木﨑チームと稲田チームが爆笑ゲームで激突!「ブサイク芸人の集い〜男前を添えて〜」
2月5日(月)、よしもと漫才劇場にて、「ブサイク芸人の集い〜男前を添えて〜」が開催されました。先月の「第三回上方漫才協会大賞」で発表された、同劇場のブサイク&男前ランキングをもとに、ブサイク芸人たちを集めて行われたこのイベント。トット・多田をはじめ男前芸人も多数出演し、さまざまなゲームで熱いバトルを繰り広げました。
MCを務める多田は、男前ランキングで見事1位を獲得。ブサイク芸人たちの登場を前に、「心の準備をお願いします」と客席に"覚悟"を呼びかけます。
続いて、アインシュタイン・稲田(ブサイク1位)、
てんしとあくま・かんざき(ブサイク2位)、
中山女子短期大学(ブサイク4位)、
ニッポンの社長・ケツ(ブサイク5位)、
マユリカ・中谷(ブサイク6位)、
なにわスワンキーズ・こじまラテ(ブサイク8位)、
ビスケットブラザーズ・原田(ブサイク9位)、
おいでやす小田(ブサイク10位)、
祇園・木﨑(ブサイク7位)が、順番にポーズを決めて登場しました。
各人ノリノリに見えましたが、始まってみると不満が爆発。男前ランキングで2位に入っていた木﨑は、ブサイク芸人としての出演に混乱。男前では多田とアインシュタイン・河井の間、ブサイクでは中谷とこじまラテの間に位置しており、自分の置かれた状況が理解できないようです、おいでやす小田も「おもしろくない、ならまだいいが、ブサイク?」と納得できない様子。そんななか、大差で1位になった稲田だけが達観した表情を見せています。
2位以下は団子状態だったこともあり、「風が吹けば2位が入れ替わっていたはず」と力説するのはかんざき。2年連続で4位に入った中山女子短期大学は、「劇場で一度もブサイクと言われたことがないのに...」と戸惑いを隠せません。相方の阪本も15位に入り、「コンビのアベレージではいちばん高い」と謎の自信をのぞかせた中谷。こじまラテと原田にいたっては、「(自分たちが)死ぬとこ見れると思ってない?」「顔取れると思ってない?」と観客にいらだちをぶつける始末です。
そんななか、「このままでは絵ヅラが悪いので」と男前芸人も呼び込み。河井(男前3位)、ネイビーズアフロ・皆川(男前6位)、ラニーノーズ・洲崎(男前7位)、トット・桑原(男前4位)が客席通路を通って華やかに登場し、ブサイク芸人たちをイラつかせました。
しかし、舞台上では、皆川が洲崎より上の順位であることに、ツッコミが続出。必死の弁明を続ける皆川でしたが、力が入りすぎてメンバーをおびえさせていました。
ここからは、稲田チーム(かんざき、中山女子短期大学、ケツ、中谷、桑原、皆川)と木﨑チーム(こじまラテ、原田、小田、河井、洲崎)に分かれて、いよいよゲーム開始! ブサイク&男前芸人の混成チームで対決します。
ひとつめのゲームは「30秒チャレンジ」。各チームごとに30秒でゲームに挑戦、成功すればポイント獲得となります。先攻の稲田チームは「顔面ラップ破り」。4人の選抜メンバーが顔の力だけでラップを破り、30秒以内に全員成功できればクリアです。桑原が「僕らの仕事じゃない」と拒否したため、かんざき、ケツ、中谷、中山女子短期大学という顔ぶれに。形相で笑いを誘いつつ、確実にクリアしました。
木﨑チームは「客席マシュマロキャッチ」にトライ。客席に下りた河井と原田が、舞台上の木﨑、小田、こじまラテ、洲崎にマシュマロを投げ、30秒以内に全員がみごと口でキャッチできれば成功です。洲崎、こじまラテは早々にクリアし、小田もジャンピングキャッチで客席を沸かせますが、木﨑はなかなか成功できず。河井&原田の横やりもあり、全員キャッチとはなりませんでした。
さらに、稲田チームは「けん玉」にチャレンジし、アンカーとなったかんざきが玉の上にけんを立てる技に成功。ドヤ顔でアピールします。
木﨑チームの「ティッシュふわふわ」チャレンジは、ティッシュが地面に落ちないよう、うちわで煽ぎ続けるというもの。ハラハラドキドキの展開ながら、こちらも大成功に終わりました。
「マシュマロキャッチ」に失敗した木﨑チームからは、代表して木﨑が罰ゲームのえじきに。落下する一斗缶を頭で受けた後、「女性に言われたひどい言葉」を叫ぶことになり、「180あってもギリ無理」というフレーズにメンバーも観客も大爆笑していました。
ふたつめのゲーム「いいところスナイパー」では、チームからひとり「スナイパー=回答者」を選出し、それ以外のメンバーがスナイパーの「いいところ」をスケッチブックに書きます。その後、スナイパーはみんなが書いたであろう「いいところ」を1分以内に当てなければいけません。
先攻の木﨑チームは、河井をスナイパーに指名。河井は洲崎が書いた「笑い声デカイ」はなんとか当てたものの、ほかにはなにひとつ当てられず。思わず「そんなに自分を見つめ直したことないから...」とこぼしていました。
一方の稲田チームからは、皆川がスナイパーに志願。客席からは「えーっ!?」という声が上がり、稲田も「この子あんまり知らんわ」と冷たく言い放ちましたが、熱意に負けて採用に。ところが全員、なかなかペンが進まず、「なんとかひねり出す」状態となりました。意気揚々と「いいところ」を挙げる皆川。しかし、結果はケツが書いた「噛まない=滑舌がいい」のみの正解となり、引き分け...。
最後のゲームは「協力して大喜利答えましょう」。お題の文章中にあるふたつの「○○」を埋め、抽選で選ばれたふたりの回答を組み合わせて笑わせます。抽選は、チームの垣根を越えてランダムに。その結果、さまざまなミラクルが生まれ、爆笑の連続となりました。
「ニッポンの社長が改名! なんて名前? ○○の○○」では、「かりあげ」(原田)の「就活生」(皆川)、「東成区」(河井)の「総理大臣」(こじまラテ)など奇跡のコラボが続々。
「稲田の変わった朝の習慣とは? ○○してから○○する」も大盛り上がりで、コンビでの回答となった「髪をとかして」(河井)「手ぐしでブロー」(稲田)は、あまりの合致ぶりに大きな拍手が! 多田は思わず「怖い!」と叫んでいました。
すべてのゲームを終え、この日、いちばん足を引っ張った人に、罰ゲームが与えられます。全員で「この人!」と思う人物を指さしてみると、全員が多田を指さすなか、中谷だけが「かんざきさん」と別指名。決選投票を経て、なぜかかんざきが、こじまラテから巨大ハリセンの洗礼を受けるはめになりました。
一度目は不発だったため、二度も顔面を叩かれた後、お題「いちばん傷ついたあだ名」に「ガイコツ」と叫んだかんざき。ひときわ大きな笑いに包まれるなか、ひとり打ちひしがれるかんざきをよそに、この日のイベントは幕となりました。
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