沖縄芸人とアイドルの体を張った戦いに客席も大興奮の「G.I.ショー〜芸人VSアイドル本気の五番勝負〜」
9月24日(日)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、芸人とアイドルが意地とプライドをかけてゲームでガチンコ対決をする異種格闘技ライブ「G.I.ショー〜芸人VSアイドル本気の五番勝負〜」が開催されました。
参戦したアイドルは、沖縄を拠点に活動中のぴらのぱうるすあんどぱっきゃまらんど。沖縄芸人はありんくりんとぐりんのーとが登場しピーチキャッスルの2人がMCを務めます。オープニングでは、ぴらのぱうるすあんどぱっきゃまらんどの、かな、つき、きらら、りの4人が「勝つ気満々で来ました!」と意気込みを語ると会場からは歓声が沸き、「沖縄県外から来てくれた方いますか?」とピーチキャッスルの2人が客席に問い掛けると、ぴらのぱうるすあんどぱっきゃまらんどを応援しに東京から来たというファンの方や、大阪から来たという方が手を挙げ一同驚いた様子。
一方、芸人チームの紹介で、ありんくりんとぐりんのーとはピーチキャッスルに"底辺の芸人の方々です"とディスられ、悔しそう。「ちゃんと自己紹介考えてきたんですからね!」とそれぞれ全力で自己紹介を披露します。ぐりんのーとのA16は「永遠の23歳、ぴかぴかきらきらA16です」、津嘉山は「クワガタ、AB型、かたかたかたかた肩幅広い津嘉山です」と連続でスベってしまい会場からは失笑が...。
すかさずありんくりんのクリスが「マイネームイズクリス、ナイスチューミーチュー、ターチマチュー(沖縄の方言でつむじが2つあること)!」と沖縄ネタで挨拶をすると客席から笑いが起き、続けてありんくりんの比嘉が扮する伊良部大橋本カンナちゃんが登場してきました。「ハイターイ!本日リーダーを務める中学2年生、伊良部大橋本カンナです!みんなの心にイーヤサーサー、好きな食べ物コーレーグースー、コーレーグースー一気飲み!」とゴリゴリのおじさんがアニメ声を振り絞ると会場は大ウケ。さらに「グループ名とかあるんですか?」と聞かれると、「ディアマンテスズです!」と地元感満載の答えに会場もステージ上も大爆笑。大盛り上がりのオープニングとなりました。
その後のクイズ対決、一問目は、モニターに映る有名曲の歌詞の一部分をチームの3人で絵を描き、1人は描かれた絵だけを見て何の曲か当てるという「歌詞DEお絵描き」に挑戦。ぴらぱらチームは、かなが答えることとなり「ぴらぱらは心が通じ合っているからわかりますよ」と余裕の表情。モニターには"迷子の迷子の子猫ちゃん"と「いぬのおまわりさん」の歌詞が表示されています。
他3人も「お絵描き得意なんです」と自信たっぷりの様子で、まずトップバッターのつきが描いた絵を披露。ピーチキャッスルは「あー、芯は捉えているんだけど...抽象的ですね...」と苦笑い。なんとも言い難い絵に、芸人チームからは「うそつけー!」と野次が飛んでいました。その絵を見たかなからは「北風小僧の寒太郎!」と珍回答が飛び出しました。「このグルグルが風に見えた」と話すかなに、メンバーが「惜しいねー」と声を掛けると芸人チームは「いやいや全然惜しくない!」「北風小僧の寒太郎が出てきたのがビックリだわ!」と猛ツッコミが。
その後きららが描いた絵を見て「いぬのおまわりさん!」とかなが即答すると、つきは「自分が描いた絵と変わらないですよね...」と不服そう。かなに「寒太郎にしか見えないよ」と突っ込まれている姿に客席も芸人チームも大爆笑でした。
次に、芸人チームの番となりありんくりんのクリスが答えます。モニターに表示された歌詞ははなんと星野源の「恋」。超難問のお題に「はあー、ムリー!」とクリス以外のメンバーは雄叫びを上げながら必死に絵を描いていましたが、なぜか芸人チームはお絵描きタイムも短く、大ブーイング。
トップバッターの伊良部大橋本カンナちゃんの絵はクリスに「何これ?マヤの暗号?」と言われてしまい、さらに2枚目の津嘉山の絵も「クリスタルキングの愛を取り戻せ?」と全く見当違いの答えが...。3枚目のA16の絵も「カラスなぜ鳴くの?」と歌詞を理解していないクリスがまたも不正解で「歌詞でお絵描き」は芸人チームの敗北。「ガチで意思の疎通が取れていない」「難しい!」と悔しがっていました。
