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2017年11月23日 (木)

アジアンが久々にテレビで漫才披露!『女芸人No.1決定戦 THE W』ファイナリスト10組決定

11月22日(水)、"この世で一番オモシロイ女性"を決める『女芸人No.1決定戦 THE W』のファイナリストに、牧野ステテコ、中村涼子、まとばゆう、どんぐりパワーズ、押しだしましょう子、ニッチェ、ゆりやんレトリィバァ、はなしょー、アジアン、紺野ぶるまの10組が決まりました(敬称略)。
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日本史上初の女芸人の祭典となる『女芸人No.1決定戦 THE W』は、プロ・アマ・経験問わず"女性"であれば参加OK、漫才・コント・一人芝居・モノマネ・パフォーマンスなど面白ければ何でもありの新し賞レース。総エントリー数636組の中から予選、準決勝を勝ち抜いた10組が12月11日(日)日本テレビ系で放送の決勝戦で激突し、優勝者には"この夜で一番オモシロイ女性"の称号と、賞金1000万円が贈られます。

この日、東京・ルミネtheよしもとで行なわれた準決勝のMCを担当したのは、カナリア。
前半は、ポールダンスと笑いを融合させた牧野ステテコ、王道なにわ漫才のミヤ蝶美・蝶子、タイツのデニールの違いを歌い上げるねこ屋敷、イケメン幽霊とのハートウォーミングな生活を一人コントで見せた中村涼子、名作映画やドラマを手短に歌で伝えるピアノ芸人・まとばゆう、ダイエット病院で繰り広げる100kg超のどんぐりパワーズ、ちゃんこ鍋の具が相撲で勝負するという異色ネタの押しだしましょう子、お遊戯会で子どもを主役にしようと奮闘する親子コントのおかずクラブ、中島みゆきの「糸」を熱唱しながらあることをする阿佐ヶ谷姉妹らが登場。バラエティに富んだネタの数々に、カナリアも「王道の浪花漫才からポールダンスまで」(安達)、「みんな特技持ってますねー」(ボン)と感嘆。

後半は、ファミレスを舞台に身分を隠して偵察にきた女社長と店長のコントのニッチェ、沢口靖子のモノマネでで日常に潜む科学では解明できない事件をネタにしたメルヘン須長、下ネタ満載の漫才を披露した尼神インター、ジブリのヒロインっぽい女の子の石出奈々子、ドラえもんのモノマネでたまったうっぷんをぶちまけたゆりやんレトリィバァ、アニメオタクVSアイドルオタクの女子高生の攻防コントのはなしょー、高音の洋楽をただただ熱唱する椿鬼奴、浮気した女が涙ながらに彼氏に衝撃の告白をする一人コントの紺野ぶるま、横澤夏子と相席スタート・山崎ケイによるコンビ・とんとんらが登場。女性の本音を笑いに変えたネタの数々に、カナリア・安達は「1年分の女性の闇を見たような気がします。お腹いっぱいになりました」と感想を語りました。

全てのネタ終了後、厳正なる審査により決勝進出者が発表されました。
出場者全員がそろって固唾をのむ中、日本テレビ・青木源太アナウンサーにより、まずは優勝賞金1000万円に加え、副賞として日テレ全レギュラー番組の中から合計視聴率100%まで好きな番組に出演できる「日テレ100%権」が贈られることが発表され、会場から「おー!」という歓声と拍手が起こります。

女芸人たちの期待もさらに高まったところで、いよいよファイナリスト10組の発表!
最初に名前を呼ばれたのは、はなしょー。杵渕が「涙は優勝にとっておく」とこみ上げる涙をこらえる横で、山田は「出ちゃったー」と号泣。「決勝はもっともっと面白いネタできると思うので、優勝目指して頑張ります」と意欲を。続いて、中村涼子の名前が上がると、後輩たちから「涼子さん!」と祝福の声が。力強くガッツポーズを見せた中村は「どんどん後輩たちが売れてワタナベエンターテイメントにいることを後悔しそうになったんですけど、とんでもなく日テレの番組に出まくりたいと思います」と優勝宣言します。
どんぐりパワーズは、「えー!!」と本人たちが一番驚きながら、「夢で見たのが正夢になった」(黒田)とコメント。牧野ステテコは、阿佐ヶ谷姉妹にハイタッチで送られながらステージに上がり「はずかピース」などギャグを連発します。

