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2017年11月 3日 (金)

板尾創路監督、映画『火花』の撮影を行なった吉祥寺のイルミネーション点灯式に出席! 大変だった撮影秘話を語る!!

11月3日(金・祝)、東京・吉祥寺駅前広場にて行なわれた『吉祥寺イルミネーション点灯式』に、映画『火花』で監督を務める板尾創路が出席しました。
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毎冬に吉祥寺の街を彩るイルミネーションは、1987年、吉祥寺駅前広場の完成以来、地元商店会や大型店が一体となって飾り始めたもの。サンロード、平和通り、公園通り、ダイヤ街や地元商店会、大型店舗などが本日より一斉に点灯します。
また、今年は本日より来年2月14日までの毎日17時から24時まで点灯されることも発表されました。

来賓とともに、登壇した板尾監督。武蔵野市の松下玲子市長は「本日は、吉祥寺が舞台にもなっている映画『火花』の板尾監督にもお越しいただきました。頑張る若者を吉祥寺が温かく受け入れる映画だと聞いております。観ていただいた方々には、ぜひとも吉祥寺へお越しいただければ。映画『火花』を、武蔵野市をあげて応援して参ります」と挨拶しました。
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駅前広場に飾られた13メートルのイルミネーションが灯ったのち、トークに臨んだ板尾監督。
まず、点灯式の感想を訊かれると「僕のスイッチは本当に繋がっていたのか、心配でした」とウィットに富んだ返答で和ませながら、「映画のタイトルが『火花』で、点灯とかかっているのはいいですね」と話します。
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吉祥寺という街の印象については、「若者の街という感じで、僕らもわいわいと撮影させてもらいました」とコメント。「菅田将暉と桐谷健太という今をときめくスターが主演なので、顔を指されたら(大騒ぎになると)大変だなと思ってたんですが、ちょうど駅前の交番の近くで撮影してた時、おまわりさんが『(次のシーンまで)中に入って』とフォローしてくれてありがたかった。すごく優しいお巡りさんでした」と撮影を振り返りつつ、周囲の協力に感謝します。
サンロードでは主演2人が歩くシーンを撮影したそうですが、「見つかると大変なので、周りを何十人というエキストラの人に固めてもらって(通行人を演じてもらいながら)、2人に自然に歩いてもらってるのをカメラマンさんに前へ入ってもらって撮るっていう。簡単そうに見えて難しい撮影をしました。一度気付かれると二度とできないので、商店街のみなさんのお力も借りながら、なんとか1回で撮ったシーンは見事、完成作にも反映されています」と報告しました。
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MCより見どころを訊ねられると、菅田さんと桐谷さん、それぞれの漫才と返答。「2人とも関西人なので漫才に対する思いは強かったですが、役者さんがやったことがない漫才をやるのは大変なこと。芸人がテレビでコントや漫才をやっているのは簡単なように見えているかもしれませんけど、実際、お客さんの前で漫才をやるのは難しいんです。けど、2人は漫才師になりきって自分達を追い込んで、集中力と演技力でやりきった。役になりきる勇気がすごかったですし、漫才師にしか見えないほど(出来が)素晴らしかったので、観ていただきたいですね。感動しますよ」と菅田さん、桐谷さんの素晴らしさを力強く語りました。
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最後に、「吉祥寺が舞台にもなっている映画『火花』で、監督をやらせてもらいました。自分で言うのは恥ずかしいですが、いい作品が撮れたと思います」と照れながら話しつつ、「原作は又吉(直樹)くんの小説で、芥川賞を受賞している作品ですが、原作を超えていると思っています」と断言!
「小説を読んでいる方も、読んでいない方も楽しめるようにつくりましたし、最後には心が温かくなれる映画なので、11月23日から公開されます! ぜひ映画館に足を運んでください」と、映画館への来場を呼びかけました。
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【板尾創路】