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2017年12月19日 (火)

12/19(火) "公益社団法人 鹿児島青年会議所"と吉本興業が合同で『包括提携協定 締結報告会』を執行

平成29年12月19日(火)、鹿児島市内の城山観光ホテルにて、"公益社団法人 鹿児島青年会議所"と吉本興業が合同で『包括提携協定 締結報告会』を執り行いました。

 

寒さが続く南国・鹿児島も、この日は抜けるような青空の冬晴れ。会見には鹿児島を代表するたくさんのメディアの方々に足をお運びいただきました。

 

吉本興業は、2016年7月に全国の地域活性化を目的として日本青年会議所と包括提携協定を締結。私たちのエンターテイメント性と情報発信力、住みます芸人による地域活性化活動と、青年会議所が持つ地域ネットワークと実行力が組み合わされることにより、地域活性化を図ってきました。

 

そんな中、2018年にアジア太平洋地域会議「JCI ASPAC」が開催され、また同年に明治維新150周年、NHK大河ドラマ「西郷どん」、2020年には初の国体が控える鹿児島と縁あって、この度その鹿児島の青年会議所と個別の地域では初の包括提携協定を結ぶ運びとなりました。

 

15時から始まった報告会に登壇したのはまず、鹿児島青年会議所 理事長の嶽釜 勇一郎さん、吉本興業 取締役の泉 正隆が登壇しました。包括提携の協定書を手にした二人が書類の中身を確認したところで写真撮影。かたい握手が交わされました。

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まずは、鹿児島青年会議所 理事長・嶽釜さんの挨拶が会に集まった人々へのお礼と共に始まりました。

 

「本日、吉本興業さんと包括提携をしたというご報告をさせていただきました。吉本興業さんが持つエンターテイメント力、そして発信力、今まで培って来られた地域活性化活動、それに私たちが持つ市民・行政とのネットワーク、行動力を駆使すれば相乗効果が生まれ、鹿児島をもっと元気にできると私は確信しております。2018年、鹿児島はたくさんの人たちから注目されます。ただ、このチャンスをものにできなければ鹿児島は衰退していくのではとも懸念されています。今年7月に野村総合証券様からポテンシャルの高い都市が発表され、鹿児島は2位でした。この発表を受けた私たちは、おお、すごいな!と思いましたが、ポテンシャルの高さというものは私たちが何もしなければ、それだけで終わってしまいます。来年、鹿児島がものすごいチャンスを迎えるにあたり壁があるとしたら、それは地元の常識だと私は思っています。今回、吉本興業さんと包括提携を結ばせていただくことは、外の常識を取り入れることであり、この締結が鹿児島のポテンシャルの高さを成功へと導かれるであろうと私は信じております。来年私たちは吉本興業さんと様々な事業を展開していきます。市民・行政を巻き込んで素晴らしい活動を行なっていきたいと思っておりますので、今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします」。

 

熱い想いのつまったスピーチに拍手が沸き起こりました。続いて、吉本興業取締役・泉がお礼から始まる挨拶をしました。

 

「吉本興業はおかげ様で今年で150年になります。そして弊社は6年前の2011年から次の100年に向けて、地域活性化プロジェクト、「あなたの街に住みますプロジェクト」を立ち上げ、全国47都道府県に地元を元気にしたいという想いを持った芸人と社員を配置し、これまで800ほどのプロジェクトを立ち上げて、笑いの力で地域の元気に貢献させていただいております。青年会議所様も長年、地域の元気の為に頑張って来られており、昨年夏にご縁があって青年会議所様と包括提携を結ばせていただきました。そしてこの度、地域の青年会議所としては初めてになる、鹿児島青年会議所様と包括協定を結ばさせていただくことになりました。県内にネットワークをお持ちになる鹿児島青年会議所様としっかりタッグを組んで、地域の隅々まで笑いの力で元気に貢献させていただけるようになりました。今後も今回の取り組みをモデルケースにして、全国各地の青年会議所様と協定を次々と結んでいき、地域のお役に立たせていただけたらと思います。今後の吉本興業と青年会議所との活躍にご期待ください」。

 

そんな中紹介された"鹿児島県住みます芸人"コンビの突撃パイナップルが登壇しました。

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姶良市生まれ、地元である鹿児島に住んで3年が経つ突撃パイナップル。「鹿児島を盛り上げるためにイベントとかやるんですけど、自分たちとマネージャーの3人だけではなかなかできないことや限界を感じることもあるので、今回、包括協定ということで、鹿児島青年会議所の皆さんの力を借りて一緒に鹿児島をより良くするために頑張っていきたい」と、つばさ。「鹿児島青年会議所の皆さんは吉本興業っていうこの大きな会社を思う存分、利用してください。僕たちに回るはずだったお金とかも多分いっぱい蓄えてると思いますんで。吉本を思う存分、精一杯使ってください! 僕たちもこの協定に価値があったと言われるよう頑張っていきたいと思ってますんで」と楠が締めくくった。

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続いての質疑応答タイムでは、他の芸人ももっと鹿児島に来るようになるのか?との問いに泉取締役が「弊社には6000人ほど芸人がおり、いろんな才能がございます。具体的に言えば絵本で話題の西野くん、本の才能で又吉くん。まだまだ先々どんなことができるだろう?という段階ではございますが、いろんな形で様々な種類の事業にいい形でご奉仕していけると思います」と返答。鹿児島の人、食の質問になると嶽釜さん、泉の両氏の話は尽きないように見えました。記念撮影を終えて約45分間の報告会見は和やかなムードの中、幕を閉じました。

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【突撃パイナップル】