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2018年1月30日 (火)

あの人の意外な一面が暴露!?「パンサーとチョコレートプラネットのトークとゲームコーナーでゆたしくうにげーさびら」

1月14日(日)、よしもと沖縄花月で「パンサーとチョコレートプラネットのトークとゲームコーナーでゆたしくうにげーさびら」が行われました。

オープニングでパンサー向井がイベントタイトルを読み上げますが、沖縄方言の「ゆたしくうにげーさびら」に悪戦苦闘。どこで区切るか、アクセントをどうすればいいのか困ったらしく、たどたどしく読み上げた後、会場に向かって「ところで、『ゆたしくうにげーさびら』ってどういう意味なの?」と質問。すかさず最前列中央の男性から「よろしくお願いします、っていう事!」と返事があり、ステージ上の他のメンバーから「早っ」とツッコミが入ります。

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自己紹介のターンに入ると、出演者5人の中で唯一1970年代生まれのパンサー尾方はそれだけでイジリの対象に。菅から「この人(尾形)、弟子のはずのチョコレートプラネットのこと可愛がってないよね」と、いきなり核心を突かれます。尾形は「そんな事ない、こいつら(チョコレートプラネット)が俺を馬鹿にしてるだけや」と弁解します。それに乗ったのは向井。「そうそう。可愛がってるからこそ同じ髪形にしたんでしょ?」と、尾形とチョコレートプラネット松尾が坊主頭なのをイジリます。

自己紹介つながりで今度は菅が注目の的に。プライベートでもよく一緒に飲みに行くという松尾に、向井が「菅さんのプライベートって謎ばっかりだから紹介してよ」と迫ると、「じゃ、詳しく話すのはなんだからタイトルだけ言う」と、「菅さん、よしもと本社の近くでキス」と、いきなり大暴露。ステージ上だけでなく会場からも悲鳴が上がりました。

向井は沖縄の観客にもわかりやすいように、「よしもと本社ってね、新宿の真ん中にあって、周りが繁華街なの。とてもキスするような場所じゃないの」と解説。菅の意外すぎるプライベートに、観客は目を白黒させていました。

続いては逆バージョンで、菅が松尾を紹介。「よく新宿2丁目に飲みにいくよね」と前置きし、「新宿2丁目のお店って、みなさんIKKOさんが大好きなの。松ちゃん(松尾)、優しいから『モノマネして』って頼まれたらすぐに(IKKOさんのマネを)やってくれるんだけど、この間松ちゃんがIKKOさんのマネしてるとき、隣の店のママから『今アンタの店にIKKOさんいらしてるの?!』って電話がかかってきたの」と、松尾のモノマネのクオリティの高さを賞賛しました。

続いてはチョコレートプラネット長田の紹介。パンサーとチョコレートプラネットは、バラエティ番組「パワープリン」で共演していたこともあり、向井から「昔よく一緒に合コンに行ったよね」と言われます。尾形も、「そうそう。こいつカラオケに行くと1曲目から全身で氷室恭介さんになりきるから女の子がひくねん」とツッコミを入れると、長田ははりきって氷室恭介のモノマネを披露。会場の笑いを誘います。

その次は松尾が向井を紹介。「養成所時代、『面白くて顔もいい向井くんって子がいる』って噂になってて、俺、最初は『そんな男、きっと裏があるに違いない』ってゲスい見方してたんだけど、フリーでお笑いのコンビを組む授業があって、その時たまたま向井を紹介されて。『うわぁ、可愛い!!』って思って、それから仲良くなった」と告白。向井が「出会ったの10年位前ですもんね。さすがに今は年取ってるけど」と照れ隠しに話すと、菅も「そうそう。俺も子供の頃はこうじゃなかったのに、ある日を境に今の姿になって、養成所入所のときと今と写真が変わんないんだよね」と告白。松尾も「菅さん、おじいちゃんになってもこのままの姿で干からびて死にそうだよね」とツッコミ。観客から爆笑が起きました。

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続いてはアンケートトークのコーナー。これはアンケートに書かれた5つのテーマについて、観客に事前に回答をもらい、その後メンバーがステージ上で決めた答えとの合致数が高い人にプレゼントが贈られるというものです。

最初のテーマは「男らしい人」。まずは「昔は先輩芸人達がラブホテルで合コンをしていて、呼び出されることがあり、お金がない中どうやってその場にもぐりこむか戦いだった」という尾形の過去が披露されます。


次に菅の「合コンで菅に猛アタックをかけている女性をあえて外す」という一面が暴かれ、向井から「菅さんってストイックだよねー」と感想が述べられます。しかし菅本人は「ううん、俺焼き鳥屋とかシンプルな店に行きたいのに、その時の女の子、めっちゃ毛皮着てて化粧濃くって、焼き鳥屋には行かれないような子だったから」と、意外な真実を告白。再び会場の笑いを誘います。

