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2017年12月 4日 (月)

とろサーモンがラストイヤーにして『M-1グランプリ2017』王者に!! 久保田「M-1を憎みながら漫才をしてきた。けど、今日で回収できた」と喜びを噛み締める!

12月3日(日)、『M-1グランプリ2017』が開催され、ラストイヤーのとろサーモンが13代目王者に輝きました!
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2015年、5年ぶりに復活した漫才頂上決戦『M-1グランプリ』。2001年から2010年までの10年間では、当時10年目以下の若手漫才師だった中川家、フットボールアワー、チュートリアル、NON STYLE、笑い飯など多くの実力ある芸人を世に輩出してきました。
復活以降も賞金1000万円、プロ・アマ問わず参戦できるという条件は変わりませんが、開催されなかった5年間を考慮して芸歴15年目以下の芸人が参戦可能に。今年は4094組がエントリーする中、1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝から勝ち残った29組とGYAO!ワイルドカードで選ばれた1組を含む計30組が、今年1枠増えて9組が進出できる決勝へ向けて、準決勝で激突。厳選なる審査の結果、かまいたち、カミナリ、さや香、ジャルジャル、とろサーモン、マヂカルラブリー、ミキ、和牛、ゆにばーすが決勝進出を果たしました。

今年、1枠増えて10組で戦う決勝戦。最後の1枠を懸けた『M-1グランプリ2017敗者復活戦』は、同日14時30分より、東京・六本木ヒルズアリーナにて開催。放送のMCは陣内智則が、会場のMCは同大会ではおなじみのはりけ~んずが務めました。

ネタは、準決勝の下位から下記の通りの順番で披露しました。
ランジャタイ/笑撃戦隊/からし蓮根/Aマッソ/三四郎/東京ホテイソン/アイロンヘッド/セルライトスパ/囲碁将棋/天竺鼠/霜降り明星/見取り図/ハライチ/南海キャンディーズ/アインシュタイン/さらば青春の光/大自然/ニューヨーク/相席スタート/スーパーマラドーナ

前説を担当したのは、初恋タロー。観客とコール&レスポンスを行なって会場を温めるも、番組に出演するために現れた銀シャリばかり気にする観客に「集中してー!」と声をかけて笑わせます。

会場MCのはりけ~んず。前田が「Mr.賞レースMCです!」と自己紹介すると、すかさず相方・新井が「自分で言うな!」とツッコミ。「言うてもいいですよね?」という呼びかけに、客席からは肯定的な拍手が響きます。
「僕らはCM中に出て来るので、僕らを観られるのはみなさんだけ」(新井)「"はりけ~んずが(オンエアで)見切った"と言われると恥ずかしい」(前田)と話すとドッと笑いが。前田は「今日も全力でやらせていただきます」と意気込みました。

その後、トップバッターのランジャタイからトリのスーパーマラドーナまで、全20組が渾身の3分ネタを披露します。
エンディングで前田は「楽しんでいただけましたか? 毎年、1回戦から予選のMCをやらせてもらっているのが刺激になります」とコメント。敗者復活戦から決勝へ向かう1組への現地での応援を呼びかけつつ、「家で観たい人は急いで帰って」(新井)「急いで、と言っても焦らないように。電車の乗り換えを間違えないで!」と優しく語りかけると、大きな拍手が起こりました。

その後、18時57分より、いよいよ決勝戦のオンエアがスタートします。
MCを務めるのは、今年も今田耕司と上戸彩さん。「いよいよ始まりました」と口火を切った今田が「オープニングは感動するんですけど、毎回、昔の小杉(ブラックマヨネーズ)でざわめきが起こる」と話すと、客席から笑いが。びっしりと観客で埋め尽くされた客席を見渡して、「異様な盛り上がり。大爆笑になったら(ネタをやる芸人は)気持ちいいと思いますよ」と話します。
審査員を務めるのは、ダウンタウンの松本人志、オール阪神・巨人のオール巨人、渡辺正行さん、上沼恵美子さん、中川家の礼二、春風亭小朝さん、博多華丸・大吉の博多大吉の7名。「昨年も審査員をやらせていただいた」と話す上沼さんが「ネットなんて普段、見ないんですよ? 見ないんですけど、ネットで顔が白いって書かれてたので、今日は素顔でやって参りました」と飄々と話すと、客席から大きな笑い声が。松本も「そこそこ白いですよ?」とツッコんで、いっそうの笑いを誘いました。

