キングコング・梶原率いるよしもと芸人たちが北澤豪さん、岡野雅行さんら豪華アスリートや新宿区在住の子供たちと様々なスポーツを体験!
10月28日(土)、東京・新宿コズミックセンターにて『東京2020オリンピック・パラリンピック 1000日前記念イベント「今日からみんなアスリート☆子どもスポーツデー in 新宿コズミックセンター』が開催され、よしもと芸人が著名なアスリートとともに子供たちとスポーツを楽しみました。
本イベントは、『東京2020オリンピック・パラリンピック』の開幕日である2020年7月24日から数えてちょうど1000日前を迎えたことを記念して行なわれたもの。子供たちにアスリートと芸人、スポーツに精通したスタッフたちと一緒に体験しながら、スポーツの楽しさを知ってもらいたいという願いが込められています。
早稲田大学チアリーダーズ「FALCONS」による演技で幕を開けた同イベント。セレモニー&本イベント全体のMCを務めるのは、キングコング・梶原雄太です。
吉住健一新宿区区長は「今日、集まってくれた子供たちには、2020年に開催されるオリンピック・パラリンピックになんらかのかたちで関わっていただきたいなと。例えば、来日した外国人のみなさんに道を教えてあげられるような子供に育っていただけるといいなと思います。また、世界中が1つになって平和を噛み締められるような大会になればと考えています」と挨拶。丸山珠代参議院議員は「各地でいろんなイベントが行われていますが、新宿区ほど素晴らしいアスリートのみなさんが揃ったところはないのでは。よかったですね、新宿区にお住まいで」と参加者に話しかけながら、「東京オリンピック・パラリンピックから種目となるボルダリングが体験していただけますし、今日はいろんな体験をしてもらえればと思います」と話しました。
続いて、黒坂黒太郎さん主導によるコカリナ演奏が披露。東日本大震災で伐採された木でつくられたというコカリナの優しい音色に、参加者は静かに耳を傾けました。
その後、大西ライオン、ジョイマン、キャベツ確認中といったよしもと芸人たちが登場。さらに、岡野雅行さん(元サッカー選手/現ガイナーレ鳥取代表取締役GM)、三井梨紗子さん(元シンクロナイズドスイミング選手/リオオリンピック銅メダリスト)、岩田樹里さん(空手選手/東日本医科学生総合体育大会6連覇/KARATE 2020 アンバサダー)、島村清孝さん(元陸上選手)、早稲田大学チアリーダーズ「FALCONS」の松本里香子キャプテンが現れると、客席からは大きな歓声が挙がります。
梶原から「なんか不安やわぁ」と振られたライオン。すぐさま「心配ないさぁ~~♪」と美声を響かせると、拍手が起こりました。
開会宣言をした三井さん指導のもと、全員で準備運動を行なってから、それぞれの体験教室がスタートします。
第二武道場では岩田さんによる空手教室、多目的室では三井さんによる陸上シンクロ教室が開講。セレモニーが行なわれた大体育室では誰でも参加できるボルダリング教室ほか、岡野さんと島村さんによる走り方教室(小体育館でも開催)、北澤豪さん(元サッカー選手/日本サッカー協会理事/日本障がい者サッカー連盟会長/サッカー解説者)によるサッカー教室、「FALCONS」によるチア教室が行なわれました。
また、教室と教室の間には、岩田さんによる空手の型の演武披露、北澤さんと岡野さんによるブラインドサッカー講座も開かれました。
岡野さんと島村さんによる走り方教室には、ジョイマンが参加。子供たちと一緒に走り方を学びます。
「最後には1~2秒速くなります。今日は一生懸命やって、楽しんでください」と挨拶した岡野さん。島村さんによると、走るのに大切なのは上半身の動きだそう。「僕ら、今36歳と37歳なんですけど、その歳でも伸びますか?」と訊ねた池谷に、「伸びますよ」と断言する岡野さん。島村さんは「やり切る気持ちが大事ですよ」とアドバイスしました。
