『サマクロ2017 ~Summer Crossing~』のラップイベント「サマクロ★ラップ選手権~決勝」、第1回優勝はカスタネット・善家!
8月26日(土)、ミナミの劇場やライブハウスで行われたお笑い版サーキットイベント『サマクロ2017』、ライブハウスG3では「サマクロ★ラップ選手権~決勝」が行われました。
先に行われた予選で勝ち抜いたマユリカ・中谷、カスタネット・善家、ビスケットブラザーズ・たわた、ラニーノーズ・山田が決勝に進んだのですが、山田が仕事の都合で決勝戦に出られず、山田に負けたはずの村一番・浦出がコマを進めました。
MCはヤナギブソンと見取り図・盛山、DJをツートライブ・たかのりが担いました。ラップバトルの説明をする盛山、観客の皆さんには「安心してください、ヤナギブソンさんは41歳でラップにはまったんですよ!」と親近感を与えます。そして、パンチライン、フローなどラップ用語などを説明。ヤナギブソンが考えたという指4本を使ってV字を作る「太ピース」で一つになって決勝スタート。
1回戦1組目はマユリカ・中谷VSカスタネット・善家。「善家のバトルはお遊戯みたいだ」と早速ディスる中谷ですが、善家の発した単語にどんどん引きずられ、気が付けば善家のペースに。最後は観客判定で善家が最終決戦へ進みました。なお、中谷は盛山にラップを教えてもらったそうで、喫煙所でみっちり仕込まれたそうです。2組目はビスケットブラザーズ・原田VS村一番・浦出。原田は歌うようなラップで、オリジナルの節を持っています。そして浦出のプライベートなことを中心に圧倒しました。最終決戦は善家VS原田となりましたが、その前にエキシビジョンマッチが行われました。
盛山VSクロスバー直撃・渡邊、ヤナギブソンVSレイザーラモン・RGの対決が続いたエキシビジョンマッチ。渡邊は盛山のファンが少ないことを中心にディスり、笑いを誘いました。ヤナギブソンVS RGは同期対決。同期ならではの仕事に対する心の声、本音のすべてをぶちまけ、ディスり合いというより励まし合いの様相を呈していました。
そして決勝へ。善家VS原田のラップ対決、原田は相変わらず歌うようなラップで聴かせます。対する善家は飄々とポーカーフェイス、自分のペースを崩しません。そのうち原田が善家に巻き込まれて行き、観客判定では圧倒的多数で善家に軍配が上がりました。「サマクロ★ラップ選手権」、第1回優勝を勝ち取った善家、さっきまでのポーカーフェイスがうそのように顔をほころばせていました。
最後は出演者全員でフリーラップ。ヤナギブソン、RG、盛山をはじめ全員が言いたい放題。最終的にはたわたいじりに徹し、たわたは何か言われるたびに言い返すというやり取りで会場は爆笑の渦に巻き込まれました。
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