FINA世界マスターズ選手権で木村真野がソロで優勝!
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のシンクロナイズドスイマー 木村真野が、ハンガリーのブダペストで行われている第17回FINA世界マスターズ選手権に出場し、ソロ競技(30代部門)で金メダルを獲得いたしました。
木村は、現地時間8月7日のテクニカル・ルーティーンで首位に立つと、10日に行われたフリー・ルーティーンでは2位を獲得し、テクニカルとフリーの合計得点151.0875で優勝しました。2012年から出場しているFINA世界マスターズ選手権での金メダルは、デュエットでの獲得を含めて、今回が4個目。
本人コメント
「初めて世界マスターズ選手権でのソロ競技出場にあたりかなりのプレッシャーがありました。
自分の実力がわからず挑戦する気持ちを持って試合に挑みました。そんな中、優勝できた事はすごく嬉しいです。
しかし、テクニカルは一位、フリーは二位という結果が完全優勝でなかった事は悔しいし今後の課題になります。今回の優勝は自分のシンクロ選手としての今後に生かされるとても意味のある大会になりました。私にとって色んな葛藤があった試合だったので金メダルを見た瞬間、肩の荷が少しだけ降りました。2019年の韓国、2021年の福岡の世界マスターズ選手権に向けて気持ちをしっかり切り替えてもっともっと強く逞しい選手になりたいと思います。応援ありがとうございました。プロシンクロ選手 木村真野」
FINA世界マスターズ選手権は、2019年に韓国、2021年に福岡での開催が決定しております。
また、同年5月には初のアジア開催となるワールドマスターズゲームズが関西地区で行われる予定です。木村は、双子の妹である紗野と二人三脚で、今後も世界でチャレンジし続けていきます
■FINA世界マスターズ選手権とは
25歳以上の競技者を対象とした国際水泳大会で、1986年に東京で第1回目が開催。2015年のロシア大会からは世界水泳に実質統合されている。
■第17回FINA世界マスターズ選手権
大会日程:2017年8月7日(月)~20日(日)
開催場所:ブダペスト(ハンガリー)
参加国数:30カ国
競技数:5(競泳、飛び込み、シンクロ、水球、オープンウォーター)
■シンクロナイズドスイミング参加人数:約500人 ソロ部門:122人
■木村真野 プロフィール
名古屋出身、1986年12月5日生まれ、木村紗野と双子姉妹の姉。4歳のときに「人魚姫になりたい」と思いシンクロを始める。
バルセロナ五輪・金メダリスト双子姉妹ジョセフソン選手(米国)に憧れ、 練習に打ち込むようになった。中学2年から全国大会でデュエット競技3連覇、2008年に日本代表入りを果たし、 代表を引退した後「マーメイドツインズ」のチーム名で国際的な大会に出場している。