続いて男らしいネタを紹介されたのは長田。後輩芸人のいぬと出かけていたとき、たまたま遭遇したひったくり犯を体当たりで捕まえた話を披露。「悲鳴が聞こえるのに、周りの人全然動かなくて。たまたま犯人が俺のほうに走ってきたからタックルするしかないと思って」と、尾形を犯人役に見立て、現場を再現しました。このエピソードにより「男らしい人」は長田に決定。会場からは納得の拍手が上がりました。

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続いては「芸人仲間に一番尊敬されている人」。チョコレートプラネットの二人から「尾形さんじゃない?軍団持ってるし」と意見が上がりますが、向井が沖縄国際映画祭にパワープリンのメンバーで出場したときの「後輩におごるのはイヤだが、骨折していてもクラブには行く」という尾形の裏話を暴露。尾形の必至の弁解も空しく、「やっぱり芸人だから面白いとか大喜利強いとかの方がいいなぁ」という他のメンバーの意見で菅が「尊敬されている人」に決定しました。

3つ目は「裏表の激しい人」。ここで長田が「向井って意外と毒を吐くよね」と告白。また、以前長田と向井が飲み会を開いたときのエピソードを暴露し、向井は納得したように「うん、裏表激しいのは俺!」と宣言していました。4つ目は「スクープされそうな人」。これは意見を募るまでもなく、「尾形さん!ハイ、次行きましょ!」と、全会一致で決定。

そして最後は「沖縄を1番愛している人」。最初、尾形が「菅じゃない?」と意見を出しますが、長田が「松ちゃんじゃない?ちょっとした空き時間でビーチ行ったり、散歩したりするし。沖縄で仕事があると真っ黒になって帰ってくる」と発言。向井も「そういえば(チョコレートプラネットの)2人で出かけることも多いよね」と返し、長田と松尾の2人が「うん。沖縄でバイクで走ってて、雨雲が前にあったら『突っ切っちゃえ~!』ってやってる」と、沖縄を満喫しているエピソードを披露。この話で「沖縄を1番愛している人」は松尾に決定します。

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5つの答えが揃ったところで、続いてはゲームのコーナー。MCを向井が務め、残る4人はパンサーチームとチョコプラチームに分かれて、氣志團の「One Night Carnival」冒頭部分、「俺んトコ来ないか?」に合わせて、各々が決めゼリフを言う「あの一言対決」というゲームに挑戦します。

ここで尾形がトップバッターを務めるのですが、向井が尾形にマイクを渡した瞬間、菅が「あれ?!向井のマイクがひったくられてる!」と一言。即座に長田が尾形にタックルをかけ、マイクを奪い返します。「気がついたらなくなっていて。ありがとうございます」とマイクを受け取る向井に、菅も「戻ってきて良かったね」と笑顔。尾形だけが「俺、もう腰がもたない・・・」と、一言対決に参加するのもためらいがちに。

「もうタックルしないから」という約束の下、対決がスタートします。しかし尾形の「イノセント・・・・・」とどんどん先細っていく声にステージ上も会場も大爆笑。「何言ってるのかわからない」という周りからのツッコミに、尾形は「イノセントテニスプレーヤーって言ったのに。何かかっこいいし」を悪びれもせず反論。その姿がさらに笑いを引き起こします。

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対戦者は松尾。IKKOさんのモノマネで「アタシんトコ来ないぃい~?!」と絶叫し、会場から更なる笑いを引き出します。これには他のメンバーも脱帽し、「松ちゃん、それはずるいわ」と松尾の勝利を認めていました。

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次の対決は...と準備しようとしたところで、まさかの時間切れ。急いでアンケートコーナーの当選者発表に移ります。同数正解者が2名いたため、じゃんけんで勝利した女性、前田さんに色紙が贈られることに。ゲームコーナーが1戦だけで終わったため、尾形がかっこいいセリフを言いながら色紙を贈呈する、という流れになったのですが、再び「セラミック...」と、一体何を言っているのかわからない状態になり、会場内の全員が爆笑。そんな中、「セラミックサラダって言ってるし」との尾形の言い訳に、「訳わからなくて面白い」と、ステージ上も客席も涙が出そうな勢いで笑っていました。

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その後向井が「これからもパンサー、チョコレートプラネットともに沖縄で仕事をする機会がありますので、ぜひまた見に来ていただければと思います」と手短に挨拶し、そのまま駆け足でエンディングへ。「パンサーとチョコレートプラネットのトークとゲームコーナーでゆたしくうにげーさびら」は爆笑の熱気冷めやらぬまま幕を閉じました。

【パンサー】【チョコレートプラネット】