今大会では、序盤に敗者復活戦から勝ち上がる最後の1組の発表が。
一般投票の結果、20組の激戦を勝ち抜いたのは、スーパーマラドーナ! 力強くガッツポーズした武智は「オレがいちばんM-1のことを思ってる!」と鼻息荒く宣言しながら、観客とハイタッチ。田中は「盲腸してます。あ、緊張でしたぁ~」とおどけつつ、エールをおくる客席へ何度も何度もお辞儀をしながら、スタジオへと向かいました。
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決勝では、おみくじ形式でMCがその都度、コンビ名の書かれた札を引いてネタ順を決める「笑神籤(えみくじ)」という新ルールを採用。いつ出番が来てもいいように、全員がスタジオ裏に待機している様子が映されると、「なかなか厳しいでしょうね」と松本。礼二も「めちゃくちゃキツいでしょう、これ」と同調しつつ、「みんな、カメラに手を振ってましたけど、そんな余裕はないはずですよ」と挑戦者の心情を思いやりました。
ファーストステージの結果は、下記の通り(ネタ順)。
1:ゆにばーす・・・・・・・626pt
2:カミナリ・・・・・・・・618pt
3:とろサーモン・・・・・・645pt
4:スーパーマラドーナ・・・640pt
5:かまいたち・・・・・・・640pt
6:マヂカルラブリー・・・・607pt
7:さや香・・・・・・・・・628pt
8:ミキ・・・・・・・・・・650pt
9:和牛・・・・・・・・・・653pt
10:ジャルジャル・・・・・・636pt

8番目にネタを披露したミキが、今大会初のオール90点台で、最初の決勝進出を決めます。唇を真っ白にしながらツッコみ続けた昴生は、「最高の舞台!」と興奮気味にコメント。ミキと同じく兄・剛と兄弟で漫才をしている礼二は「面白かった。とらえるところが細か過ぎるから、もう少し大きな展開も欲しい」と、大吉は「勢いがあってよかった。弟さん(亜生)のボケの中にシャープなものが入っていたら、もっと点数が高かった」と、漫才師の先輩らしいアドバイスを送ります。
続いて、9番目に登場した和牛が、高得点だったミキを抜いて1位に躍り出て決勝へ。オール巨人は「後半は上手かった」と賞賛。松本も「意外と新しい試みをやっていて感心しました」と評します。
最後の1枠は、ラストイヤーのとろサーモン。ガッツポーズを見せた2人に、渡辺さんは「漫才が上手い」、大吉は「とろサーモンのネタは、久保田くんのテンション次第なところがある。今日は非常に安定してました」とコメントしました。

最終決戦は、ファーストステージの順位が高いコンビからネタ順を選び、とろサーモン、ミキ、和牛の順番で漫才を披露しました。
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3組の漫才終了後、審査員は口々に「めちゃくちゃ(ジャッジが)難しい」と発言。渡辺さんが「みなさん、面白いんです。いやぁ、どうしよう。彼らの人生がかかってますからねぇ」と頭を抱えれば、礼二は「よう仕上げてきましたね、ここまで。それが余計に迷わせます」と感心しきり。今田に声をかけられた松本は「本当に素晴らしい。いやぁ、迷ってます」と、苦しそうに呟きました。

