福岡から世界へ!「J-POP DISCO@FUKUOKA ~FUKUOKA NO OMOTENASHI~」開催
10月11日、福岡のイムズホールでDJダイノジと、多彩なゲストによる音楽イベントが開催されました。福岡市が世界むけてポップカルチャーを発信する『クリエイティブ・ラボ・フクオカ』の協賛で、アジアを福岡から盛り上げる目的で開催する『アジアンパーティー』のひとつとして行なわれ、福岡にゆかりのあるアーティストが多数登場しました。
平日にも関わらず、会場には子どもから学生、サラリーマン、OL、そして外国人まで、幅広い層のお客さんが集結。
入口で配られたリストバンドを装着し、みんな準備万端で開演を待つ中、J-POPの選曲を得意とするDJありがとうによるDJプレイで、早くも会場のボルテージは上昇! すっかり温まった空気の中、ついに博多のおいさんで小(!?)ブレイク中のマサルと、安部晋三のモノマネでお馴染みのビスケッティ・佐竹正史が揃って登場し、イベントが開幕です。
安部総理の出で立ちながら、「福岡市と行なうイベントということで、今日は"国の代表"ではなく福岡市長の代理で来ました」と、さっそく掴みの笑いをとった佐竹。
まず迎え入れたのは、巧みなダンスを披露するEXPG STUDIO FUKUOKA!
福岡のイベントで活躍中のEXPG STUDIO FUKUOKAは、看板ダンサーが勢ぞろい! お客さんのリストバンドは、曲に合わせてピンク、ブルー、ホワイトと色を変えながら光り、幻想的な空間でダイナミックなパフォーマンスがノンストップで展開されていきます。
キレッキレなダンスに、思わず歓声を上げるお客さん。熱いステージで盛り上がった後、ここでようやく本イベントを主催するDJダイノジの大谷ノブ彦が登場です。「どうも! 日本で一番ロックフェスに呼ばれるDJ、DJダイノジでーす!」とドヤ顔で登壇するも、『アメトーーーク!』の"夏フェス芸人"の回に呼ばれなかった悔しさをこぼし、会場は大爆笑!
「今回は日本のカルチャーを世界の人たちに楽しんでもらうために、"福岡で頑張るアーティストさんとお客さんとで、福岡から世界へ発信するイベントをやりたい!"と企画書を書いたら、運良く福岡市の方たちが賛同してくれました! ありがとうございま~す」と、開催の経緯を説明する大谷。
「前から後ろまで全員で踊るよ~!」という掛け声と共に、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの『R.Y.U.S.E.I.』で、いざDJプレイがスタート! しかし、盛り上がりがMAXになるサビの直前で、いきなり音楽はストップ。「あれ?最初に全員で踊ると説明したよね?みんなも頷いたよね?やる気ある?」と不満を漏らす大谷に、お客さんは苦笑いを浮かべながらも「イエ~イ!」と、ヤル気を猛アピール。また最初から演奏が始まった『R.Y.U.S.E.I.』で会場が一体となった瞬間、再び演奏はストップ!?
今度は客席からブーイングが起きるも、「相方の大地さんは歓声とか気にするタイプなんで、登場したらとりあえず大歓声を送ってね」と、伝え漏れを説明。3回目のチャレンジでようやくサビが流れたところで、満を持して大地洋輔が登場です!
ジラされた分、エアギターのプレイにも熱が入ります。B'zや浜崎あゆみ、PYSの『江南スタイル』、RADIO FISHの『パーフェクトヒューマン』など、ツボを突くナンバーでヒートアップする中、ゲストのコスプレイヤーの登場に合わせて、「涼宮ハルヒの憂鬱」でお馴染みの『God Knows』や、「新世紀エヴァンゲリオン」の『残酷な天使のテーゼ』など、アニソンも連打!
安倍晋三に扮した佐竹や、博多のおいさんのマサル、DJありがとうも加わり、会場のボルテージは一気にMAX状態!各地の大型フェスを揺らしているDJダイノジの手腕が光る盛り上がりで、早くもお客さんは汗だくの様子。
続いて、福岡出身のシンガーソングライター・fumikaが、ダイノジの大地扮する「MCデンジャラス」と共にステージへ。
レイザーラモンRGがラップで参加して話題の新曲、『DANGEROUS』を披露してくれるとのことですが、今宵はRGに代わりデンジャラスがラップを担当すると宣言! 雰囲気たっぷりなR&Bナンバーを台無しにしないか一抹の不安がよぎるも、想像を超えるカッコいいラップを繰り出し、観客も安堵して伸びやかなfumikaの歌声に酔いしれます。
マサルが次の出演者である男性アイドルグループ「10神ACTOR」の名前を告げるやいなや、大歓声!福岡のリアリティ・オーディション番組で誕生したイケメン・エンタテインメント集団の人気の高さを証明しています。
揃いのTシャツ姿で『君の笑顔にすいとうと!』など、博多弁満載の3曲を披露してくれたメンバー10人。途中、ステージを降りてファンと触れ合う場面もあり、うちわやライトを掲げていたファンは大興奮! ダイノジの大谷は、タイ出身のメンバーMOTOに目をつけ、ワールドワイドに発信する本イベント趣旨にピッタリの出演と、ブッキングに満足気な表情です。
さらに、先日は世界遺産に認定された宗像市沖ノ島が舞台のドラマに出演して注目を集めた元NMB48「山田菜々」が登場。
華やかな黄色のドレスを纏い、キュートな笑顔を振りまきながらNMB48の『イビザガール』、AKB48の『Everyday、カチューシャ』を披露。直前に『10神ACTOR』で歓声を上げていた女性ファンも一緒になって熱唱して、いいムードが広がる中、なんと元モーニング娘。で、現在はガールズバンド LoVendoЯとして活躍中の田中れいなも登場!
山田菜々と2人で、モー娘。の『ザ☆ピース』を歌い、その後は田中れいなが、モー娘。50枚目のシングル『One・Two・Three』と、代表曲のひとつ『シャボン玉』をソロで歌い、地元福岡のスペシャルな夜を演出してくれました。
あっという間に2時間が過ぎた頃、ついにフィナーレへ! DJダイノジの大谷の掛け声に合わせてゲストがステージに勢ぞろいして、共にイベントを盛り上げた観客と達成感を分かち合います。「東京オリンピックが終わったら、次は福岡の時代だよ!世界中の人がココに集まるから、旨いもんや福岡のエンタメでおもてなしをしてあげてね!」と、感無量な様子の大谷。観客の表情も皆、笑顔、笑顔、笑顔! 歌あり、ダンスあり、笑いありのイベントは、大盛況で幕を閉じたのでした。
【ダイノジ】