福岡にゆかりのある芸人たちが大集合!「九州新喜劇」旗揚げ公演開催レポート
2月16日、「九州をいろいろな形で盛り上げて笑顔を届けたい」という想いのもと、吉本新喜劇の九州版として「九州新喜劇」が立ち上がり、その旗揚げ公演が福岡市のももちパレスで開催されました。
座長には大阪の吉本新喜劇でも副座長を務め活躍した寿一実が就任。座員に福岡で活躍中のコンバット満、ケン坊田中、高田課長を筆頭に現在東京所属のプー&ムー、福岡よしもとに移籍したばかりのサカイストも加わるなど、福岡にゆかりのある芸人たちが一丸となって寿座長のもとに集い、九州新喜劇を盛り上げました。
少し寒さが柔らだとはいえ、まだまだ冷え込む夕暮れ時にもかかわらず、開場の数時間前から並んでくれるファンも。皆さん、ありがとうございます!
福岡在住の吉本ファンをはじめ、福岡のテレビ局やメーカー企業などから、たくさんのお花も届きました。
開場とともに、約800人のお客さんが詰めかけました。九州新喜劇の旗揚げ公演ということもあり、チケットは即完売。満員御礼!
いまかいまかと会場の熱気が高まる中、バラエティパートの5組のネタでスタート。
トップバッターは福岡よしもとのトリオ・だんごばーながコントで会場を盛り上げました。
続いて北九州出身の秋山・馬場を擁するロバート、福岡よしもとのどんぴしゃ、パンクブーブーが登場。
ラストは博多華丸・大吉。割れんばかりの拍手に対し、「お互いにハードルを上げるのはやめましょう」と大吉らしいスタート。
地元なだけに、いつも以上に福岡ならではのホークスネタや地元ローカル限定ネタ満載でお客さんは終始笑いっぱなしでした。
そして、休憩を挟むことなく九州新喜劇がスタート。博多銘菓に並ぶ老舗和菓子屋さん「寿屋」という設定で九州新喜劇「ああ痴呆」がはじまりました。
寿屋の大将は、もちろん寿一実座長。
博多華丸・大吉と同期のコンバット満、高田課長、ケン坊田中の他、福岡で活躍中の芸人も出演し、現在東京で活動中のプー&ムーのおたこプーの登場時のギャグ連発に会場から大きな笑いが起こりました。
ゲストの元モーニング娘。で、現在福岡でタレントとして活躍する中澤裕子がスナックのママとしてマドンナ役で、寿座長の盟友石田靖も物語の重要な役として登場に大きな拍手に包まれました!
博多の老舗和菓子屋を舞台にした遺産相続をめぐる物語「ああ痴呆」はいろいろのサプライズやカーテンコールでの全出演者挨拶などに会場のお客さんも大満足の中、九州新喜劇旗揚げ公演は無事に終焉しました。
関西弁の吉本新喜劇とはまた違う、博多弁が飛び交う新鮮な九州ならは舞台。寿座長の人柄がにじみ出た演出は九州ならではのハートフルな笑いで溢れる物語でした。
なんと寿座長と親交の深い福岡出身の元チェッカーズ・鶴久政治さんが今回九州新喜劇のテーマソングを作曲。
「九州をいろいろな形で盛り上げて笑顔を届けたい」という寿座長の想いは、九州にゆかりのある人々をますます巻き込みながら、盛り上がっていきそうです。
どうぞ次回公演もお楽しみに!
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