MBS『関西初!才能発掘TV マンモスター』、候補生28名に新たな試練!? 超ハイレベルな課題曲、発表!
関西に眠るマンモス級のスター=マンモスターを発掘し、世界で活躍する本格的なダンス&ボーカルグループを生み出すオーディション番組『関西初!才能発掘TVマンモスター』。現在、1290エントリーの中から厳しい審査をクリアしたマンモスター候補生28名が、この冬のメジャーデビューを懸けて厳しいレッスンに励んでいます。
バックアップするのは、この番組のMCであり、安室奈美恵や倖田來未など、名だたるアーティストのPVやコンサート出演・演出・振付などを担当したRYONRYON. (野村怜花)。NMB48をはじめ、様々なアイドルプロジェクトやアーティストなど幅広くプロデュースする剱持嘉一さん。さらにYUKIやJUJUなど、人気アーティストの作曲・編曲・プロデュースを手がける田中隼人さん。ほかにもそうそうたる講師陣が、総力を挙げて育成・プロデュース。MCを務めるアキナのふたりも、彼らの成長する姿を見守り続けています。
8月21日(月)オンエアでは、マンモスター候補生に向けて、オリジナル課題曲が発表されました。オリジナル課題曲を作詞・作曲したのは田中隼人さん。夢を追いかける若者の姿を描く歌詞と、細かいリズムが特徴のダンスナンバーです。「実は今回、あえて難しい曲にしました。歌唱力を問われる曲で、いろんなテクニックを盛り込んでいます。これが一人前に、人に聴かせられるレベルで歌えたら相当なもの」と田中さん。ダンスパートを担当するRYONRYON.も、「田中さんには、あえて音を細かく作っていただきました。細かな音どおりにフリが付いているので、それをしっかり聴いて表現できるところまでいけると次にまたグッと成長すると思います」と明かしました。
まずは候補生たちに課題曲を聴いてもらうことに。歌詞カードを手に、真剣聴き入る候補生。オリジナルの課題曲に喜ぶ候補生たちですが、この曲をマスターするために与えられた期間は1週間! さっそく男女分かれてそれぞれダンスパート、歌パートのレッスンに取り組みました。
ダンスパートは、間奏にある細かくトリッキーなリズムが難所。RYONRYON.は、アップテンポのリズムに合わせて手の角度から足の開き方、指先の向きなど細かく振り付けをレクチャーしていきます。テンポの速さと振り付けの細かさに、マンモスター候補生たちは悪戦苦闘。とくに金子京平さんなどダンス未経験者の候補生たちは、まず速いテンポに合わせて身体を合わせるのに精一杯。やっとダンスについていけるようになっても、次は手の角度をおろそかにしてしまうなど、次々と課題が浮き彫りになり、RYONRYON.から容赦ない指摘が飛びました。
かたやダンス経験者の候補生は、難なくダンスの流れを大まかにとらえている様子。しかし、通して踊ることだけに気をとられて端々に散りばめられている細かな動きを省略してしまう傾向が。また、自己流でダンスを学んだ候補生も多く、いつのまにか染み付いてしまったよくない"クセ"もRYONRYON.は見逃さず丁寧に指導していました。何度も同じパートを流し、RYONRYON.の振り付けに必死に食らいついていきます。
レッスンの合間、RYONRYON.に課題曲のダンスで候補生に期待したいことを尋ねました。「まず耳を鍛えること。歌と、後ろに流れている曲の聴き分けがしっかりできることは、ダンス&ボーカルユニットに必要な要素だと思います」とのこと。さらに「レッスンを始める時、候補生たちに『まず私のマネをしてください』と伝えましたが、まずはそこに向かってほしい。ひとりでも自己流のダンスになってしまうと、全体がそろわなくなってしまいます。プロのダンスがそろっているのは、ダンスの形を取り込む力、ダンスを見る目が鍛えられている証拠でもあるんです」とも。課題曲に取り組む中で、プロのパフォーマーとして必要な基礎力を育てたいというRYONRYON.の想いが込められたレッスン。流れる汗もそのままに、必死で振り付けを習得しようとする候補生たちでした。
隣のスタジオでは歌のレッスン。田中さんのピアノに合わせ、全員で通して歌ったあとは、田中さんからそれぞれのパートの歌い方のアドバイスが。歌のポイントを歌詞カードに熱心に書き込む姿もあれば、身体に染み込ませるように何度も口ずさんで歌ってみる候補生の姿もありました。後半は、3〜4人のグループに分かれて歌を披露。繰り返し歌うことで、自分のモノにしてゆきます。
候補生へのアドバイスとして、田中さんは「自分なりの解釈で、自分の歌として歌えるかが大切」だと話します。「僕が導きすぎてしまうとそれしかできなくなってしまうので、僕が教えるのはあくまでもヒントだけ。きちんとアーティストとして課題に向き合い、自分自身の力で考え、クリアしてもらいたいです。課題として与えられた曲だけど、『自分のために作ってもらった曲なんだ』という意識で、どれくらいパフォーマンスができるかというのが大事だと思います」と課題曲に取り組む意味を教えてくれました。
最後に、オリジナル課題曲のレッスンに励む候補生たちの今の声をお届け!
女性最年長の森下真帆さん(25歳)は「歌詞にとても共感できました。悔しい想いや、届きそうで届かない時、どうやって動いたらいいのかわからない状況のなかで、こういう歌を聴くと心に響きます。自分自身も今、目標に向かって挑戦し、夢を追っているところなので、『掴むのは自分自身なんだ』という内容がよけい心に響きました」と、とても共感できたとのこと。
中学2年生の狭間愛生さん(14歳)は「自分の好きな感じの曲調だったので、初めて聴いた時に『わぁ!』とうれしくなりました。歌詞は、まさに今思っていることが結構当てはまっているので共感できます。気持ちが込められるな思いました」と、笑顔で教えてくれました
ダンスで苦戦しながらも、歌はピカイチの金子京平さん(18歳)は「甘い気持ちでせずに、人生かかっている分、それなりの覚悟を持って挑んでいきたいです」と意気込んでいました。
男性チームのリーダー的存在、森下翔(かける)さん(20歳)は「課題曲を作っていただいてうれしい反面、かなり難しい曲なので、時間を費やしてもっと自分が納得いくダンス、歌の練習に仕上げていきたいです」と熱く語ってくれました。
森下さんとともに、男性チームをけん引する吉田悠祐さん(19歳)は「歌は得意ではないので、音程に気をつけたり、先ほど田中さんに教えていただいた節々のテクニックをしっかり意識して歌えるようにしたいです」とのこと。また、ダンスでは新たな気づきもあった様子。「今回の課題曲を踊ることで、自分の中で抱えていたやるべきことがハッキリしたように思います。ダンスの魅せ方や、ただ踊るのではなく、角度やかかっこよさを追求していきたいです。この課題曲をきっかけに、自分自身の課題にもしっかり向き合っていきたいと思います」とのこと。
はたして、候補生たちはこのハイレベルな課題曲をマスターすることができるのでしょうか? その結果は、ぜひ番組でチェックしてくださいね!
■番組情報
MBS『関西発!才能発掘TV マンモスター』
毎週月曜 深夜0:59〜 放送
番組MC:アキナ、RYONRYON. (野村怜花)
【アキナ】