緊張感が漂う中、4票を獲得したとろサーモンが優勝! 驚きを隠せなかったのか、目を丸くして手を広げながら、一歩前に出る久保田。対する村田は肩をすくめて呆然とし、しばらく経って膝に手をつきます。
なんとか上体を起こした村田の肩を抱き、笑顔でぽんぽんと叩く久保田。Netflixドラマ『火花』で波岡一喜さん演じる神谷の相方・大林を演じた村田は劇中の「売れたいなぁ」という台詞がリアルすぎると話題を呼びましたが、今田からそのことについて触れられると「本当に辛い思いをしてきた。売れずに終わるかと思っていた。(あの台詞は)売れない芸人の本当の言葉でした」としみじみ語りました。
メガネを取って涙を拭くしぐさを見せるも、泣いてるのかどうかが怪しかった久保田。今田に「芝居入ってる」とツッコまれると、笑顔で否定しながら「ずっと敗者復活戦(止まり)で、ドブだけすすってここまで来た。けど、今日で全部吐いた。光をいただきました。ジーザス、ありがとう神よ!」と絶叫し、喜びを爆発させました。
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「いちばん苦しい審査。接戦でした」と語った上沼さんに、松本も「こんなに迷ったことはなかった」と同調。ラストイヤーでの優勝を目にして、涙を流す渡辺さんは「芸人さんが売れていくってことが......」と言葉を詰まらせながら「おめでとう」と優しく声をかけました。
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記者会見場に登場したとろサーモンに、報道陣から祝福の拍手がおくられます。
村田は「本当にずっと売れへん時代が長かったので、まだ受け入れられていない状態です」とコメント。一方、久保田は「どこかでM-1を憎みながら、漫才をしてきたところがあった。けど、今日で回収できました(報われました)。原因があって結果がある。因果応報です」と静かに語りつつ、「今日は彼(村田)の誕生日なんです」と報告。拍手が起こる中、村田は「誕生日の12月3日が決勝戦で、何かがあるんじゃないかと思っていた。しかも、38才になる。サンパチマイク(とかかっていることも)1つ乗っかっていた」と、いい予感があったことを明かします。
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1本目をやり終えたとき、「正直、来たなと思った」と話す村田。「久保田にアドリブを入れる余裕があったので、安心してツッコめました」と振り返ります。2本目は2人とも優勝への確証はなかったそうで、「(あの瞬間が)いちばん怖かった」と吐露した久保田。最終決戦では蝶ネクタイに替えていたのですが、実はもう1着、用意していた衣装を「着るのを忘れた」そう。村田に「ゲン担ぎというか、ジャケットの内側に書いてたんですよ」との暴露が。「僕には弱さがあって、優勝しなかった場合のことも考えていた」と内側を見せると、そこには「祝 2017 M-1優勝 I am hero」の文字が。「でも、今日でボケじゃなくなりました」と笑います。
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これまで一度も、『M-1グランプリ』の決勝進出経験のなかったとろサーモン。大阪から上京するも、あまりの仕事のなさに「毎日、家のフローリングの上で四つん這いになって、長渕剛さんの『東京』を聴きながら40分泣いて、その後8時間寝て。翌日、三田製麺所で3玉食べる生活をしていた」と話す村田。常軌を逸脱した行動をしていた当時は、解散も頭によぎったそう。「何回も挫折しかけました。漫才をずっとやってきたのは、決勝へ行くため。(優勝できたなんて)こんなに嬉しいことはない」と噛み締めるように話すと、久保田は「彼の精神状態がいちばん究極な状態になっていたのが、(決勝前日の)昨日。挨拶なんてしたことがないのに、(ライブ前に)オレの目を見て『こんにちは』って言ったんです。"やべぇ状態になってる"と思いました」と笑わせました。
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「誰に、優勝の喜びを伝えたいですか?」と訊かれた村田は、「母親」と返答。「『ダメだったら帰ってきていいよ』って、いつも優しい言葉をかけてくれた」としみじみします。久保田も「母親」と答えつつ、「作家の樅野(太紀)さん。東京へ来てからずっとお世話になっていた。『クソから花が咲くのが見たいから、お前に仕事回すわ』って言ってくれた人です」と感謝します。
1000万円の使い道については、「地元の宮崎空港の目立つところ、ベンチのところに温水(洋一)さんの銅像があるんです。そこに僕らの銅像も添えて欲しい。まぁ、誰も座れない状態になるんですけど」と村田。宮崎は本日の生放送は放送されていないそうで、「1ヵ月遅れで放送されるみたいです」(村田)と話しました。
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