肩甲骨をほぐすなどの準備運動後、走行にいちばん適した姿勢を伝授。「蹲踞をすると、いい姿勢ができますよ」と説明する島村さんは、足の上げ方や手の振り方も丁寧に教えます。
正しい姿勢を維持したまま、スキップを行なう高木に、池谷が「こわっ!」とツッコむと、子供たちから笑いが起こります。
これまで習ったことを踏まえて、岡野さんに挑んだ子供たち。参加した子供たちの保護者の方々もこのレースに加わりましたが、ぶっちぎりで駆け抜ける岡野さんに子供たちから「速ぇ~~!」との声が挙がります。
最後に、岡野さんは「一生懸命やろうという気持ちで挑戦したら、成長できる。気持ちも大事にしてください」と呼びかけました。
「FALCONS」によるチア教室には、ライオンが参加。小さな女の子たちと一緒に、学生たちからチアリーディングを学びました。
興味津々の女の子に、1つひとつの振付けを丁寧に教える学生のみなさん。。ライオンも見よう見まねで振付けをしながら、子供たちの様子を見守ります。
最後は、青い「FALCONS」オリジナルTシャツを着用した子供たちとともに、フルバージョンを披露しました。参加した全員に、学生たちからリボンがプレゼントされました。
北澤さんによるサッカー教室には、多くのサッカー少年と一緒にキャベツ確認中が参加します。
ボールを蹴ることに夢中になっている参加者全員を、中央に集めた北澤さん。「コーチの話を聞かなければ、サッカー選手にはなれない。サッカーがうまくなりたいなら、人の話を聞いてよく観ること。わかった?」と1人ひとりと目を合わせながら「よく聞いて観てないと、チャンスは掴めない。チャンスって何回も来るもんじゃないんだぞ!」と説きました。
ドリブルの練習では、まず子供たちの動きを実際に観ながら「自分とボールの距離は50cm。人にぶつかりそうになってる子が多いけど、ぶつかる前に止めること」とレクチャー。止まったら、足の裏でボールを触りながら下がってスペースを空けること、さらにそこからサイドステップで相手を抜き去る動きと、徐々に段階を踏みながらドリブルの極意を伝授。参加した子供たちに「どこが違うと思った?」と意見を聞きながら、丁寧に指導する姿が印象的でした。
最後は小学校1年生、2年生、3年生それぞれのチームと大人チームによるミニゲームを敢行。サッカー経験者の梶原も加わり、テクニックを活かして前線へ素早くボールを運んでいきます。
サッカーがあまり得意ではなさそうだったのは、プロテニスプレイヤーの錦織圭選手に扮したキャベツ確認中・しまぞうZ。子供たちに軽々とパスを録られてしまうため、前線でボールが来るのを待ち構えます。
再三外しながらもゴールを決めると、歓喜の絶叫! さらに、北澤さんからのふわっとしたパスにヘディングすると、そのボールがサッカーのゴールではなく、上部に設置されているバスケットボールのゴールにスポンとボールが入るという奇跡も! これには、北澤さんも子供たちも大笑いでした。
エンディングで、「明日は筋肉痛決定です! でも、楽しかった!」と笑顔で話した芸人たち。
岡野さんは「1回も走りで負けなかったのでまだまだイケるなと思った」と笑いつつ、「みんな、一生懸命やってくれて楽しかった。僕は小学校からサッカーをやっていて、高校ではサッカー部があると思って入ったのになくて、自分で部活をつくって日本代表までなれた。続けていくことはやっぱり大事だなと思いますし、そんな野人もいたなと憶えておいてもらえたら嬉しいですね」と話します。
驚嘆の声があがる中、「初めて聞いた!」と驚く北澤さんは「全ては1つひとつの積み重ね。みなさんが住んでいるのは新国立競技場のホームで、新宿区は(観戦者や選手を)迎え入れる役目をしていく重要な場所です。また、プロを目指すには自分の可能性を実感することが大事。ぜひ新宿区のみなさんを喜ばせる選手になってください」とエールを送りました。
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