押しだしましょう子は、「すごくみなさんが笑ってくださってホントにうれしかったです」と感激。まとばゆうは「やったー! やったよー! 売れるぞー! 絶対売れるぞー!」と絶叫し「第2のにゃんこスターを狙ってます」とVサイン。ニッチェは、「やったー」と大興奮の江上が涙をこらえる近藤の手を引いて、ステージへ。「ネタやってるイメージないみたいで単独ライブ全然客が入らない。これでテレビでネタができる。私たちがネタやってるってわかってもらえる。ネタやってきてよかった」(江上)と秘めた思いがあふれます。

ゆりやんは突然、ドラマ『ガリレオ』の主人公のごとく床に何かを書きだし、答えを導き出したかのように「決勝に出られるということでは?」とボケを。改めて感想を聞かれると「うれしいです。うれしいと申します。名前!」とやはりギャグで返しました。
ラスト2組で名前を呼ばれたアジアンは「おー!よかった」と、2人でガッツポーズ。「女性ばっかりやから結果発表の時に密集しても大衆が臭くなかった。最後までエレガントでした」(馬場園)と笑わせながら、久々の2人そろってのテレビ出演に「漫才をする姿を、またテレビでやらせていただけるのがうれしい」と。そして10組目の紺野ぶるまは、「今までいろんな男と夜を過ごしてきたけど、こんなステキな夜は初めて」と泣きまねを。青木アナからウソ泣きを指摘され、「涙が出ないんだわー」とネタでも披露したフレーズで笑わせて締めました。

衣装に着替えての記者会見では、ファイナリスト10組が改めて決勝への意気込みを。
はなしょー・山田は、「ずっとニッチェさんに憧れてて、一緒に決勝出られるのがうれしい」と喜びに涙ぐみながら「遠慮はしないでがんばります」と決意を。中村涼子は、ショーレースの決勝に勝ち上がることができず苦悩した時期を振り返り、「私はここが天井なんかと思ってたけど、こんなにとんでもなくキレイな景色を見せていただいて。私はもっと上に行くぞ」と自らに気合いを入れます。
どんぐりパワーズは「優勝するぞー!」と意気込み、自称・浅井企画の木村カエラこと牧野ステテコは「ネタが評価されるってうれしい」と感激。唯一にアマチュア枠からの決勝進出となった鳥取市役所の職員・押しだしましょう子は、「鳥取に引っ越して、いろんな人に出会って、今回も温かく送りだしていただきました」と涙ながらに感謝を。まとばゆうは、中村がまとばと紺野ぶるまのために手作りのダルマのバッジを作ってくれたことを明かし、3人そろって決勝進出できたことに感激します。

ニッチェは「最近、私たち物食べてる人と思われてて。ネタも頑張ってたのになかなか決勝に行けなかった」(近藤)、「ネタを作り続けてよかった」(江上)と心情を告白。さらに決勝メンバーを見渡した江上は「女芸人が集まると我々ガリガリな方だなと気づいて、そこじゃなくネタで勝負していかなくちゃいけないなと」とコメントし、笑わせました。

ゆりやんは、はなしょーをマネして涙ながらに「学生時代からアジアンさんに憧れてて」とコメントすると、アジアンからは「ウソつくな! 友近さん言うてたやん」とツッコミが。
久々のテレビでの漫才披露となるアジアン・馬場園は、「この中ではいちばん芸歴長いですが、フレッシュなメンバーと同じ舞台に立たせていただいて身の引き締まる思い。また初心に戻って漫才したいと、こう思っておりますと真面目に挨拶しながら、「こう思っておりますと申します」とゆりやんのギャグで締めると、本人から「名前!?」とのツッコミが入ります。
紺野ぶるまは、「深夜の大人のネタのイメージが強いと思うけど、朝も昼も夜もいつでも出られる上品と下品の両刀使いになりたい」を展望しました。

取材陣からの「優勝したら日テレのどの番組に出たいか」との質問には、ほぼ全員が『イッテQ』と答える中、まとばゆうは「『PON!』ではじけたい」とコメント。『ヒルンデス!』のロケで活躍するニッチェは「『ヒルンデス!』のスタジオに復帰したい」と願望します。
ゆりやんが「いちばん肌に合ってる『NEWS ZERO』のメインキャスターを」とボケると、アジアンは「『さんま御殿』は20回くらい出たい。あと『ヒルンデス!』の何色の何」と返答。紺野は「『今夜くらべてみました』にクズとして生きる女として出たい」と具体的な出演イメージを明かしました。

この10組が渾身のネタで対決する『女芸人No.1決定戦 THE W』は、12月11日(日)、日本テレビ系で放送。お見逃しなく!


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