よしもとニュースセンター

11月25日（土）イオンモール福津（福岡県福津市）にて、全国各地のイオンモールで開催されている「笑って！走って！全国縦断かけっこツアー」が行われました。

この「よしもとキッズプロジェクト」は、吉本興業が一流と出会う場を子どもたちに提供することで、可能性を伸ばして夢をみつけてもらおうと企画しています。2020年に向け、日本陸上競技連盟と共に、全国各地のイオンモールにて子どもたちが、このイベントを通して一流の陸上選手と触れあえる場を次々に展開しています。
イベントには、現在安川電機陸上競技部に所属している現役の陸上短距離選手で、 自己ベスト100m 10秒9、200m 20秒55という大瀬戸一馬選手（23歳）と、パンクブーブー、ライスがステージに登場し、トークショーと子ども達とかけっこ教室を行いました。

トークショーでは、パンクブーブーとライスから、地元、福岡県京都郡苅田町出身の大瀬戸選手に、早く走るためにアドバイスをお願いしましたが、まずは大瀬戸選手の太ももの固さに全員が驚愕！会場からも、お子さんを連れてきたお母さんに触ってもらいましたが、一流アスリートの身体づくりから生まれた、経験したことのない太ももの固さにびっくりしていました。


その後、会場に設置された10mのかけっこコースを、まずはライスの関町が挑戦！意外にも2秒18という好タイムを叩き出しました！

その後、運動神経に難のある田所も挑戦。「必死で走れよ」というつっこみが入るぐらいの走りで、記録は3秒06・・・。

ここで子ども達にも走ってもらいました！

3歳から10歳までの14人の子ども達が挑戦！サッカーをやっている男の子は2秒72！田所より早い・・・。3歳の女の子も3秒93とみんな早い！その後も2秒台が続きます！何度も言いますが田所くんは3秒06・・・。かけっこ教室の後に田所くんの走りがよくなるかどうかも注目です！

さて、ここで大瀬戸選手の登場です！

あまりの速さに会場からは「お〜〜！！」という歓声が。
歩数が少ない！4歩ぐらいで行きましたよ・・・記録は2秒01！さすがです！会場からは拍手が！！
大瀬戸選手の100m の自己ベストが10秒9ですから、ここからどんどん加速していくんですね〜

大瀬戸選手は、最初はサッカーをやっていて、その後水泳と、運動が好きな子どもだったので小学2年から陸上を始めたそうです。「2020年の東京オリンピックを目指して今、レベルも高くて注目度も高いんですが、その中に割って入って日本の顔になりたい！9秒台を目指します！」と夢を語っていました。
そんな大瀬戸選手からは「好きなことを継続すること。僕も走ることが好きだったので、こういうかけっこ教室に参加して感じたものをずっと継続してがんばってほしい。」と子ども達にメッセージを伝えました。

トークショー後に行われたかけっこ教室では、まずはみんなで体操！大瀬戸選手の「1、2、3、4！」という掛け声に合わせて、「5、6、7、8！」と子ども達も元気な声でこたえていました。
体操の後は、走り方のアドバイス！"足よりも腕"に気をつけること。腕振りっていうのが大事になります。腕を90度に意識して、しっかり目の前に拳がくるようにしっかり振る。まっすぐ、脇は少し締めて振るといいそうです。
大瀬戸選手のアドバイスに合わせてみんなで腕振りの練習！たまごを握るぐらいのこぶしでまっすぐ腕を振ります。

足は少しでも高く太ももを上げること。最初のスタートは前傾姿勢で転びそうになる力を使って走ってるそうです。その後は体制を整えて走るそうですよ。
もも上げもみんなで練習！さっきの腕振りに加えてもも上げもみんなでやってみます。

大瀬戸選手から、「正しい走法をしていれば自然に早くなります、姿勢も大事！
それと、一について用意！の時に手と足を一緒に出さない。手と足は逆に出しましょう。少し下を向いて、スタートしたら前を向く。そしてしっかり手を振って集中しましょう。」と細かくアドバイスをいただきました。
アドバイスの後、子ども達もスタートダッシュ、腕振り、もも上げなどを気をつけて走り、以前より早くなっている気がしました！

あっという間に一巡して、まだまだ走り足りない子ども達は二巡目に突入！

大瀬戸選手が一番最初に言われていた、「走ることが好き」という気持ちが一番大事ということを見ていて感じたかけっこ教室でした。

最後に、子ども達よりも遅い3秒06を叩き出した田所くんが、今までのアドバイスを取り入れて再度挑戦！
最後はかっこいい走りを見せて欲しい！という皆の期待の中走りましたが、腕振りとしっかり足は上がっていましたが、そっちに意識がいって前に進むのが遅くなってしまっていたようです。（計測不能）大瀬戸選手から「ちゃんと足は上がってましたよ〜」と優しいフォローが。

終始笑いに包まれ、楽しそうに走る子ども達とそれを見守る親御さん達で、とても素晴らしいイベントになりました。