よしもとニュースセンター

8月10日（木）、東京・新宿シアターブラッツにて『キングオブコント2017』の2回戦が行われ、名古屋発のイケメンユニット・BOYS AND MENの水野勝さんと田村侑久さんによる「BOYS AND MEN」と、同じくBOYS AND MENの土田拓海さんとお笑いタレントでCBCラジオの番組『BOYS AND MEN 栄第七学園男組』のコーナー「第七学園演芸部」の部員でもある酒井直斗さんのコンビ「第七学園演芸部」が出場しました。

7月14日（金）に名古屋で行われた1回戦を勝ち抜き、2回戦へと駒を進めた彼ら。昨年も２回戦まで進んだ実績を持っている「第七学園演芸部」の２人は、高校卒業を控える親友2人のやりとりを、途中でボケとツッコミが入れ替わるという技も見せつつ披露。一方今年が初参加となる「BOYS AND MEN」は、中華料理店の店主役の田村さんと、その奥さん役の水野さんが抜群のコンビネーションを見せるシチュエーションコントを熱演しました。

ネタ披露のあとに行われた会見では、田村さんが「めちゃくちゃ緊張したけど、やり切れてよかったです！」とすがすがしい表情を見せ、水野さんは「僕はお笑い芸人さんを本当にリスペクトしていて、だからこそ僕らが出させていただくなんて申し訳ないと思ったんですけど、本当にお笑いが好きなので出させていただけてうれしいです」と喜びをあらわにし、土田さんは「出番が無事に終わってホッとしています。こうして（キングオブコントに）戻ってこられたことが本当にうれしいし、やるべきことはやり切れたかなと思います」と満足げな表情を浮かべます。


お互いのネタを見た感想を聞かれると、水野さんは「ボケとツッコミを入れ替えたりして、今までとは違うチャレンジをしているなと思いました」と、第七学園演芸部を讃えます。一方、土田さんが「水野くんが普段はツッコミキャラなのに、コントではそんなにツッコまなかったのが新鮮でした」と、普段とのギャップを感じたことを告白すると、酒井さんは、水野さんの女装を見て「声質に女性らしさが出ていると思いました」と評価しますが、「面白かったので、悔しかったです（笑）」と悔しさも見せます。

「今日の出来を点数で表すとしたら？」という質問には、水野さんが「75点ですね。やりきったという部分では120点ですけど、客観的に見たら75点くらいかな」と冷静に分析すると、お客さんから「120点！」とかけ声が。「ありがとうございます!!」と、思わずそのお客さんにかけより、お礼を言う水野さんでした。

一方、土田さんは「150点です！」と自信満々に答えますが、酒井さんが「落ちたら恥ずかしいから、67点ぐらいでお願いします」と控えめな発言を。それでも「150点！」と言い張る土田さんと軽くもめる酒井さんでしたが、話し合った結果、最終的にはなぜか「じゃあ、167点でお願いします」（酒井）と、さらに自己採点が上がっていました（笑）。

この日のために作ったという「第七学園演芸部」のツーショット写真のTシャツを着ていた土田さん。作ったのは酒井さんだそうで、「1枚だけTシャツ屋さんに作りに行ったのが恥ずかしかった」んだそう。でも「どうせなら2枚作ればよかったのに」と言われ、「勝ったらもう１枚作ります！」と宣言します。

もし2回戦を通過した場合、今度はどんなネタを？という質問には、「僕らは捨て身でやってきてるんで、ネタはこれから作ります！」と意気込みを見せる水野さんに対し、酒井さんは「案としてはあります。72個ぐらい。ただ、使えるネタが今のところひとつもないだけです（笑）」と、用意周到に見せかけてこちらもあまりネタのストックはない様子を垣間見せていました。

結果について聞かれると、水野さんは「もし通過したら、今日のネタをボイメンのライブでも披露したい」とコメント。すると田村さんは「落ちてしまったらワキ毛を全剃りしようかなと思います。（水野）勝くんと2人で剃って、ブログに上げます！」と宣言し、笑いを誘います。

一方、土田さんは「もし通過したら、2人でお笑いライブをやりたい。ダメだったら謝罪動画をアップして、一発ギャグ5連発をそれぞれがやります！」と勝手に提案し、酒井さんに「え？　それ結構キツくない？　結構大変じゃない？」と反対されますが、あくまで「やります！」と強気（？）な土田さんに笑いが起こっていました。

「キングオブコント２０１７」決勝戦は今秋、ＴＢＳ系で放送されます。