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2017年10月 2日 (月)

かまいたちが『キングオブコント』10代目キングに!! 濱家「自分達のやりたい間でできた」と披露した2本のコントを振り返る!

10月1日(日)、『Cygames presents「キングオブコント2017」~10th ANNIVERSARY』が開催され、かまいたちが10代目キングに輝きました!
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プロ・アマ問わず、所属事務所の垣根もなく、ただただコントがいちばん面白い芸人を決定するコント頂上決戦『キングオブコント』。記念すべき10回目となる今大会は2477組がエントリーし、熾烈な予選の結果、10組がファイナリストに。決勝の審査方法はこれまで同様、ダウンタウン・松本人志、さまぁ~ず(大竹一樹、三村マサカズ)、バナナマン(設楽統、日村勇紀)の5組が1人100点合計500点満点で採点し、ファーストステージの上位5組がファイナルステージへ進出。1回目と2回目に披露したネタの合計得点が最も高いコンビが優勝となるルールのもと、かまいたちが総合得点942点でキングの座を手に入れました(以下、敬称略)。

今年もMCを務めるのは、ダウンタウン・浜田雅功。タイトルコールで番組がスタートすると、今大会のファイナリストであるわらぶぢなるお、ジャングルポケット、かまいたち、アンガールズ、パーパー、さらば青春の光、にゃんこスター、アキナ、GAG少年楽団、ゾフィーが次々にコントを披露しました。

ファーストステージの結果は、下記の通りです。
わらふぢなるお・・・・・・・・434pt
ジャングルポケット・・・・・・452pt
かまいたち・・・・・・・・・・464pt
アンガールズ・・・・・・・・・452pt
パーパー・・・・・・・・・・・421pt
さらば青春の光・・・・・・・・455pt
にゃんこスター・・・・・・・・466pt
アキナ・・・・・・・・・・・・432pt
GAG少年楽団・・・・・・・・・419pt
ゾフィー・・・・・・・・・・・422pt

上記の結果、客席を騒然とさせ、審査員を困惑させたにゃんこスターが一気に1位へ躍り出たほか、かまいたち、さらば青春の光、ジャングルポケット、アンガールズがファイナルステージへ進出。暫定4位から1位の順で次々とネタを披露。勢いに任せるにゃんこスターの猛攻を振り切り、安定感がありながらも斬新でスリリングな展開でどんどん笑いを増幅させていくコントを披露した、かまいたちが優勝しました。

アンガールズ・・・・・・・・・904pt(452pt)
ジャングルポケット・・・・・・910pt(458pt)
さらば青春の光・・・・・・・・922pt(467pt)
かまいたち・・・・・・・・・・942pt(478pt)
にゃんこスター・・・・・・・・928pt(462pt)

1本目のコント「告白の練習」では山内の怪演と緩急の激しい展開力に、「後半の畳み掛けで、点数がどんどん上がっていきました。すごいっす」(三村)「憎たらしいくらい面白かったねぇ」(松本)「カッコよすぎるくらいウケてましたもんね。いやぁ、すごい!」(日村)と審査員の口から感嘆の言葉が。
2本目のコント「軽い気持ちで」では、ボケツッコミを入れ替えるという技巧派の彼ららしい器用な一面を見せつつ、ワンテーマを抜群の演技力でやり切ると、「面白かった。(山内の発する)ワードも面白かったし、体力があれば自分達もやりたかった」(大竹)「あれはやりたい!」(三村)「いちばんウケてたし、ワードも確かによかった」(松本)と賞賛の声が挙がりました。
トリのにゃんこスターの採点が出されて自分達の優勝を把握した瞬間、こらえきれない涙を止めようとするようにぐっと目頭を押さえた濱家。浜田から高らかにコンビ名を読み上げられると、気丈に振る舞う山内の目にもキラリと光るものが見えました。
松本は「にゃんこスターもよかったけど、かまいたちが逃げ切った感じ。イタチと猫では、イタチのほうが強かった」と総括。その言葉を聞いた山内は、「たまたま今日、いちばん面白いコントができたなという感じ。めちゃくちゃラッキーです」とこみ上げる思いを抑えられないように声を震わせながらも、「今、面白いこと言うところですか?」とボケることも忘れませんでした。

放送終了後、多くの報道陣が待つ会見場へ現れた、かまいたち。写真を撮られながら「獲ったぞー!」と叫ぶ濱家ですが、報道陣の反応の薄さに「あ、早速、軽くスベりました......」と冷静になると、ドッと笑いが起こります。
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まず、「コントでいちばんといわれる大会で、優勝できてよかったです。今、大阪で活動してるんですけど、支えてくれたスタッフ、劇場に足を運んでくれているお客さんに感謝したい」(濱家)「昨年の決勝では3位で終わって、優勝しないとダメだなと思っていた」(山内)と優勝した喜びを語った2人。
オンエアで流れた小籔千豊のメッセージには「昔から2人一緒でごはんに連れて行ってくれていて。2人で(コンビとして)面白いねって言うてくれていたので、感謝しかない」としみじみ話す濱家に対し、山内は「ご飯はいつもええとこに連れて行ってくれるんですけど、(上品すぎて)味が薄い。目をつむって、こっちから味を探しにいかんとわからんくらい、薄い」とボケて笑わせます。
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2本のコントに関しては、「自分達のやりたい間でできた」と振り返った濱家。1本目の「告白の練習」は、今年8月に開催した大阪・なんばグランド花月での単独ライブ『なんばグランド花月初単独ライブ~全てのチャンピオンになるために~』でできたネタだそう。「奇跡的な間に合い方をした」と言う山内は、濱家の「単独をやり続けていたからこそ、やれたネタ。お客さん、マネージャー、チーフにも感謝です」と神妙な物言いに「100(%)で、ネタは僕が書いてるんですけどね」とネチッと絡みます。
昨年、ファイナルへ進んだ際は「審査員に恐れ戦いていた」そうですが、「自分達の間でやろうと」(濱家)「寄席のような感じでやろう」(山内)と、冷静に挑んだとのこと。また、2本目の「軽い気持ちで」は、大阪のロケ番組でウェットスーツを着用する機会が多いところかでできたネタだそうで、濱家が丁寧にコント制作秘話を説明すると、またもや「つくったのは、僕です」とチクリと言う山内。も、「本番で今までの練習ではなかったなというくらい、膝が上がった。初めて誉めました」と相方を誉め、労われた濱家は「相方を見る目があったなと思います」と山内を讃えました。
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賞金の使い道について訊かれた濱家は、「いつもは家族にあげるようにしてるんですけど、今回は額がデカいので(考えを一旦)持ち帰らないと。ただ、恩返しとして使っていこうかなと思います」と返答。一方、山内は7月に挙げた結婚式の借金があるそうで、「返済して、お世話になった方にもちょこっとだけごちそうして、あとは仮想通貨に持ち込もうかなと」とまさかの使い道を提案し、報道陣を驚かせます。
東京進出にも大きな興味を持っているようで、「これからどれくらいオファーがあるのか......(わからないけれど)、このチャンスを活かして全国区になりたいです」(山内)「ただ(売れなければ)キングオブコントやTBSさんにも申し訳ないので、浮かれる気持ちはもうない。今は売れたいという方向に、気持ちが向いてます。年末に"獲ってよかったな"と言ってもらえるように、これからがんばりたい。調子に乗らず、精進したいです」(濱家)とさらなる高みへと気を引き締めました。
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