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2018年1月18日 (木)

アキナがYCC大阪校で特別授業を実施! これからのエンタメ業界を担うYCC生にエール

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エンタテインメント業界でマネージャーやディレクター、作家などのスタッフとして働く人材を育てる吉本興業グループの養成校・YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)。このエンタメスクールの魅力は、授業が土・日曜の昼帯に行われるため、社会人はもちろん大学生ならWスクールでも受講が可能なこと。さらに、『M-1グランプリ』や『R-1ぐらんぷり』、吉本制作のテレビ番組など生の現場を体験することが可能です。しかも、学費はリーズナブルな料金に設定しているのも特徴。

コースは、業界で働く上で必要な知識や制作力などをしっかりと身に付けたエンタメスタッフを基礎から育成する「総合コース」、テレビやラジオなどの番組や劇場イベントなどの台本・脚本・ネタ・企画書など、"書く能力"をしっかり身につけることができる「構成作家コース」の2コース。どちらもテレビ各局や制作会社、イベント会社などのプロデューサー、映像クリエイター、構成作家、さらには吉本芸人など、業界の第一線で活躍している一流のプロが講師を務め、質の高い授業を実現しています。

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1月13日(土)には、YCC大阪校の授業にアキナのふたりが登壇し、特別授業を行いました。劇場出番はもちろん、『吉本超合金A』(テレビ大阪)や『キャスト』(ABC)、『関西発!才能発掘TVマンモスター+』(毎日放送)などレギュラー番組も多数持ち、現在、関西でもっとも忙しいコンビといっても過言ではないアキナ。ステージ出番と収録の合間を縫って、未来のエンタメ界を担うYCC生の元へ駆けつけました。アキナのふたりも「なにか皆さんの"ため"になることを伝えたい」と意気込んでいました。

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作家コースを受講する男性は、平日はサラリーマンとして働いていると聞き、「土・日に通えるのが売りですもんね」と秋山。山名も「少しでもこの業界に興味があるなら、まず飛び込んでみるというのはすごくいいことだと思います」と笑顔を見せていました。せっかくなのでアキナへの質問を聞いてみると、「常日頃、周りに流されないためにどういう風に意識を持たれていますか?」という質問が。山名は、「『M-1』や『キングオブコント』が迫るとセカセカします。でも、賞レースも大事やけど、ほかのことも大事だということを意識しています」とのこと。これを受けて秋山も、これまでの経験から「賞は獲ろうと思って獲れるわけではない。獲れるときには獲れるんやろうなと思っています」とも。

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また、総合コースを受講する女性からは、「『吉本超合金A』で今後挑戦したいことは?」との質問が。ケツバットや氷風呂など、身体を張った過酷なロケが多い番組だけに、YCC生も興味しんしん。秋山は「記者会見の時にも話したんですが、『死ななかったらいい』という想いでやっています。このご時世、地上波でこんなにいろんなことをやらせてもらえるなんて感謝しかありません。僕の大事なスニーカーにカレーを入れられたり(笑)、そりゃイヤですけど、本当にイヤやからこそ撮れるリアクションがおもしろいんじゃないかなと思っています」とさすがのコメント! しかし、その過激な内容からSNSで炎上することもあるそうで、この状況に山名はSNSについて「Twitterでわざわざ悪口を言う人の意見が尊重されるのはおかしい」とも。秋山も「テレビ業界全体が、SNSが炎上したら『じゃあ遠慮しておこうか』という風になってしまっていると思うんです。それでもやっぱり、テレビ番組は関西がいちばんおもしろいです。テレビ大阪が『吉本超合金A』のような番組をやっているのならうちでも、という風に、ほかの局に広がっていけばと本気で思ってやってます」とバラエティ番組に懸ける熱い想いも明かしました。

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作家コースを受講する女性からは、「アキナさんはコンビ仲がすごくいいと思うんですが、ほかのコンビと違うと思うところは?」との質問が。秋山は「まずケンカはしない」と断言。山名も「絆がえげつないです」と語ります。強い絆で結ばれている理由は、ふたりに訪れた解散危機。当時組んでいたトリオが解散に見舞われ、これまでの劇場出番やテレビ番組がすべて白紙になるという危機的状況に追い詰められた過去が。その時をふり返り「仕事があることがどれだけ幸せなことかということに気づいた。もう一回ゼロからやり直さないとならない恥ずかしさや悔しさを共有して、もともと仲はよかったですがより絆が深まりました」と語りました。秋山も「出たいのに出られない、やりたいのにやれない。その時期を経験して、これまで当たり前と思っていたことが、当たり前じゃなかったと気づくことができました。だから今も、こうして授業をやらせてもらっていることに対しても本当に幸せに感じます。ひとつひとつの仕事に対するありがたみの感じ方がほかのコンビとは違うかもしれません」と、アキナというコンビの仕事へのスタンスについて深く語りました。

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ほかにも在阪各局のイメージや各局のスタッフの特徴、レギュラー番組の裏話、同期芸人の仲間たちに対する想いなども赤裸々に語ったふたり。

なかでも「一緒に働くスタッフに守って欲しいこと」を語る際は、「嘘をつかないでほしいですね」と秋山。「人は誰だってミスすることはあると思うんです。例えばダブルブッキングしてしまったとき、自分のミスなのに『相手が悪いです』と僕らに嘘をついたとしても、けっこうわかります(笑)。ごまかさずに正直に話してくれる方がいいですね」と話し、これには山名も深くうなずいていました。ほか「挨拶がきちんとできること」も大切だと力説しました。

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アキナの本音が次々と飛び出したアキナの特別授業は、真剣な中に笑いも交え、和気あいあいとした空気が流れる貴重なひとときとなりました。

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YCCでは現在、2018年度4月生の募集中です。現場で活躍するプロの講師陣や芸人を招いての授業はもちろん、エンタメ業界へのつながりが強い吉本興業だからこそ、進路や就職をしっかりサポートします。興味がある方は、YCCよしもとクリエイティブカレッジ公式サイトをぜひチェックしてください!

http://ycc.yoshimoto.co.jp/

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【アキナ】