果たして結果は? グイグイ大脇芸歴15周年記念ライブ『NGK(なんばグイグイ花月)〜満席に出来なかったら芸人やめます〜』レポート!
9月8日(金)、なんばグランド花月でグイグイ大脇芸歴15周年記念ライブ『NGK(なんばグイグイ花月)〜満席に出来なかったら芸人やめます〜』が開催されました。このライブは、芸歴15周年を迎えたグイグイ大脇の初めてのなんばグランド花月での単独ライブであり、「満席に出来なかったら芸人を引退する」と公約を掲げた芸人生命を懸けた魂のライブでもあります。三船美佳さんなどグイグイ大脇の豊富な人脈を生かした豪華なゲストも応援にかけつけました! はたして結果はどうだったのでしょうか?
劇場の扉を開けるとステージ上に"グイハメハグイ王像"。大画面には「ようこそなんばグイグイ花月へ」という言葉が。自由に写真を撮ってよいとのことで、お客さんも大喜びでグイハメハグイ王像を写真に収めていました。続いてのオープニングアクトは、グイグイフラダンスショー。カリリモク中嶋フラスタジオの皆さんによるフラダンスが繰り広げられ、開演を今か今かと待つお客さんを優雅におもてなししました。
前説を担当したのはネイビーズアフロ。今回のライブは豪華なゲストも見どころですが、なんと前説にまでゲストが! ステージに現れたのは、東MAXこと東貴博さんです! 1万円札で額の汗をふくおなじみのギャグも飛び出し、客席からは「キャー!」と歓声が。しかし東さん、「初めてなんばグランド花月に来て前説ってどういうことだよ!」と困惑!? グイグイ大脇とは一緒にごはんへ行く仲だそう。この日はたまたま大阪におり、グイグイ大脇に電話をかけたところ、単独ライブがあると知って急遽駆けつけてくださったのだとか。グイグイ大脇の人脈の広さと東さんの優しさが光ります。
東さんのおかげで会場が盛り上がったところで本編スタート! 幕が開くと、グイグイ大脇がグイグイポーズを決めたままの宙吊り"フライングイグイ"で登場。お客さんから万雷の拍手を浴びてステージ上に着地しました。今回は「満席に出来なかったら芸人引退」と公言しているだけに、客入りが気になる様子。ほぼ満席にも見える客席を見渡し、さらに後ろに立ち見のお客さんもいることで「これはなかなか...!」と手応えを感じるグイグイ大脇。自身もチケットの手売りをがんばったそうで「9割が顔見知りです」!? さらに、この日のゲストはなんと36人!「『どこが単独やねん!』と言われました(笑)」と明かしていました。
まずはグイグイ大脇のネタ。英会話教室の講師をしていた父親の影響を受け、英語が得意なグイグイ大脇による「役に立たないグイグイングリッシュ」が繰り広げられました。
続いては、グイグイ大脇と同期のもりやすバンバンビガロによる「グイグイ×バンバンコラボ大道芸」! バンバンは一輪車に、グイグイは自転車に乗って登場。ジャグリングから風船の中に入る芸まで、バンバンの力を借りて次々と成功させていくグイグイでした。
グイグイ大脇のネタ「かぞえうた」を挟み、続いては「グイグイ三番勝負!」。実況に浅越ゴエ、解説に学天即・奥田、レフェリーにラフ次元・梅村を迎え、グイグイ大脇が強敵を相手に様々な戦いに挑むというものです。過去に、この対戦の実況を担当したことがあるという奥田によると「実況、解説にかかる負荷がすごい」勝負となるということですが...?
ひとり目の対戦相手は「布団圧縮袋」。こちら、過去にも対戦しグイグイ大脇が惨敗を喫した因縁の相手とのこと。勝負は、グイグイ大脇が布団圧縮袋から脱出することができたら勝ち。しかし結果、グイグイ大脇が圧縮され燻製卵のようになったところで梅村がジャッジ! グイグイ大脇、惨敗。瞬殺でした。
二戦目にして負けられない戦いに。ふたり目の対戦相手は、ガオ〜ちゃんです。ガオ〜ちゃんは、グイグイ大脇がリーダーを務めるGの一族としてかわいがっている後輩ですが、グイグイ大脇のギャグである「グイグイ!」とガオ〜ちゃんのギャグ「ガオ〜!」のポーズが似ていることで、この日勝負をつけようということに。戦いは、宙吊り状態になり、対戦相手に槍やアツアツのおしぼり、ムチなどで邪魔されながらも体勢を長く維持できたほうが勝ち。結果、ガオ〜ちゃんは45秒、グイグイ大脇は4秒3となり、ガオ〜ちゃんの勝利となりました。
すでに負け越しが決まってしまったグイグイ大脇ですが、一矢報いたいという想いでついに最後の対戦。相手は、自己紹介ギャグのレジェンド、ぼんちおさむです!戦いは1分間のギャグフリースタイル。1分間、「グイグイ!」とギャグラッシュを浴びせかけるグイグイ大脇に対し、ぼんちおさむはアイドリング状態で、最高の「おさむちゃんでーす!」を繰り出すべくパワーを溜めている様子。制限時間ギリギリに爆発するのかと思いきや、なんとアイドリング状態のまま戦いは終わりました。しかし、勝負はぼんちおさむの勝利! 「オーラがすごかった」と負けを認めざるを得ないグイグイ大脇でした。
「新喜劇 グイグイコメディ」の前に、VTR「グイグイチケット完売への道」が映し出されました。今回、チケット完売のために須磨海岸ではパリピを相手に、なんばでは、もりやすバンバンビガロの力を借りて手売りに東奔西走。はたして、芸人引退を回避することができるのでしょうか?
最後はお楽しみの「新喜劇 グイグイコメディ」です。グイグイ大脇や新喜劇座員、芸人仲間、そして豪華ゲストが揃い踏みの新喜劇となりました。
売り上げが伸び悩み、借金に苦しむ花月旅館の周辺が政府によりクールジャパン強化地区に認定され、大勢のクールジャパンメンバーが旅館を盛り上げるというストーリー。
女将役の三船美佳さんは、グイグイ大脇に負けじと「グイグイ!」を連発!
吉田裕と共に金貸しの役で現れたファイナンシャルプランナー・いちのせかつみさんは、お金にまつわるタメになるクイズで会場を沸かせました。
クールジャパンを盛り上げるメンバーとして花月旅館に招かれた『新世紀エヴァンゲリオン』の、桜 稲垣早希扮するアスカ・ラングレーと堀川絵美扮する綾波レイ、さらにアイドルユニットの大阪☆春夏秋冬、つぼみもライブで会場を熱気に包みました。
馬と魚も「三船美佳さんのいいところ」、「大脇拓平(グイグイ大脇の本名)のいいところ」の即興ソングを披露!
後半では、グイグイ大脇と吉田裕によるコラボ「乳首グイグイすな!」が繰り広げられるなど、大盛り上がりのグイグイコメディとなりました。
楽しい時間はあっという間、エンディングはグイグイ大脇の芸人生命がかかった来場者発表。
「なんばグランド花月の総座席数858を上回らなければ即引退」という厳しい条件の中、875という結果となり、見事にクリア! 晴れ晴れしい「ウイニングイグイ!」となりました。
お客さんから贈られた花束を手に、グイグイ大脇は「皆様のおかげです!」と感無量。最後は、アイドルデュオ・Yes Happyもステージに呼び込み、グイグイ大脇がこの日のために作ったという「グイグイソング」を全員で熱唱! 最高の締めくくりとなりました。
これからも芸人を続けるグイグイ大脇を、ぜひ応援してくださいね!
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