2問目の「ストップジェスチャークイズ対決」では1人のメンバーが音楽に合わせながらお題にあったジェスチャーを披露。残りの3人が答えます。ぴらぱらチームのお題は「スキップしているラッコ」という難問に、芸人チームも思わず「むっずー!」と叫んでいました。
りのが必死に飛んだり跳ねたりするも、メンバーからは「ハンバーガー食べてるゴリラ!」「ラグビーしてるカンガルー?」と全く当てられず悔しそうなぴらぱらチーム。芸人チームのお題も「トイレを我慢するマイケルジャクソン」とこちらも難問でしたが、津嘉山が華麗なムーンウォークを披露し、相方のA16が見事に正解!芸人チームの勝利と思いきや、なぜか「カンナがフライングしていたので引き分け」とピーチキャッスルの判定が下され、またしても大ブーイングの中、ぴらぱらチームが1ポイントリードのままクイズも後半を迎えます。
3問目は「協力大喜利」。お題に基づいて、いつ、どこで、だれが、どうしたを4人でそれぞれ担当してひとつの文章を作り、面白い一文を完成させたチームの勝利です。芸人チームのお題は「新しく見つかったノストラダムスの大予言を教えて下さい」。まずクリスは「2100年梅雨の時期」、A16は「パークアベニューで」、津嘉山は「阿部総理が」、"どうした"の部分を伊良部大橋本カンナちゃんが「もずくが手に絡まった」と答えると会場は大ウケ。
さらに続くぴらぱらチームも負けてはいません。つきの「2000年に」、きららの「家の机の上で正座しながら」、かなの「毛虫が」、そして、りのの「都こんぶは野菜と同じくらい体に良いと言った」という全く想像がつかない一文でとどめを刺すと、これには芸人チームも「めっちゃ面白い!」と大絶賛で、会場からも大きな拍手が送られていました。
4問目の「ことわざドーン」は、ことわざの一部をドーンにかえて発表し、ドーンの衝撃が強いチームの勝ちという対決。ぴらぱらチームが「頭ドーンして尻隠さず」「当たって砕けドーン」と可愛いらしいことわざを披露すると、芸人チームも「かわいい!」「ドーン上手!」と拍手を送ります。伊良部大橋本カンナちゃんも「二度あることは三ドーン」「雨ドン地ドン」と頑張りますが可愛さが勝っていると厳しいジャッジが...。「なんでー!自分だって可愛いし!」と納得がいかず、ここで突然胸毛を露出するという驚愕の行動に出ます。「怖い怖い怖い!本当にキモい!」と逃げ回るぴらぱらチームと大爆笑の芸人チーム。その様子に会場からも笑いと拍手が起きていました。
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最後の対決「小道具スカウト」では、テーブルの上に並べられた、花束、ぬいぐるみ、ラジカセなどの好きな小道具を取ってもらい、それを使ってビッグジェンガに挑戦!手を使わず持ち時間10秒でブロックを抜いて一番上に積み上げて行きます。一見難しそうですが、芸人チームもぴらぱらチームも器用に小道具を使い、順調に進んでいると思いきや、ここでも伊良部大橋本カンナちゃんがやってくれます。手にしたラジカセのアンテナをとっさに引き延ばしブロックを引っぱり出そうと試みますが、力が入り過ぎ一気にジェンが崩壊。その後、「アンテナが延びるということに気付いて嬉しくて力が入り過ぎてしまった」と苦しい言い訳を述べていました。
最後に結果発表が行われ、5つのクイズ対決はもちろん、ぴらぱらチームの圧勝!芸人チームも「ガチで負けた」「大喜利は完敗だった!あれは負けた!」と素直に負けを認め、勝ったぴらぱらチームはステージでオリジナル曲「スタートダッシュ!」「はぴらき」の2曲を披露しました。芸人チームも客席に降りてファンと一緒に鑑賞。掛け声や振り付けもマスターした様子で「泡盛飲みながら見たい」とステージを満喫していました。
ぴらぱらチームも「勝利できたしライブも楽しかったし良かった」「きのうの夜から神様が"絶対勝つよ"って行ってたから勝てました」と満足げ。芸人チームからも「沖縄芸人はぴらぱら応援してますからね。愛してますよ、大好き」とエールが送られると会場からは大きな拍手と歓声が沸き、温かな雰囲気の中ライブは幕を閉じました。
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