宮川大輔が大阪府高石市の北村だんじりに初参加!
『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の「お祭り男」でも知られる宮川大輔が9月24日、大阪府高石市北村のだんじりに初挑戦しました。10月7日(土)・8日(日)の高石市での「だんじり祭り」に向けて、この日に試験曳きが行われました。
高石市羽衣にある藤吉通商さんから祭礼衣装一式をプレゼントされた大輔、上から下までだんじり衣装に身を包み、北村地区の皆さんが待つ広場へとやってきました。地響きのような雄叫びと祭囃子に迎えられた大輔、早くも大きな盛り上がりを見せました。そして、だんじりの後ろに乗せてもらい、試験曳きがスタート。猛スピードでだんじりが進みます。途中、だんじりから降りて地区の皆さんと一緒に綱を曳いたり、だんじりの前の部分に乗せていただき、その迫力などを体験させてもらいました。
初めてだんじりに参加した大輔。「だんじり祭りは歴史と文化があって。法被を着た男の人はみんなかっこよくて、本物のお祭り男の集まりでしたね。法被姿の女の人もみんなきれいで。今日、だんじりに乗せていただいて光栄でした」と声を弾ませます。「みんなが声を合わせてだんじりを曳く顔を見て、なんか分らんけど泣きそうになりました」と熱い思いを感じたとも話します。
だんじり祭りにかける市民の皆さんのパワーに圧倒され、気持ちが全然違うと実感した大輔、「お祭り男と名乗っているのが恥ずかしい(笑)」と笑いつつ、「だんじり祭りで打ちあがるために1年間、日ごろどんなことがあっても頑張っているんだと思う」としみじみ語りました。
小さな子どもからシニアまで、世代を超えて一つの祭りに取り組み、大人から子どもへ様々なことを受け渡している姿にも感銘を受けたと言います。「この地域に生まれていたらたまらないと思います。子どもたちは大人に怒られることもあると思いますが、お祭りを通じていいことも、悪いことも知って。そういう場があることが大事だと思いました」。
京都出身の大輔が子供のころの地域のお祭りと聞かれて思い出すのは「地蔵盆」。子どもたちが車座になって大きな数珠を回しながら念仏を唱える「数珠回し」をして、お菓子をもらって家に帰るというお祭りです。「だんじり祭りとは全く逆ですね(笑)」と振り返りながら、「だんじり祭りは関西ではトップでしょうし、全国でもベスト5くらいに入るお祭りだと思います!」と興奮冷めやらぬ様子。そして「地元の人たちが大切にしてきたお祭りですし、そう簡単に参加できるものではないので、今日はだんじりに乗せてもらって、法被も着させてもらって本当にうれしいです!」と顔をほころばせました。
北村地区の祭礼衣装にも大満足。「法被を着た瞬間、スイッチが入りました!」と満足げな表情を浮かべていました。
【宮川大輔】