコむ寛平に笑いが起こります。
野崎理事によってテコンドーのルール説明が行われたのですが、テコンドーの胴につけているプロテクターや頭につけているヘッドギアには電子センサーが装備されていて、電子ソックスをはいている選手の蹴りが入るとポイントが即座に得点に反映されるという仕組みを聞いて驚く一同。
技の難易度によって得点が変わるのですが、攻撃の95%が「蹴り」であるため、テコンドーは別名「足のボクシング」とも言われるのだそう。
続いて、ふだんの練習風景のデモンストレーションが行われたのですが、「練習」という言葉からは想像できないほどの迫力のある蹴りに一同驚きを隠せません。さまざまなバリエーションの「蹴り」が行われたのですが、なかには回転してからキックするという華麗な技もあり、陣内も「(ゲームの)『ストリートファイター』みたい」と感心します。
最後に、東島選手が得意の「540度キック」(空中で1.5回転してからのキック)を披露し、大きな拍手が贈られたところでデモンストレーションは終了。夢中になって見ていた寛平が「やってみたいなぁ......」とつぶやきますが、すかさず陣内に「やめてくださいよ?」と釘を刺されていました。
このあと、セレモニーが行われたグランドコートでは、ジャングルポケット・太田のMCによる「テコンドーステージ」が行われ、品川庄司・品川やジャングルポケット・おたけも参加して、ミット打ちや板割り体験、テコンドー選手とのトークショーなどが繰り広げられました(午前中の同イベントでは、レイザーラモンHGや尼神インターが参加)。
また、ホビーコートでは東京2020に向けた注目の次世代モビリティ・ユニバーサルデザインタクシーが展示され、低床化・大開口スライドドアによる優れた乗降性と車いす乗車を考慮した広い室内空間など「みんなにやさしい」タクシーであることが実感できたり、グランドコート横ではボッチャの体験会が行われ、まだまだ一般には馴染みがない「ボッチャ」を気軽に体験することで競技の楽しさを実感してもらったり、アクティブモールのフットサルコートでは元日本代表の福西崇史さんとバンビーノのトークショーやサッカー教室、さらにはブラインドサッカー教室も開催されるなど、多くのイベントに芸人やアスリートらが参加し、楽しみながらオリンピック・パラリンピック競技への理解を深めることができたイベントとなりました。
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